おのころ心平です。


本日のQ&Aです。

今日は、感覚の不思議について

学びましょう。

(上)(下)でお送りします。



***


Q1.取り上げていただきたい症状があります。

それはずばり、体臭です。
手術しても体臭がなくならない人が増加しています。

また、魚臭症、トリメチルアミン尿症など、
対処法が確立されてない病気があります。
これについて、どういう考察をすればよいか、
お知恵を拝借したく存じます。


***


僕ら、セラピストやカウンセラー

という種類の人間は、
クライアントさんが発する

きわめて微妙な情報をキャッチし、
増幅できるアンテナというのを

常に磨いています。


それが優れている、ってわけじゃなくて、
そのセラピストの得意な分野で

アンテナを磨く努力をしています。


例えば、僕の知り合いの

鍼灸(東洋医学)の先生などは、
においと背中の様子だけで、

「おい、昨日、●●と●●食ったな」
と言い当ててしまうほどの、

するどいアンテナを持っています。


別に、にんにくとかじゃないんですよ。

寿司でも、フレンチでも当ててしまいます。


東洋医学には、聞診というのがあって、
においも、五感で「聞く」対象なんだそうです。



■脂の生臭さ・・・「肝」の病をうたがいます。

■こげくさい・・・「心」の病をうたがいます。

■腐ったようなにおい・・・「腎」の病をうたがいます。

■生ぐさい・・・「肺」の病をうたがいます。


***


ご質問の中にあるような、

トリメチルアミン尿症などは、


生ぐさい、「肺」に関するにおい


かも知れませんね。


トリメチルアミン尿症による体臭とは、

僕の調べた限りでは、


魚などの多く含まれるレシチンという脂質が、
大腸の腸内細菌の酵素により

「トリメチルアミン」という魚臭に似たニオイ物質に

分解されて、それが体を回って、
呼気や汗や尿の中に排泄されることで

特異的な体臭をつくるものです。


ここで注目は、

「大腸」の腸内細菌の酵素、

という点ですが、


東洋医学では、

表裏一体の陰陽説っていうのがあって、


「大腸」と陰陽の関係にあるのは、

なんと「肺」なんです。


***


日本ではシュタイナー教育で有名な、
ドイツの神秘学者、ルドルフ・シュタイナーいわく、


■肺は、思考にかたさを与える

■肝臓は、行為に向けて力を与える

■腎臓は、魂の営みに生気を与える

■心臓は、内なる支えを与える


と四つの臓器の目的を語っています。


「肺は、思考にかたさを与える」…?


うー、ちょっとややこしくなってきましたね。


シュタイナーは教育論において、
憂鬱質、胆汁質、粘液質、多血質という

4つの気質を重要視しました。


そしてさらにそれは、上の4つの臓器と関連するとし、

肺と憂鬱質との関係を指摘しています。


***


ここでは、はしょって、

憂鬱質のみ説明しますが、


憂鬱質の人は、慎重、熟慮、

石橋をたたいても渡らない人。

深く感じ、深く考え、几帳面で

整理整頓を心がけます。
安心して仕事を任せられる人とは、

憂鬱気質の人のことを言います。


ただ、憂鬱気質の人に、

何か不愉快なことを言おうものなら、
彼らは決して忘れません。
嫌なことをされたりしたら、

いつまでも覚えています。


僕は、この憂鬱質の人が、

恨みや復讐心を頂いたときのエネルギーって
大腸に作用するんじゃないかって考えているんです。


呼吸法に腹式呼吸ってあるでしょ。
「丹田」というへその下あたりに意識を集中するというやつ。


大腸と呼吸(肺)って

こんなとこでも陰陽の関係を見せているんですが、

恨みや復讐心って、

まず呼吸を浅くするんですよね。

呼吸が浅いと、丹田に「気」が充実しない。


つまり、おなかに力が入らなくなるんです。



⇒夕方の記事に続く。



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