ニキビがかゆい時ってどうしたら良いの?正しいスキンケア方法まとめ

ニキビはかゆみを伴うことがあります。急にかゆくなると、思わず掻いたりかゆみ止めを塗ったりしてしまいがちですが、ニキビにはあまりよいこととは言えません。ニキビのかゆみは正しいスキンケアを行うことで十分改善が期待できるもの。ここでは効果的なスキンケア法、やってはいけないNG行動など、ニキビのかゆみ対策を詳しく解説します!


かゆくても掻かないで!悪化を防ぐ対処法を紹介

顔にできたニキビ、急にむずがゆくなったことがありませんか?

例えば、まだニキビとも言えないような毛穴詰まり。かゆいな~と思ってポリポリ掻いていたら翌日には見事なニキビに!なんて経験はないでしょうか。また、赤くなったニキビがなぜか急にかゆくなることもありますよね。

掻けば痛いし、放ってもおけないし、もうどうしたらいいの?とやけになりそうですが、ちょっと我慢してください!ニキビを掻くのは悪化に繋がる恐れがあるからです。炎症や化膿、最悪跡を残すニキビに進行しかねません。

ではどうすればいいのでしょうか?ニキビのかゆみは困りものですが、適切な対処をすれば改善は可能です。原因も併せて知っておくことで、悪化を防ぎましょう!

ニキビがかゆくなる原因

ニキビがかゆくなる原因はいくつか考えられます。どれか一つ、ではなく、複数が関係して起こっていることもあるでしょう。思い当たることはないか、自分の体質や日頃の生活スタイルを見直してみてください。

肌の乾燥

肌の乾燥は皮脂や水分など、本来保護してくれる成分が不足することで起こります。特に、大人ニキビの場合、肌の水分量が低下して乾燥し、毛穴が詰まって起こりやすいもの。ニキビそのものでなく、周辺の肌が乾燥してかゆいという可能性が考えられます。

乾燥した肌は掻くと傷がついて雑菌が入りやすくなったり、刺激に弱くなるので、保湿するなどして対処しましょう。

雑菌の繁殖による影響

肌の表面にはさまざまな種類の常在菌が存在していますが、何らかの原因でそれらが繁殖してかゆみを引き起こすことがあります。

よく言われるのは、枕やシーツなどの寝具のカバー、タオルなど毎日肌に触れるものが汚れているとよくない、というもの。心当たりがあったらこまめに取り換えるようにしましょう。

すべてが雑菌のせいとは言い切れませんが、ニキビができている部位は刺激に弱くなっているもの。普段よりもかゆみを感じやすくなることは十分考えられます。

また、すでに述べたように、搔きむしったところから雑菌が入ってさらにかゆくなる…という悪循環もありうるでしょう。

ニキビ薬の影響

ディフェリンゲルなど、ニキビを治療するための薬の影響でかゆみが起こることはよく知られています。ニキビの改善に伴って表れることが多いので、治療に苦痛を感じる人もいるのだとか。

もし、ニキビ治療薬を服用または塗布中で、こうした症状が出てきたら、皮膚科で相談しましょう。市販の薬の場合も、薬剤師がいるドラッグストアなどで問い合わせてみてください。

化粧水や化粧品が合っていない

肌のタイプに合っていない基礎化粧品を使うこともかゆみの原因になります。

例えば、乾燥肌の人が皮脂多めの人向けの「さっぱりタイプ」を使うと、余計に乾燥がひどくなることも。また、ニキビ用化粧品の多くは、皮脂を抑制する働きがあるので、普段から乾燥気味の人は使わないようにしましょう。

言うまでもなく、乾燥はかゆみを引き起こしやすいので、大人ニキビができている人は保湿効果の高い化粧品を選んでくださいね。

脂漏性湿疹が併発

頭皮や額、鼻など皮脂分泌の多い部位の場合、脂漏性湿疹(脂漏性皮膚炎)を併発している可能性があります。

かゆみだけでなく、皮膚が赤くなったり、かさついたりする他、皮膚がはがれてくるので頭皮にできるとフケと間違える人もいます。また、加齢臭のような臭いを発することもあるとか。

過剰な皮脂分泌や、ホルモンバランスの乱れ、ストレス、シャンプー・ボディソープのすすぎ残しなどの原因が考えられますが、繰り返し発症することが多いので、早めに皮膚科を受診しましょう。

ヒスタミンという物質の影響

ヒスタミンは体内に異物が侵入した時に、対抗するために放出される物質です。末梢神経や血管内壁、粘膜などに存在するヒスタミン受容体と結合して、鼻ならくしゃみや鼻水を出して異物を外に追い出そうとしますが、皮膚の場合は腫れを起こして、集まった免疫細胞が戦う余地を作るのです。

炎症やかゆみが起こるのはそのため。ニキビがかゆくなるのは、雑菌などが入り込んでヒスタミンが放出されているのかもしれません。

マラセチア菌の影響

ニキビの原因菌・アクネ菌同様、常在菌の一つであるマラセチア菌。カビの一種で、皮脂分泌の多いところで増殖する特徴を持っており、その結果引き起こされるマラセチア毛包炎はニキビと区別がつきにくいとされています。

しかし、自然治癒することはないので、ニキビに似た症状でかゆみがあり、なかなか治らない場合はマラセチア菌が原因であることを疑って、皮膚科を受診しましょう。

かゆくなった時の対処法

原因がわかっても、「かゆいのには変わりない!どうしたらいいの?」というのが正直なところですよね。

そこで、ニキビのかゆみを抑える方法をいくつか紹介します。難しいことはありませんので、「かゆい!」と思ったら試してみてくださいね。

保湿を十分に行う

まずは普段から乾燥予防も兼ねて、しっかり保湿しましょう。この時、自分の肌質に合った基礎化粧品を選ぶことが大切です。

すでに述べたように、肌質に合わない化粧品は乾燥だけでなくかゆみや新たなニキビの原因になることもあるからです。

補うべきは油分でなく水分。もちろん適度な油分も必要ですが、水分量が十分でなければバリア機能も低下してしまいます。

炎症を起こしている可能性があるニキビには抗炎症作用のあるスキンケアを

オルビスのクリアシリーズはニキビに対して抗炎症作用が期待できる基礎化粧品シリーズです。ノンコメドジェニック化粧品としてテストをパスしていることもあり、有効性が認められているためおすすめです。

保湿化粧水だけでなく、洗顔料もすべてついているので一連のスキンケアがおこなえます。

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薬を使用する

かゆみの原因によっては塗り薬で抑えることができます。

例えば、乾燥ニキビがかゆいという場合は、オロナインのように殺菌効果があり、保湿もしてくれる塗り薬を試してみてください。オロナインは肌の表面を覆って、水分を逃がさないようにしてくれるので、しっかり化粧水を浸透させた後に使うと効果的です。

ヒスタミンによるものと思われるのであれば、抗ヒスタミン剤を。薬剤師のいるドラッグストアで相談してみましょう。

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応急処置として「冷やす」

血行を滞らせるためあまりおすすめはしませんが、どうしてもかゆくて我慢できないという時は、応急処置として冷やしてみてください。

ただし、直接ニキビに氷を当てたりしないように。保冷剤をタオルやハンカチに包んで使いましょう。かゆみが治まったらすぐにやめてくださいね。

皮膚科を受診する

なかなかかゆみが治まらない時は、ニキビの治療も兼ねて皮膚科を受診してみてください。

脂漏性皮膚炎やマラセチア毛包炎など、ニキビ以外の皮膚病の可能性もあるからです。また、ニキビによるものだとしても併せて相談し、かゆみ止めなどを処方してもらうとよいでしょう。

日本皮膚科学会による尋常性痤瘡治療ガイドライン2016ではニキビの早期治療を推奨しています。

日本皮膚科学会による尋常性痤瘡治療ガイドライン2016より引用
軽症の症状でも瘢痕を残しうるが,早期の治療により瘢痕が予防できることを示唆するデータが示されている.

【顔の場所別】かゆみがあるニキビのケア方法

顔のニキビはただでさえ目立つのに、掻いて傷がついたり赤みがひどくなったりしては困りますよね。これまで紹介したかゆみ対策の他、かゆみのあるニキビができやすい部位や、そのケア方法について詳しく解説します。

前髪などの外部刺激が多いおでこ

最近流行の厚めバング、おしゃれで可愛いですよね。でも、おでこは汗をかきやすく、皮脂分泌も多い部位。前髪で覆ってしまうと、通気性が悪くなり蒸れてしまうことがあります。

おでこのニキビがかゆい時
●なるべくおでこに前髪がかからない髪型にする
●柔らかい素材のハンカチで汗を抑えてから保湿する

毛穴が一番密集している鼻

鼻は顔の中でも最も毛穴が多く、皮脂分泌も活発な部位です。その分、毛穴詰まりやニキビも起こりやすいので、普段からしっかりケアしたいですね。

鼻にニキビができると、出っ張っているからかついいじってしまいがちですが、雑菌の繁殖や刺激を避けるためになるべく触らないようにしましょう。


鼻のニキビがかゆい時
●乾燥している可能性が高いのでしっかり保湿する

虫刺されの薬など、かゆみ止めはなるべく使わない方がよいのですが、どうしてもかゆくて我慢できない、熱を持っているような感じがするという時は、応急処置として軽くつけてください。掻いて傷をつけたり雑菌が入ってしまうよりはよいでしょう。

ニキビ症状が一番出やすいあご

乾燥しやすいあごは大人ニキビの好発部位です。複数いっぺんにできることも珍しくありませんよね。

また、頬杖をついたりあごを触る癖のある人は注意しましょう。頻繁に触れることが刺激となり、ニキビが悪化することがあるためです。

あごのニキビがかゆい時
●保湿効果の高い基礎化粧品を使い、たっぷりの水分と適度な油分で保湿する

ジェル状のものなら、保湿しながらひんやりした感触でニキビのかゆみを抑える効果も期待できます。

ニキビの種類で違うスキンケア方法

ニキビのかゆみを改善するにはスキンケアが重要です。しかし、その方法は一律ではありません。ニキビの段階によって少し異なるのです。

考えてみれば、ニキビの治療法も白ニキビと赤ニキビでは違いますよね。それでなくてもニキビのできた肌は普段より刺激に弱くなっています。いたわるような気持ちでケアしてあげましょう。

白ニキビのスキンケア

白ニキビは毛穴に皮脂が詰まった状態で、まだ炎症も起きていない初期の段階です。この時点で起こるかゆみのほとんどは、乾燥や肌のバリア機能が低下していることで刺激に弱くなっていることが原因です。

また、乾燥は肌の表面の肥厚化やターンオーバーの乱れにも繋がります。毛穴が硬く、狭くなってしまうことで少ない皮脂でも詰まりやすくなりますし、肌を潤すために皮脂分泌が活発になるという困った状態にも。

まずはセラミド配合で保湿効果の高い基礎化粧品を使って、肌に水分を補い、乾燥を改善しましょう。また、洗顔も大切ですが、基本は一日2回程度で十分。詰まった皮脂を落とそうと、洗いすぎないように気をつけてください。

赤ニキビのスキンケア

赤ニキビは炎症を起こしている状態ですから、直接掻くのはもってのほかです。掻き崩すことで炎症がさらに広がったり、指や爪に付着している雑菌が入り込んで化膿してしまう恐れも…。

赤ニキビがかゆい時はローションパックがおすすめ。コットンやシートマスクにたっぷりローションをしみこませて、かゆい部分に当てましょう。スキンケアしながらかゆみを鎮めることができます。

この時、ローションを冷蔵庫で冷やす必要はありません。冷やしすぎは乾燥に繋がるので、大人ニキビの場合、症状を悪化させることにもなりかねないからです。

痛みを伴う時

かゆいのに触ると痛みがある…こんなニキビは、自分で何とかしようとしてはいけません!痛みがあるニキビは内部で化膿していることが考えられます。下手に触って潰したり傷をつけてしまうと、跡を残す恐れも。

このようなニキビは皮膚科で治療してもらうことをおすすめします。

かゆいニキビへのNG行動!これだけはやめて

かゆいニキビ対策について、いろいろ紹介してきましたが、ここで反対に「絶対やってはいけないこと」を挙げておきます。

なぜかというと、どれも普段の生活の中でついやってしまいがちなことばかりだから。健康な肌には問題なくても、ニキビができている時には思わぬ負担や悪化の原因になることもあります。意識して自分で抑えるようにしてくださいね。

患部を掻く

やってはいけないことNO.1です。虫刺されやじんましんでも掻きむしれば皮膚の表面に細かい傷がついてひりひりしたり、血が出たりしますよね。そこから雑菌が入って腫れてしまうこともあります。

ニキビになっている部分は、すでに炎症を起こしていたり、腫れていたりするもの。そこを掻けば悪化は免れません。また、炎症がさらに広がってしまう恐れもあります。ニキビを掻くのは絶対にやめましょう。

乳液だけを使用する

ニキビのかゆみを抑えるのに保湿は大切ですし有効ですが、乳液やクリームだけをつけても改善には繋がりません。

そもそも乳液は、化粧水で補った水分を肌から逃がさないように使うもの。乾燥した状態ではその効果は期待できないでしょう。

水分をしっかり補給してから乳液やクリームで膜を作って潤いをキープする、これがスキンケアの基本です。

温める

患部を温めるのもあまり意味はないでしょう。血行が促進されるため、かえってかゆくなることも考えられます。

冷やすのと同様、一時的には抑えられるかもしれませんが、おすすめはしません。

紫外線を浴びる

紫外線には殺菌作用があります。以前は赤ちゃんの肌を皮膚病から守るために、日光浴が推奨されていたことをご存じの方もいるでしょう。

しかし、それは昔の話です!近年では紫外線量が増加しており、日光を浴びるのはメリットよりもデメリットの方が多くなっています。ニキビができているならなおのこと。アクネ菌は紫外線を浴びて、毒素を発生させるという説もあります。

紫外線でアクネ菌を殺菌して、ニキビやかゆみを改善しよう…なんてことは考えないでくださいね。

かゆい時こそ冷静に!スキンケア方法が美肌への近道♪

人間は痛みには慣れても、かゆみは我慢できないと言われています。それだけ不快でストレスを感じるものですが、適切なスキンケアで改善することは十分可能。

応急処置ばかりでしのぐのでなく、スキンケアをしっかりするようにしましょう。併せてニキビのケアや治療も行って、かゆみを元から治し、美肌を目指してくださいね。

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