前回オイル交換してから、1000kmを超えました。
次に何を使おうか?と思い、エンジンオイルについていろいろ検索してみました。の自分用覚書です。
1章
一言でエンジンオイルと言いますが、オイルの精製・製造方法の違いによって大きく2つの種類が有ります。
a-鉱物油
b-化学合成油
かなりザクッとした説明となってしまいますが・・・
a-鉱物油は原油から石油を精製する過程でできる余り物から、精製されたオイル。
精製過程が比較的簡素なためコスト的に安く生産できる。デメリットとしては、不純物が多い。
b-化学合成油は、①鉱物油精製後にさらに化学分解⇒合成を繰り返し、目的別の成分調整したオイル。
メリットはオイルの純度&性能。デメリットは製造コストがかかるため販売価格が高い。
性能は目的に依存するため、一概に化学合成油だからと言って性能良いと単純解釈するべきではない。
2章
上記内容を踏まえた上で、
現状の市販オイルは製法や成分の違いにより、5つのグループ(API規格)に別けられる。
グループ1
a-の鉱物油は、原油の産地により、さらにザクッと2種類ある(昔は2種を別としていた)。
a1-ナフテン系⇒中東産の原油
a2-パラフィン系⇒北米産の原油
昔(戦前戦後あたり)は北米産パラフィン系の方が、不純物の少なさや分子構造の違いから、良質のオイルとされていた。その後、(戦後~冷戦期あたり)のアメリカの情報統制や輸出制限、あるいは産出量の少なさ(希少性を良い物と思いがち)によってパラフィン系マンセーな風潮になった。しかし、現在は精製精度の向上や品質改善により、都市伝説的な違いは無い。希少性を謳う広告はステマ。
グループ2
鉱物油をさらに水素化処理精製と言う精製処理されたオイル。
グループ1で問題視された不純物などを極力取り除いたオイル。現状の、「鉱物油」と言われるオイル群では一番上のランクとなる。
グループ3
鉱物油を高度水素分解精製したベース油に、他の化学合成成分を混ぜた油。各メーカーによって成分調整の幅が広く、ぶっちゃけ「何が入っているか不明?」なクラスと言える。値段はソコソコ高い。
部分合成油・混合合成油などと呼ばれる。最近では用途の多様化により、下記クラス(上位クラス)の基準では対応できない用途向けの製品も、ココに含まれる事が多い。
ここから先が化学合成油クラスとなる。
名前のごとく化学の力?で様々な配合がある。
しかし、バイク用のエンジンオイルを選ぶ時に知っておくと便利なワードとしては、まずは2個。
PAO ⇒グループ4
エステル系 ⇒グループ5
グループ4 PAO
主にモービルが製造元になり各オイルメーカーに販売しているベースオイルの一種。ポリαオレフィンの略。
現状で最も価格と性能のバランスが取れたベースオイルと言える。一般的に化学合成油というと、このPAOベースのオイルを指す。メーカー各社さまざまな配合が有り、下記エステル系や他の高価な成分の配合率などによって値段も上下する。
グループ5 エステル系(グループ1~4には入らない物)
エステル系は、植物由来の成分より化学合成される。上記までの石油由来のオイルとは根本的に異なる。
オイル自身を金属に吸着させる効果があるため、厚い油膜を作りやすい。従来のオイル(石油由来)では、厚い油膜を得るために、高い粘度のオイルが必要であったが、エステル系では粘度の低いオイルでも可能になるため、フリクション低減(燃費向上など)に効果あり。しかし、非常に高価な事と耐久性に難あり、エステル配合率の高い製品はレース用など特殊な用途向け。
3章 備考
★エステルはゴム素材を軟化させる。
★また、PAOはゴム素材を硬化させる。
古いオートバイなどは、エンジン内部に使われている素材がこれら化学合成オイルに対応していないケースもあり、場合によってはガスケットやゴムシールなどを腐食させる恐れがある。
と言われている。
★しかし、戦前の陸王や、古いトライアンフ等ならともかく、70年代以降の国産バイクで、エンジン内に生ゴムを使っているとは考えにくい。恐らく都市伝説だろう。ちなみに、サラダ油だって成分としてはエステル系と言える。まぁ、気のせいだろうと認識しているが、怖くて使えない。
★マルチグレード表記(例10w-40)では、低温⇒高温の差が大きいほど、良いオイルのように感じられるが、平行輸品などの極端に安い製品では、ポリマーが多様されているものが多い。
★ポリマーは増粘材と呼ばれる。素材は名前のとおり樹脂のため、多用するとエンジン内に蓄積する。
★化学合成オイルを始めて使う人が、手始めに安いオイルを購入して、なんだか拗らせて、「化学合成オイルは漏れる」等の伝説を、まことしやかに吹聴しているようにも思える。
★上記グループ1~4に含まれないオイル基剤としてXHVIと言う物(グループ5に含まれる)もある。これは天然ガスから精製したもの。シェルしか作っていない。そのため、謳い文句がメーカーの一方的になってしまうが、
・粘度指数が極めて高い
・せん断安定性が良い
・熱・酸化安定性が良い
・蒸発損失が少ない
等、いいことづくめな印象。他製品との比較データはない。
★超高級オイルに含まれるアルキルナフタレンの効能
・粘度指数が極めて高い
・せん断安定性が良い
・熱・酸化安定性が良い
・蒸発損失が少ない
上記XHVIと同じような効能を謳っている。どちらも、オイルに求める理想像として、生暖かく捉えるべきであろう。
次に何を使おうか?と思い、エンジンオイルについていろいろ検索してみました。の自分用覚書です。
1章
一言でエンジンオイルと言いますが、オイルの精製・製造方法の違いによって大きく2つの種類が有ります。
a-鉱物油
b-化学合成油
かなりザクッとした説明となってしまいますが・・・
a-鉱物油は原油から石油を精製する過程でできる余り物から、精製されたオイル。
精製過程が比較的簡素なためコスト的に安く生産できる。デメリットとしては、不純物が多い。
b-化学合成油は、①鉱物油精製後にさらに化学分解⇒合成を繰り返し、目的別の成分調整したオイル。
メリットはオイルの純度&性能。デメリットは製造コストがかかるため販売価格が高い。
性能は目的に依存するため、一概に化学合成油だからと言って性能良いと単純解釈するべきではない。
2章
上記内容を踏まえた上で、
現状の市販オイルは製法や成分の違いにより、5つのグループ(API規格)に別けられる。
グループ1
a-の鉱物油は、原油の産地により、さらにザクッと2種類ある(昔は2種を別としていた)。
a1-ナフテン系⇒中東産の原油
a2-パラフィン系⇒北米産の原油
昔(戦前戦後あたり)は北米産パラフィン系の方が、不純物の少なさや分子構造の違いから、良質のオイルとされていた。その後、(戦後~冷戦期あたり)のアメリカの情報統制や輸出制限、あるいは産出量の少なさ(希少性を良い物と思いがち)によってパラフィン系マンセーな風潮になった。しかし、現在は精製精度の向上や品質改善により、都市伝説的な違いは無い。希少性を謳う広告はステマ。
グループ2
鉱物油をさらに水素化処理精製と言う精製処理されたオイル。
グループ1で問題視された不純物などを極力取り除いたオイル。現状の、「鉱物油」と言われるオイル群では一番上のランクとなる。
グループ3
鉱物油を高度水素分解精製したベース油に、他の化学合成成分を混ぜた油。各メーカーによって成分調整の幅が広く、ぶっちゃけ「何が入っているか不明?」なクラスと言える。値段はソコソコ高い。
部分合成油・混合合成油などと呼ばれる。最近では用途の多様化により、下記クラス(上位クラス)の基準では対応できない用途向けの製品も、ココに含まれる事が多い。
ここから先が化学合成油クラスとなる。
名前のごとく化学の力?で様々な配合がある。
しかし、バイク用のエンジンオイルを選ぶ時に知っておくと便利なワードとしては、まずは2個。
PAO ⇒グループ4
エステル系 ⇒グループ5
グループ4 PAO
主にモービルが製造元になり各オイルメーカーに販売しているベースオイルの一種。ポリαオレフィンの略。
現状で最も価格と性能のバランスが取れたベースオイルと言える。一般的に化学合成油というと、このPAOベースのオイルを指す。メーカー各社さまざまな配合が有り、下記エステル系や他の高価な成分の配合率などによって値段も上下する。
グループ5 エステル系(グループ1~4には入らない物)
エステル系は、植物由来の成分より化学合成される。上記までの石油由来のオイルとは根本的に異なる。
オイル自身を金属に吸着させる効果があるため、厚い油膜を作りやすい。従来のオイル(石油由来)では、厚い油膜を得るために、高い粘度のオイルが必要であったが、エステル系では粘度の低いオイルでも可能になるため、フリクション低減(燃費向上など)に効果あり。しかし、非常に高価な事と耐久性に難あり、エステル配合率の高い製品はレース用など特殊な用途向け。
3章 備考
★エステルはゴム素材を軟化させる。
★また、PAOはゴム素材を硬化させる。
古いオートバイなどは、エンジン内部に使われている素材がこれら化学合成オイルに対応していないケースもあり、場合によってはガスケットやゴムシールなどを腐食させる恐れがある。
と言われている。
★しかし、戦前の陸王や、古いトライアンフ等ならともかく、70年代以降の国産バイクで、エンジン内に生ゴムを使っているとは考えにくい。恐らく都市伝説だろう。ちなみに、サラダ油だって成分としてはエステル系と言える。まぁ、気のせいだろうと認識しているが、怖くて使えない。
★マルチグレード表記(例10w-40)では、低温⇒高温の差が大きいほど、良いオイルのように感じられるが、平行輸品などの極端に安い製品では、ポリマーが多様されているものが多い。
★ポリマーは増粘材と呼ばれる。素材は名前のとおり樹脂のため、多用するとエンジン内に蓄積する。
★化学合成オイルを始めて使う人が、手始めに安いオイルを購入して、なんだか拗らせて、「化学合成オイルは漏れる」等の伝説を、まことしやかに吹聴しているようにも思える。
★上記グループ1~4に含まれないオイル基剤としてXHVIと言う物(グループ5に含まれる)もある。これは天然ガスから精製したもの。シェルしか作っていない。そのため、謳い文句がメーカーの一方的になってしまうが、
・粘度指数が極めて高い
・せん断安定性が良い
・熱・酸化安定性が良い
・蒸発損失が少ない
等、いいことづくめな印象。他製品との比較データはない。
★超高級オイルに含まれるアルキルナフタレンの効能
・粘度指数が極めて高い
・せん断安定性が良い
・熱・酸化安定性が良い
・蒸発損失が少ない
上記XHVIと同じような効能を謳っている。どちらも、オイルに求める理想像として、生暖かく捉えるべきであろう。
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Re:無題
普段、街中を普通に走る分には一般的なオイルをこまめに交換するのが、一番良さそうですよね。下手に良いオイル入れて、も性能差を体感できないし(^_^;)
2016-02-19 17:59:45