歯の役割と、歯の治療についての解説です。

 

歯に関する治療法、予防法など、用語の50音順解説です。

 

人工の歯の根を埋め込む、インプラント治療についての解説です。

 

歯を白く・美しくする、審美歯科とホワイトニングについての解説です。

 

歯並びを治す、矯正治療についての解説です。

 

from事務局


 2009年5月11日、機能を大幅に拡充し全面リニューアルしました『歯のねっと』をご利用頂き誠にありがとうございます。特に「歯に関するお悩み相談」は、ボランティアにてご協力頂いている歯科医師の先生方の‘親身なご回答 ’や‘そのクオリティの高さ’及び‘一件の相談に 複数の歯科医師の先生方のご回答’により、高いご評価を頂いています。
 また、「かかりつけ歯科医師」を探しておられる会員様は、中高年層が中心で8割弱となっており、改めて中高年層の‘歯に対する関心の高さ’を示す結果となっています。

○システム変更のお知らせ
 利用者の皆様方や歯科医師の先生方から‘より多くの相談内容を閲覧したい’との強いご要望が寄せられました。慎重に検討させて頂き、「歯に関するお悩み相談」の一部を変更し、相談内容の全てが見られるように致しました。メニューの「相談内容を見る」に公開させて頂きますが、個人情報保護のため、今まで通り‘匿名(ニックネーム)’とさせて頂きます。

公開相談詳細

タイトル根の治療と不妊治療についてカテゴリ根(神経)の治療
相談者ごん様年齢40歳性別女性
奥から二番目(親知らずをぬかして)の下の歯の根の治療をしているのですが2ヶ月ぐらい前に歯茎が腫れて切開したのですが未だ腫れていてが硬くなってきているようで来週に掻爬(そうは) をすると言われました。

それでもダメなら歯を半分抜くそうです。一年以上治療を続けてますが治らなくてどうしたら良いのかわからず不安です。

他に治療法はないでしょうか?
それとこのような状態で不妊治療を再開するのは無理でしょうか?
酒井 信先生からの回答
長期間に及ぶ治療になり、大変心配されていると思います。1年以上も治療を続けてこられたのでしたなら、その間何度か先生の説明も伺ったと思います。

歯の根の治療(根管治療)は、根の先端の形態が複雑なため、デリケートな治療になります。残念ながら、何回か治療を繰り返しているうちに、根の中で石灰化がおこったり、前回つめたお薬が、完全に取り切れず、目的の場所まで手(器具)が届かず、悪い所を完全に除去、消毒することができない場合もあります。

このような場合は、一時的に症状が治まったとしても、体調が悪くなると、再発する可能性が非常に高いです。治る見込みがない場合は、先生が言われたように、その歯の半分を切断除去して、ブリッジで対応することもやむを得ないかもしれません。

他の治療法としては、根の悪い部分にもよりますが、その部分(根の先っちょ)だけ外科的に除去する方法もありますが、その歯の解剖学的な条件、さらに、ごん様のその歯の周囲の解剖学的条件により、非常に難しい処置になることもあり、主治医の先生にご確認ください。その説明をされなかったのは、ごん様の場合、適応症ではなかったのかもしれません。

服薬が必要になるような歯科治療は、不妊治療と同時にはならないほうが良いと思います。
渡辺 英弥先生からの回答
一年以上治療を続けて治らない場合、あくまで私の考えですが治療方針を変えたほうが良いのではないかと思います。して治る確率のがどのくらいあるのかでも違ってきます。

ただ掻爬(そうは)するということは、歯を支える骨があまり無いようなきがします。予後が悪いような気がします、また腫れる危険性も多少ですがあると思います。

不妊治療が関係しているのであれば、歯を半分抜歯して感染源を早めに取って、次のステップに進んだほうがいいと考えます。歯を残すことはとても大事ですが、不妊治療はもっと大変な場合があります。なるべく早期に良い状態作ったほうが今後のためにもいいと思います。

私は、歯を半分とって、早急に歯の治療を終了させたほうがいいのでは、そう考えます。
河原 雅朗先生からの回答
根っこの治療でお困りのようですね。

根っこの治療はそれこそ手探りで根っこの先のほうまで清掃できるかどうか、またはもしかしたら根っこの先に別の穴があいてしまったり、ヒビが入ってしまったりといったことがあったりと修復不可能なことも起こりえます。

どうしても腫れが引かない場合には、その悪くなった1本の根っこのみ抜いて残った根っこのほうを使用するという方法は少しでも歯を残そうとする処置の一つです。

根っこのほうにがたまるという状況はそれだけであまりよい状況とは言えません。体内で細菌が繁殖して細菌や毒素が少なからず体内に入ってくるという状況です。

ですから不妊治療を始めようということですが、出来れば歯ぐきの腫れがすっきりと引いてしまうように根っこの1本を抜いてしまって細菌感染がない状態にしてからのほうがよいと思います。(私見ですが、、)
田邉 美樹子先生からの回答
治療が1年も続いていて、治らないということであれば、今後この歯が治る可能性は限りなく0に近いと判断されてもよいと思います。

抜歯についても、もし今なら半分で済むのであれば、時間がたてばたつほどもう半分も抜かなければならなくなる可能性が高くなります。
出来るだけ抜く部分は少ない方がよいのではないかと個人的には考えています。
また、不妊治療をされる予定のようですが、今の状態のまま不妊治療をされて歯の化膿が急性化した場合には、お薬などを簡単に飲んで頂けなくなるので、できましたら治療の前に抜歯をお勧めしたいところです。

ただ、これはあくまでもご相談内容からだけでのお話ですから、診察される先生によっては、保存も可能という判断をして下さるケースもないとは言えません。

一度、セカンドオピニオンをお受けになられてはいかがかと存じます。


公開相談で解決しない場合は医師に相談してみよう