洗顔の際の摩擦や乾燥、ほこりなど、ちょっとした刺激に反応して赤みやかゆみを生じてしまう敏感肌の人は、自分に合った化粧品になかなかめぐりあえず、大変な思いをしているのではないでしょうか?
本記事では、敏感肌の人が保湿をする際に使用するクリームのおすすめ商品7選と、選び方のポイントについてご説明していきます。
敏感肌のクリーム選び
敏感肌の人の中には、合わない化粧品を使用するとヒリヒリしたり皮がめくれたりすることもありますよね。
少しの刺激でも反応が出てしまう敏感肌の人は、肌が乾燥していると感じても、保湿のためにクリームを使うのが怖く思えたりするのではないでしょうか?
でも実は、敏感肌の人こそ乾燥を防ぐためにクリームを使って水分と油分を補ってあげる必要があるのです。
敏感肌の原因
敏感肌の原因は乾燥だということは、知っていますか?
敏感肌は、乾燥によって、ほこりや雑菌などの外部刺激から肌を守ってくれているバリア機能が低下することで起こるのです。
通常、私たちの肌は細胞と細胞の間に隙間が空かないよう、水分と油分によってぴったりと蓋をしてバリア機能の役割を果たしてくれています。
しかし、空気の乾燥や洗顔のしすぎ、スキンケア不足などによって肌が乾燥しはじめると、この水分と油分の蓋が剥がれ、バリア機能が低下していきます。
敏感肌を改善させるためには、何よりもまず化粧水や乳液、クリームによって肌に水分と油分を与えてあげることが重要ですよ。
敏感肌がクリームを選ぶときのポイント
敏感肌の人がクリーム選びをする際は、3つのポイントがあります。
① セラミド配合のクリームを選ぶ
② 伸びが良いクリーム選ぶ
③ 香料やエタノールの配合されていないクリームを選ぶ
まず①セラミド配合のクリームですが、「セラミド」とはもともと私たちの肌に存在している保湿成分で、水を溜めこむ働きをしています。
敏感肌になっている時は水分が不足していますから、肌の水分量を一定に保ち、健康な肌を維持してくれるセラミドを積極的にとり入れていきましょう。
次に②伸びが良いクリームを選ぶ理由は、クリームを塗り拡げるときに肌と指との間に摩擦が起きにくくするためです。
硬い質感のクリームだと、肌に伸ばすために何度もこすってしまい、刺激に弱い敏感肌の人にはその「塗る」という行為だけで負担になってしまいますから、伸びの良いクリームを選びましょう。
最後に③香料やエタノールは、肌に刺激を与えたり肌を乾燥させたりする原因になることが多い成分です。
肌が敏感で荒れやすくなっている時は、いい香りのボディクリームなどを使いたい気持ちをぐっと我慢し、「アヤナス クリーム コンセントレート」のような低刺激のクリームを使用しましょう。
敏感肌におすすめのクリーム
敏感肌におすすめのクリームを探すと、色々な種類があって迷ってしまいますよね。
そこで、「セラミド配合」「低刺激」「プチプラ」「全身に使える」という4つのポイントからそれぞれ、おすすめのクリームをまとめましたので参考にしてみて下さい。
セラミド配合のクリーム
まずは保湿成分であるセラミドをたっぷり使ったクリームを3つ挙げます。
【ヒフミド エッセンスクリーム】
ヒフミド エッセンスクリームの特徴
- 敏感肌の人が不足している天然成分であるヒト型セラミドを4%配合
- 香料・エタノール不使用なので刺激を受けやすい敏感肌でも安心して使える
- 少量でも伸びが良い質感なので肌を強くこすらずに塗れて敏感肌に優しい
小林製薬の「ヒフミド エッセンスクリーム」はセラミドの中でも最も高価なヒト型セラミドを4%も配合している商品で、乾燥の気になる敏感肌の人にはおすすめの商品です。
小林製薬のHPでは商品の成分を全て公開しており、この「ヒフミド エッセンスクリーム」についても成分を調べることができますが、香料・エタノールはもちろんのこと、アレルギーの原因にもなるとされているパラベンなど、刺激の強い成分は使用されていません。
肌にしっかりとうるおいを与えることで、乾燥による小じわを目立たなくさせるため、エイジングケアとしてもおすすめできるクリームです。
メイク落とし・洗顔ソープ・保湿化粧水・保湿クリーム・日焼け止め兼化粧下地に、可愛らしい花柄のトートバッグがついたトライアルセットも販売されていますので、気軽に試してみたい人にもぴったりですね。
また、定期お届けコースの場合は少しお安い値段の、3,801円(税込み)で購入することができます。
【ノブⅢ モイスチュアクリーム】
ノブⅢ モイスチュアクリームの特徴
- 敏感肌の人に不足しがちなセラミド3を配合
- 敏感肌の原因であるバリア機能の低下の改善をサポートする成分をバランス良く配合
- 低刺激だけど高保湿にこだわった成分配合なので、刺激を受けやすく乾燥しがちな敏感肌でも安心して使える
敏感肌のために生まれたブランドであるNOV(ノブ)から発売されている「ノブⅢ」というシリーズは、敏感肌の人の中でも、保湿効果を求めたいというニーズに応えた商品です。
天然型成分であるセラミド3を配合しているため肌に馴染みが良く、水分をしっかり補ってくれます。
また、肌が本来持っているバリア機能の代わりをつとめてくれる成分をバランス良く配合しているので、肌のバリア機能が低下して赤みやヒリつき、かゆみといったトラブルに悩んでいる敏感肌の人にはおすすめです。
NOVはもともと敏感肌のために生まれたブランドなので、肌に安心な成分から製品を作っていますが、さらに「ノブⅢ」ではヒアルロン酸やグリセリンといった肌を保湿してくれる成分を配合しているため、乾燥に悩む敏感肌の人に適したクリームなのです。
ノブⅢも、ヒフミドと同じく、クリームもセットになったトライアルセットを販売しています。
メイク落とし・洗顔料・しっとり系化粧水・さっぱり系化粧水・乳液・保湿クリーム・保湿美容液の入った7日間分の非常に充実したセットですので、まずは短期間試してみたいという人は、トライアルセットから手を出してみてはいかかでしょうか?
【エトヴォス モイスチャライジングクリーム】
30g 円 4,104(税込)
エトヴォス モイスチャライジングクリームの特徴
- 敏感肌の人が不足しがちなヒト型セラミドなどのセラミドをたっぷり配合
- エイジングケア効果のある4種のビタミン(ビタミンA,B,C,E)を配合しているので、敏感肌だけどエイジングをしたいという人も使用できる
- 低刺激の成分処方なので、刺激を受けやすい敏感肌でも安心して使える
ミネラルファンデーションでも有名なエトヴォスは、肌に優しい成分を配合した化粧品を得意とするブランドですが、そんなエトヴォスから発売されている保湿クリーム「モイスチャライジングクリーム」はセラミドを高濃度で配合した、肌に潤いを与える商品となっています。
さらに肌にハリを与えるビタミンを配合しているので、エイジングケアとしても使用できるクリームなのです。
また、合成香料などの肌に刺激を与える成分を配合しておらず、ラベンダーの天然成分で香りをつけているので、良い香りなのに低刺激という、敏感肌の人には嬉しい商品です。
低刺激の成分から作られたクリーム
次に紹介するのは刺激の少ない成分に拘って作られたクリームです。
【ディセンシア アヤナス クリーム コンセントレート】
30g 5,346円(税込)
ディセンシア アヤナス クリーム コンセントレートの特徴
- 4種類のオイルを配合することで肌にとろけるような質感を実現しているので、クリームを塗るときの摩擦で肌を傷つけず、敏感肌でも使いやすい
- 敏感肌が荒れる原因となる刺激の強い合成香料は不使用。天然植物エキスでいい匂いなので、今まで敏感肌だから化粧品の香りを楽しめなかった人も安心
- 特許技術「ヴァイタサイクルヴェール」で肌のバリア機能をサポートするので、敏感肌の原因であるバリア機能の乱れを整えることができる
ポーラ・オルビスグループのブランドであるディセンシアは、敏感肌と乾燥肌に特化したブランドです。
ディセンシアから発売されている「アヤナス クリーム コンセントレート」は、4種類の質感が異なるオイルを組み合わせることで、肌にとろけて浸透してゆくようなテクスチャとなっており、摩擦に弱い敏感肌にとってはぴったりのクリームです。
肌に刺激を与える合成香料は使用していませんが、リラックス効果のある天然植物エキスを配合しており、ゼラニウムとラベンダーの良い匂いで癒されながらスキンケアをすることができるのです。
さらに、独自の特許技術ある「ヴァイタサイクルヴェール」というしくみで肌の表面に膜を張り、本物の肌の代わりにバリア機能をサポートしてくれるので、弱った肌を守りたいという敏感肌の人にはおすすめですよ。
化粧水・美容液・クリームに、目もと用アイクリームがセットになったトライアルセットがありますので、こちらから試してみるのもいいでしょう。
プチプラで使い続けやすいクリーム
良いクリームでも、買い続けることができないと意味がありませんよね?
こちらで挙げる2つは、プチプラながら敏感肌に適した商品となっており、お財布事情が厳しい時でも安心して買うことができます。
【無印良品 保湿クリーム・敏感肌用】
50g 950円(税込)
無印良品 保湿クリーム・敏感肌用の特徴
- 香料・着色料・エタノール・パラベンなど、肌に刺激を与える成分不使用なので、刺激を受けて荒れやすい敏感肌でも安心
- 保湿成分としてリピジュアR(ポリクオタニウムー51)、ヒアルロン酸を配合しているので、保湿の必要な敏感肌には嬉しい
- ベタつかないのにしっとりする使い心地で、枕や服に肌が触れてもべたべたしないと口コミで人気
雑貨やお菓子など、ライフスタイルをプロデュースするミニマルなブランドとして有名な無印良品ですが、シンプルな成分から作られたスキンケア化粧品も多く販売しています。
「保湿クリーム・敏感肌用」はその名の通り、敏感肌の人が使えるように低刺激の成分を選んで作られた内容となっているのです。
リピジュアRは人間の細胞の中にある脂質とそっくりになるように作られた成分で、肌を保湿する機能があります。
ヒアルロン酸はもともと私たちの肌に存在し、潤いを与えてくれる成分ですが、セラミドと同様に加齢と共に減少していくのでクリームなどの化粧品で補ってあげるといいですよ。
【セラコラ 保湿クリーム】
50g 864円(税込)
セラコラ 保湿クリームの特徴
- 香料・着色料・エタノールなどの肌に刺激を与える成分は不使用なので、刺激を受けて荒れやすい敏感肌でも安心
- 低価格ながら、敏感肌に不足しがちなセラミドを3種類も配合
- ナノコラーゲン配合で肌の奥まで保湿成分が沁み込むので、肌の奥が乾燥している敏感肌には嬉しい
明白化粧品から出ているセラミドとコラーゲンに特化したブランドである「セラコラ」のクリームです。
セラミド配合、低刺激の成分から作られていることに加え、通常のコラーゲンよりも大きさが小さいナノコラーゲンが配合されているのです。
コラーゲンは水分を溜めこんでくれる成分ですが、粒が大きくて肌の奥まで浸透することができず、肌の表面に留まって水分を蓄えてくれる存在として利用されてきました。
ナノコラーゲンは従来のコラーゲンよりも粒が小さいため、肌の奥まで潜りこみ内側から水分を蓄えてくれるので、肌の奥が乾燥して弱っている敏感肌には適したクリームですね。
全身にも使えるクリーム
顔だけじゃなく体も乾燥しているという人は、「顔用」「体用」といくつも買うよりも、1つのクリームで両方の保湿を済ませてしまえたら楽ですよね?
ボディにも使える、敏感肌にぴったりのクリームがこちらです。
90g 1620円(税込)
花王 キュレル クリームの特徴
- 消炎作用がある有効成分「アラントイン」を配合しているので、肌が炎症を起こして赤みやかゆみを感じている敏感肌の人でも使用できる
- 香料・エタノール不使用で、低刺激の処方なので、化粧品の成分で刺激を受けて荒れやすい敏感肌でも安心
- 顔にも体にも使えて大容量なので、全身が乾燥している敏感肌でもしっかり保湿ができる
花王から出ている敏感肌専用化粧品「キュレル」は、炎症を抑える働きをする「アラントイン」という成分が入っているのでヒリヒリを感じている敏感肌の人にはおすすめです。
香料やエタノールといった肌に刺激を与える成分を配合しておらず、顔と体のどちらにも使用できるため、1つ持っておくとマルチで使えそうですよね。
敏感肌の人がクリームを塗るときに気をつけるポイント
クリームを塗るときに、強い力で肌をこすったり、一度にたくさん塗って肌がべたべたになったりしていませんか?
敏感肌の人にとってクリーム選びも大事ですが、クリームの塗り方にもポイントがあり、正しい塗り方をすることで刺激を最小限に抑え、効果を高めていくことができるんです。
クリームを塗る前に化粧水で保湿をする
お風呂上りや洗顔の後に、いきなりクリームを塗っていませんか?
クリームは肌に蓋をするという優れた働きがありますが、肌に水分を与える力は強くないため、クリームで蓋をする前には化粧水を使って、肌の内側を水分で潤わせておく必要があるのです。
また、クリームは油分を多く含んでいますが、油には水をはじく性質があるため、先にクリームを塗ってしまうと、そのあとでいくら化粧水をつけても肌に水分が浸透していきません。
保湿をするために使ったクリームが、かえって肌に水分を届ける邪魔をしてしまっている・・・なんてことにならないよう、乾燥しがちな敏感肌だからこそ積極的に水分を補っていきたいですよね。
まずは化粧水をしっかり肌の中まで届けてあげて、十分に潤ったところでクリームを塗る習慣をつけましょう。
クリームは「塗り拡げる」のではなくそっと「乗せる」
顔や体の1か所にクリームを乗せて、指でぐいぐい塗り拡げていませんか?
クリームを塗るときはまず、容器に記載されている1回分の使用量のクリームを指に取り、鼻、右頬、左頬、おでこ、あご、の5か所に分けて置いて下さい。
指に取ったクリームを、いきなり顔に直接のばしたり、1か所から広げていったりすると、塗りムラや、同じ場所をこすり過ぎることで炎症を起こす原因になります。
クリームを5か所に置いたら、両手の手のひらで顔全体を包みこみ、こすらず、肌になじませていきます。
強くこすったり擦りこんだりせずとも、手のひらで包んであげるだけで、人肌に温まったクリームは肌に染み込んでいきますので、優しく押し込むイメージでじっと手を当てて待ちましょう。
刺激に弱い敏感肌は、指による少しの摩擦でも傷ついてしまうことがありますから、クリームは「塗り拡げる」のではなく、肌の上にそっと「乗せる」ということを意識して使用するといいですよ。
乾燥した場所にはクリームを重ね塗りする
べたつくのが嫌だからと、クリームを薄塗りで済ませて、翌朝になると肌が乾燥している・・・なんてことはありませんか?
乾燥には特に気をつけたい敏感肌ですから、クリームをしっかり塗って保湿をしていきたいところですよね。
でも、クリームを顔全体に厚塗りしてしまうとベタベタとした感触が気になるし、髪の生え際やこめかみにニキビができてしまったりして、段々クリームを薄く塗るようになり、結果的に肌を保湿できていないということが起こります。
保湿が大事だからと、顔全体にクリームを分厚く塗る必要はありませんが、乾燥しやすい口元やアゴ、目元などには重ね塗りをして、しっかり保護してあげましょう。
重ね塗りの際も、こするのではなく、指先に取ったクリームをそっと乗せて、肌になじませるように乗せていって下さい。
敏感肌の方は、水分が不足しても、油分が多すぎても肌荒れを引き起こしやすい状態にあります。
荒れやすい敏感肌だからこそ、かさつく場所にはクリームを重ね塗りし、べたつきを感じる場所はクリームを控えめに・・・と、使い分けることで、肌全体の調子を整えていきましょう。