黄ぐすみってなに?
もうすぐ7月ですね。紫外線がもっとも強くなる時期です。
紫外線といえば、日焼けやシミなどが気になるところですが、それだけはありません。
あなたの肌に、もっと怖い現象が起きているかもしれません。
それが「黄ぐすみ」
黄ぐすみとは、肌が黄色くくすんでしまう現象です。
紫外線が肌の奥(真皮)まで到達することで、知らず知らずに引き起こされることが、近年の研究でわかってきました。
ある化粧品会社のアンケート調査によると、63%以上の人が、黄ぐすみがあることで老けて見えると回答しています。
番組ではこうした黄ぐすみのメカニズムに加え、黄ぐすみを防ぐための予防法や、メークによるカバー方法についてお伝えしました。
どうして、黄ぐすみになるの?
千葉科学大学薬学部の平尾哲二教授によれば、黄ぐすみは紫外線によって引き起こされるのですが、短期的な日焼けとは引き起こされるしくみが違うそうです。
肌が赤くなったり、黒くなったりする短期的な日焼けは、紫外線が表皮に到達し、メラニンが作られます。
でも、表皮は生まれ変わり(ターンオーバー)が早いので、4週間から6週間程度で元の肌に戻ります。
ところが、黄ぐすみは、紫外線が皮膚の奥の真皮に到達し、真皮のタンパク質が黄色くなって起こる現象です。
真皮は、表皮と異なり、生まれ変わるのに時間がかかります。10年単位ともいわれるほど。
その間、紫外線を浴びれば、浴びるほど、肌の黄色みが増していきます。
つまり、長期的に蓄積する日焼けといえましょう。
黄ぐすみを防ぐために!
日焼け止めを選ぶ
黄ぐすみを防ぐには、紫外線をしっかり防ぐことが大切。
紫外線には、UVAとUVBがありますが、黄ぐすみの主な原因となっているのは、真皮まで届くUVAです。
UVAを防ぐための、適切な日焼け止めを選びましょう。
日焼け止めに記載されている表示に注目しましょう。
SPFとか、PAとか記載されていますが、注目すべきはPAという表示です。
PAとは、UVA、A波をプロテクト、つまり防ぐということを表しています。
ちなみに、PA+などのプラスは効果の高さを表しています。このプラスが多いほど効果が高い(最大で4プラス)のです。
ですが、皮膚科医の吉木伸子先生によれば、効果が高いものほど強い薬品となっているので、長時間使用するとかぶれるなどのおそれもあるとか。
レジャーなどで長時間、屋外で過ごす場合は、効果が高いものを、日常生活では2プラスなどで十分だそうです。
日焼け止めの塗り方
黄ぐすみを防ぐ、日焼け止めの使い方です。
使う量の目安は、顔全体で500円玉くらいの大きさ。
使う量で効果が変わってくるそうですよ。
使う量が半分だと、効果は半分……ではなく、1/4になってしまうそう。
なんとなく、使うのが惜しくて、節約してしまったりしますが(苦笑)
しっかりと目安の量を使いましょうね。
そして、塗り方も大切です。
ありがちなのが、手のひらで顔を拭くように塗る方法。
これだと、手のひらばかりに日焼け止めがつき、顔にはあまり残りません。
また、頬骨など、高くなっている部分につけた日焼け止めがとれてしまいがち。
しっかりと顔につけるには、手のひらを丸くし、肌を包むようにポンポンと優しくのせるのがポイントです。
さらに、塗り残しやすいくぼんだ部分は、中指と薬指(きつねの指だそう・笑)でやさしく塗りましょう。
塗り終わった後は、日焼け止めが肌に浸透するまで15分間程度、外出やメークを待つことも重要なポイントです。
浸透する前に外出してしまうと、汗などで日焼け止めが流れてしまい、効果が出ません。
黄ぐすみになってしまったら
予防していくのは大切ですが、すでにくすんでいたらどうしましょう?
それには、メイクの力を借りましょう!
基本は2つ。
- パープル系の下地を使う
- 血色感の出るファンデーションを使う
パープル系の下地を使う
パープル系の下地を使うことで、黄色味の強い肌色を補正することができます。
化粧下地をつけるタイミングは、基礎化粧品をつけた後、ファンデーションをつける前です。
効果を強めたいからと多く使うと、不自然な顔色になってしまうので、適量を守りましょう。
血色感の出るファンデーションを使う
パープル系の下地を使って、色が白くなったのはいいけど、なんだか不自然に感じる時は、血色感の出るファンデーションを使いましょう。
ツヤが出る、粒子が細かいタイプだと、薄くてもきれいにカバーでき、厚塗り感が出ません。
黄ぐすみQ&A
Q.黄ぐすみがあるかどうかは、どうやって調べるの?
二の腕で確認しましょう。
二の腕の内側は、日焼けしにくいところです。
メイクを落としたすっぴんの状態で、鏡の前で腕を上げて、顔と二の腕の内側の色の違いを確認してみましょう。
Q.下地を塗る順番は?
まず、基礎化粧品を塗ってから、日焼け止めを塗ります。
化粧水→乳液やクリーム→日焼け止め→ファンデーションとなります。
番組でパープル系の下地が登場した時、ファンケルで販売していたなぁと思ったら、写真のすみに「写真提供:ファンケル化粧品」とあり、笑っちゃいました。
パープルでなくても、ブルー系でも効果があるようです。お試しください。
私は、黄ぐすみのことをあまり考えておらず、ふつ~の下地を使っていましたが、今、二の腕でチェックしてみたら、しっかり黄ぐすんでました……。
これから、パープル系の下地にしたいと思います。
応援のクリック、ありがとうございます。