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加齢臭・・・

 

枯れ草のような…
干草のような…
古書のような…
ろうそくのロウのような…

 

加齢臭ってそんなふうに言われています。

でも、字面にしてみるとそんな悪臭!って感じはしなくないですか?

どちらかといえば、歳を重ねれば、まあそんなにおいもするだろうと納得できるものです。

 

さてこの加齢臭ですが、意外と最近造られた言葉であり、文字変換に対応してないことも多々あります。
命名したのは、この、高齢者特有のにおいの元となる物質を突き止めた資生堂リサーチセンター研究員の方々。

その物質の名前は2-ノネナール

加齢臭は、40歳台以降(女性においては閉経後)に顕著なものとして知られています。

でもこのにおい、おっちゃんのあの枕のにおいとは違いますよね。

おっちゃんの枕から干草のような香りがしますか?干草の香りに包まれて秋を感じたいと思いますか?

答えはNO

つまり、「親父くせー」と女性から鼻つまみにされるのは、俗に言う加齢臭とは違うものであるということになります。
言うなれば中年臭。今回はこの臭いについて解説したいと思います。

 

ミドル脂臭について

この中年臭、しっかりと命名されております。株式会社マンダムさんが名づけたのは、

ミドル脂臭

なんでも、どんよりとした古い天ぷら油のごとき臭いがするからだそうです。

おもな発生部位として、頭頂部や後頭部、襟足などが挙げられており、なるほど枕の臭いさもありなんと言った感じですが、この原因物質となるのがジアセチルという物質。

漢字で書けば地汗散る(キリッ などと親父ギャグ満開ではますます鼻つまみものにされてしまうこと受けあいなので、共にミドル脂臭について学びましょう。

ジアセチルとは

成因:酵母や乳酸菌などの微生物による発酵の際に生成するほか、コーヒーなどの原料の加熱処理の際に炭水化物の分解によって生じる場合がある。

引用:ウィキペディア

ヒトにおけるその発生メカニズムは、ヒト皮膚上の主要細菌である表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌が汗の中の乳酸を取り込んで代謝し、このジアセチルが産生されることが明らかになっています。

簡単に言うと、中年になって頭から汗をよくかくようになると、その汗から分泌される乳酸が頭皮の細菌たちによって代謝分解されてジアセチルが発生する、ということですね。このジアセチル生成、肌の衰えとともに酸化防止機能が弱まることで促進されていくことになります。

3、40代、ギッシュな僕等は脂を分泌しまくり、高齢者とは一味違った匂いを発生させているわけです。
言い方は変かもしれないけれど、

  • 脂の乗ってる3,40代は脂の匂い
  • ジアセチルが減少をはじめる50代以降、それと共に匂いは徐々に薄れ、残るのが加齢臭

と考えてよさそうです。もちろん個人差はありますが。
出典:株式会社マンダム News Release

ジアセチルは抑制できるのか

マンダムさんによると、102種類の植物エキスのジアセチル抑制効果を評価した結果、フラボノイドが効果的であるとのこと。
天然由来の有機化合物、緑茶で有名なあのフラボノイドですな。

但し、殺菌効果としてジアセチルを抑制するのではなく、あくまでも代謝経路の阻害による抑制である可能性を示唆する結果であるということです。

この、ミドル脂臭対策をリードするのは当然のごとくマンダムさんであり、品揃えも豊富です。

写真出典:マンダムHP

ネット通販レビューによると、カメムシのような、カブトムシのような、時に脂の酸化したようななんとも言い難い香りを発していた夫(スゴイナ・・・)のにおいが消えたそうで。

「枕が臭い!」と奥さんやお子さんに罵られる方はこれで洗髪してみるのもいいかもです。

 

さて、・・・話はこれでは終わりません。

このジアセチルが臭いの元とわかる数年前に、ミドル脂臭とも加齢臭とも違う別の臭いの元を発見したのがLION株式会社さんです。

 

ペラルゴン酸とは

今日を愛する。LION
そのLIONさんが発見した臭いの原因物質、それがペラルゴン酸です。

ペラルゴン酸はどういう臭いを放つのかというと、これまた、

使い古した食用油のにおい

だそうで、

またか!とお嘆きの方も多かろうと思います。

LIONさんが20~40代の男性を対象に独自に行った調査によると、体臭が強くなる時期は34.7歳であるとの結果。人よんで『男の曲がり角』。

物は言いようですが、まんまおっさんですね。

30代男性といえば脂っこいど、それもそのはず皮脂分泌量はピーク、体幹部より分泌された皮脂は酸化し、その一部がペラルゴン酸に変化。
食生活の欧米化は動物性脂肪を大量摂取することに他ならず、血管に蓄積されたコレステロールは、これでもかと皮脂の分泌を増加させるわけですね。

男の曲がり角対策

LIONさんは、ペラルゴン酸に対抗できる抗酸化成分を評価、約90種類の抗酸化物質の中から白羽の矢が立ったのがアカバナ科のメマツヨイグサです。
メマツヨイグサ抽出液は美白効果で有名ですが、抗酸化作用もあるのですね。

そしてLIONさんの尽力によって2008年に体臭発生を抑制する作用を認めます。
参考サイト:LION HP

なぜ20代ではほとんど感じなかった男の体臭が、30代も半ばを過ぎるとこれほど意識されるのでしょう。

若年者は活性酸素や紫外線などから体を守る抗酸化酵素の働きによって酸化分解が行われないのではないか、との見方もあります。参考資料:若年男性における体臭発生機構と体臭制御

 

まとめ

現在は、食生活の偏りや喫煙、酸化等が臭いの主な発生原因と考えられます。

それともうひとつ言えるのは、入浴中に肌をゴシゴシ擦るのは意外とリスキーな行為だということです。洗浄用具によって肌が乾燥しやすくなるんですね。
皮脂だけではなく細胞間脂質や角質細胞まで除去することによって皮脂腺肥大を招き、皮脂分泌量を増加させる恐れがあることが指摘されています。

入浴直後は水の浸透によって肌が潤ったと感じても、その後数十分から数時間を置いて肌が乾燥しやすい人は特に「ゴシゴシ洗い」には気を配るべきでしょう。

今、ちょっと注目している商品がありますので、いずれ購入して当ブログにてレビューしてみようと思っています。

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