2015年10月30日
昨夜のNHK「クローズアップ現代」、ご覧になりました?
「海に漂う“見えないゴミ” ~マイクロプラスチックの脅威~」というタイトルでした。
東京農工大学教授高田秀重氏による調査研究報告と問題指摘でしたが・・・
いや~、大変こわい話でした!
何がって・・世界の海にビックリするほど大量の細かなプラスチック(マイクロプラスチック)が流れ込んでおり、それを魚が食べて体内に有害物質を蓄積する恐れがあり、食物連鎖で環境全体を汚染し、その魚を食べる私たち人間にも深刻な影響を与えるというものなのです。
実際に高田氏の研究チームが海から採取した水に、プランクトンに混じってたくさんの極小プラスチックがTV画面に映し出されたときは、目が釘付けになりました。
それがまた、海には「太平洋ゴミベルト」というのがあって潮の流れによってゴミが溜まる地帯があるのですが、日本はすっぽりその「太平洋ゴミベルト」の中に入っていて、日本の近海のプラスチック汚染度は他の30倍だというのです。
魚、大丈夫かなぁ・・・と心配・・福島の事故以降は放射能ばっかり気にしていましたが・・こんなことも。
一見、きれいに見える海。しかし、その中に大量に漂っている微細な物質がありました。大きさ5㎜以下のプラスチック=“マイクロプラスチック”です。
「世界中から海に流れ出るプラスチックの量は、推計最大1300万トン。それが砕け目に見えないほど小さくなり、海に漂っているのだ。“マイクロプラスチック”は、海水中の油に溶けやすい有害物質を吸着させる特徴を持っていて、100万倍に濃縮させるという研究結果も出ていて、生態系への影響が懸念され始めている。今年のG7でも、マイクロプラスチックの問題が、世界的課題だと指摘され、日本の環境省も大規模調査を開始している。世界の海で何がおきているのか。マイクロプラスチック汚染の実態と、始まった対策を追う」 ・・という番組でした。
マイクロプラスチックとは、あまりなじみのない言葉かもしれませんが、実は私たちの生活に入り込んできており、案外家の中にあったりします。マイクロビーズとも呼ばれます。
クローズアップ現代では、スーパーなどにある買い物袋(プラスチックバッグ)にも言及していて、
ヨーロッパでは一年平均一人使用量が40枚なのに対して、日本は一人300枚という数字にも驚きました。買い物袋持参が普及してきたと思っていても、こんな現状なのですね・・。
My News Japanの過去記事にも参考になるものがあるので紹介します。
<花王、資生堂、マンダム… 洗顔料・歯磨き粉・ボディソープ等に眼球損傷&環境汚染のプラスチック微粒子「マイクロビーズ」使用、米欧では規制進む>という記事ですが、
ジャーナリスト佐々木氏の調査によると・・・
私たちに聞きなれないマイクロビーズは、スクラブ(肌表面の古くなった角質を除去する)をうたった、『洗顔剤』『歯磨き粉』『ボディソープ』などに使われる『微細なプラスチック粒子』で、古い皮膚や汚れをこすり落とす効果があり、マイクロビーズの大きさは1mm以下で、消費者のバスルームや洗面所から下水処理施設のフィルターを通過して川や湖、海に、毎年何百万トンも流れ込んでいるとのこと。
環境汚染のリスクが高く、昨年2月に米国で規制法案が提出されたのを機に、欧米の化粧品メーカーが相次いで自主規制を発表したが、日本での規制はなく企業は使いたい放題。
佐々木氏は日本市場での状況を知るためランキング上位130製品を調査。結果を明らかにしているので、知りたい方は下記サイトでご覧ください。
佐々木奎一 http://www.mynewsjapan.com/reports/2060
マンダムや花王などを中心に、ボディショップなど環境保護をうたうメーカーも平気で使用している一方、眼を傷つけるリスクがありながら、資生堂はベビーパウダーやハンドクリームにマイクロビーズ成分を使用しています。
「歯磨き粉」部門で人気の「アクアフレッシュ エクストリームクリーン ホワイトニング+」(グラクソ・スミスクライン製)、ヤフーランキングの男性洗顔料2、3、5位にランクインされている「アラミスラボシリーズ マルチアクションフェースウオッシュ」(ELGC製)。ヤフーランキングの男性洗顔料9位「ギャツビー薬用フェイシャルウォッシュ パーフェクトスクラブ」(マンダム製)、確実に入っています。
というか、まだまだたくさんあるので見つける方法を紹介します。
◇マイクロビーズの表示での見分け方
マイクロビーズの表記は一律ではなく・・
資生堂、マンダムでは「ポリエチレン末」
ユニリーバ・ジャパン、ザ・ボディショップ、ジャパンゲートウェイ、ロゼットでは「ポリエチレン」
花王は「コポリマー」と表記。
ヤクルト・ビューティエンスは「メタクリル酸メチルクロスポリマー」
グラクソ・スミスクラインは「含水ケイ酸(美白ビーズ)」と表記している。
佐々木氏の取材に答えない会社のなかには、もっと他の表示をしている可能性もあるとか。
まずは、表示よりも先に、製品にスクラブや歯磨き粉の粒々を使っているかをみていく必要があり
もしそれらを使っていればマイクロビーズが入っているとみていいとのこと。
さぁ、石鹸、歯磨きペースト、化粧品の成分表示を見てみましょう。
私たちにできることは、見つけたら・・買わない、使わないことだと昨夜思い知らされました!
買い物袋その他、なるべくプラスチック製品は避けましょう!
安全なものを探しましょう。
みなさんも、どうぞお気をつけください。
自分に関係ないと思ったら大間違いですよ~。
化学物質市民研究会のサイトも参考になります。
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/index.html
他にもたくさんあります。たとえば・・
https://oceana.ne.jp/column/55916
http://www.afpbb.com/articles/-/3039523
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