ニキビ跡がハイドロキノンで治る!?
シミ対策に高い効果が期待できるハイドロキノンは、ニキビ跡のケアにも効果的だと言われています。いち早くニキビ跡を治して美肌を手にいれたい所ですが、ハイドロキノンは一体どんな成分なのか、あらゆる種類のニキビ跡に効果があるのか気になることもたくさんあります。そこでハイドロキノンがニキビ跡に効果的である理由や、ニキビ跡を治す仕組みなど詳しく見ていきましょう。
ハイドロキノンってどんなもの?
ハイドロキノンとは一体どんな成分なんでしょうか?どのようにニキビ跡に働きかけて効果を発揮するのかハイドロキノンについて知っておきたいポイントを見てみましょう。
ハイドロキノンの肌への効果
ニキビ跡といっても症状は様々ですが、ハイドロキノンはシミのような黒っぽいニキビ跡に効果があります。メラニン色素に働きかける二つの効果である「メラニン色素生成の抑制」と「メラニン色素の分解」がポイントになります。
メラニン色素生成の抑制
ニキビなどの肌トラブルが起こると体の内側から活性酸素が発生します。体内に活性酸素が増えると細胞を劣化させてしまうため、それを抑えようとメラニン色素を作り出します。細胞を劣化させないための自己防衛で作り出しているとはいえ、メラニン色素はシミなどの原因となってしまいます。
そこで、メラニン色素を作り出すのを抑えてくれる効果があるのがハイドロキノンです。活性酸素とチロシンが結合するのに必要なチロシナーゼという酵素の働きを阻止してニキビ跡が黒く残らないように働きかけます。また、チロシンを作り出すメラノサイトを攻撃してチロシンの生成を抑制する効果もあります。
メラニン色素の分解
メラニン色素を作り出すことを抑えるだけではなく、ハイドロキノンにはすでにできてしまったシミやニキビ跡などの色素沈着を分解する効果があります。その方法は、メラニン色素が原因ですでに黒ずんでしまったニキビ跡も、メラニン色素を分解して活性酸素とチロシンに戻します。メラニン色素を分解できれば色素沈着によって黒ずん部分も色を薄くすることができます。
効果が期待できるニキビ跡の種類
ニキビ跡を薄くする効果があるハイドロキノンですが、どんな状態のニキビ跡にも効果があるという訳ではありません。メラニン色素が原因で色素沈着している状態に効果を発揮するので、ニキビが赤く炎症を起こしいたり、治りかけでまだ赤みがあったりクレーターができて凸凹している状態には効きません。
ハイドロキノンの副作用
お肌の漂白剤と言われるほどシミや色素沈着に高い効果を発揮するとなると心配なのが副作用です。ハイドロキノンを使うことで起こる可能性がある副作用について見てみましょう。
| 色素沈着が悪化する | ハイドロキノンを使用して紫外線を浴びるとシミが濃くなってしまいます。 ハイドロキノンを使う場合は、日焼け止めクリームなどでしっかりと皮膚を紫外線から守る必要があります。 |
| 炎症を起こす | ハイドロキノンは刺激が強く、体質的に合わず炎症を起こすこともあります。 また、酸化しやすく安定しない物質です。 使用期限が切れていたり劣化している物を使って赤く炎症を起こす例もあります。 |
| 白斑ができる | ハイドロキノンによる副作用としてよくあげられるのが「白斑」です。 色素沈着を消すだけでなく塗った部分が必要以上に白くなってしまう症状です。 しかし、実際の報告例は少なく特に濃度が5%以下のもので白斑ができたという例はほとんどありません。 濃度の高い物を長期間使う場合などに起こる可能性がある副作用です。 |
ニキビ跡をハイドロキノンで治す方法
市販の輸入品やハイドロキノンが配合されている化粧品は誰にでも手にいれられるものですが、副作用などの心配なく正しくハイドロキノンを使うためには使用方法は事前によく知っておくことが重要です。
皮膚科で指導してもらう
ハイドロキノンでニキビ跡を正しく治すには、皮膚科で医師の指導を受けると安心です。皮膚科でニキビ跡の治療にハイドロキノンを使いたいと相談し、診断後ハイドロキノンで効果が期待できると診断されれば処方してもらえます。ハイドロキノンでの治療に必要な期間、料金についてまとめてみました。
- 皮膚科で処方されるハイドロキノンの値段
濃度が5%以上のものを扱っている皮膚科は少なく、多く扱われている4%のものなら5gで2,000円前後です。ハイドロキノンは酸化しやすく劣化も早いので一ヶ月に一度位新しいものを処方してもらいます。それにプラスして皮膚科の診察料がかかります。また、ハイドロキノンは保険診療がてきようされないので自費診療扱いとなります。
- 治療に必要な期間
ハイドロキノンの効果が実感できるのに約3ヶ月の期間が必要だと言われています。ハイドロキノンは使用をやめればまたニキビ跡が元に戻る可能性もありますが、長期間使い続けると白斑が出る心配もあるので通常は効果が出ればいったん使用をやめてお肌を休めます。
ハイドロキノン配合の化粧品を使う
忙しくて皮膚科に通う時間がない場合、ハイドロキノン配合の化粧品を使う方法もあります。最近ではハイドロキノンで美白効果を出す化粧品がたくさん販売されています。その中でもおすすめの商品をご紹介します。
b.glen ホワイトケア
ビタミンCとハイドロキノンによるホワイトケア商品です。
| 価格 | トライアルセット7日分 1,800(税抜き)送料無料 |
| 販売元 | ビバリーグレンラボラトリーズ株式会社 |
| 内容量 |
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| 効果 | ハイドロキノンの弱点である「肌に浸透しづらい」「刺激が強い」「酸化しやすく安定しない」を解決した美白ケアです。 独自の浸透テクノロジーでハイドロキノンを角層の奥まで行き届かせ、変化しやすい成分でも安定した状態を保てます。 いろいろな美白化粧品を使ってきたけど効果が実感できなかった方にもおすすめです。 |
ハイドロキノンは市販や通販されている?
医療機関でしか手に入らなかったハイドロキノンは2001年の薬事法改正以降市販や通販でも購入が可能になりました。ハイドロキノンクリームを取り扱っているドラックストアもありますし、通販であれば個人輸入したものなど様々な商品があります。
トレチノインとの併用で治す方法
ニキビ、シミ、シワに効果がある塗り薬であるトレチノインは、ハイドロキノンと併用して使うと効果が高まります。トレチノインとは、ビタミンA誘導体で、美肌に効果的なビタミンAの100~300倍もの活性力があるといわれています。皮膚の細胞分裂を促進させるので古い角質を剥がし、皮脂の分泌を抑える効果もあるのでニキビができやすいオイリー肌を改善します。さらにお肌のハリに必要なコラーゲンやヒアルロン酸を増やすのでシミやシワの改善にも使われる薬です。肌の奥に浸透しにくいハイドロキノンは、トレチノインと併せて使うとお肌への浸透を高めます。この方法には東大方式という毛穴治療とオバジ式という肌再生理論があります。それぞれの特徴をまとめました。
東大方式
東大病院の美容外科で推奨されている治療です。ハイドロキノンとトレチノインを患部にピンポイントで使う方法です。濃度の高いハイドロキノンを使用するため病院で受けることになります。
東大方式とは?
毛穴対策によってニキビ治療などを行う方法です。皮脂の過剰分泌を抑えて角質が厚くなる角化異常を止めます。毛穴やその周りの皮膚の黒ずみを取り除く効果もあります。
東大方式の手順
- 洗顔をする
- 保湿用の化粧水を塗る
- ビタミンC誘導体の化粧水を塗る
- トレチノインを患部からはみ出さないように塗る
- ハイドロキノンを患部からはみ出して塗る
- 保湿剤とつける
- 日焼け止めをつける
治療が受けられる場所
東大病院で推奨されていますが東大病院以外の病院でも受けられます。多くの美容クリニックや美容皮膚科で受けることができる美白治療法です。
注意点
肌への刺激が強いので皮がむけたりヒリヒリと痛みが出てくることがあります。できるだけ肌に優しい化粧品を使って、日焼け止めもしっかり使いましょう。日焼け止めファンデーションもおすすめです。
治療期間はどれくらい?
毎日朝晩二回、手順通りにトレチノインとハイドロキノンを塗る治療を2、3ヶ月の期間行って1ヶ月程度休むというスケジュールで何度か繰り返します。
オバジ式
アメリカの皮膚科学者であるオバジ氏が提唱する肌再生理論に基づいて作られた治療です。肌が本来持っている力を高める方法です。
オバジ式とは?
目に見える肌表面のトラブルだけでなく、お肌の内側にある表皮基底細胞、メラノサイト、線維芽細胞の機能を正常化して耐久性のある肌に導くというのが肌再生理論です。この肌再生理論に基づきハイドロキノンでメラニンを作り出すのを抑えてトレチノインでターンオーバーを促進させる効果を組み合わせて治療するのがオバジ式です。
オバジ式の手順
東大方式と同じく患部からはみ出さないようにトレチノインを塗り、患部からはみ出すように重ねてハイドロキノンを塗ります。
オバジ式はどこで受けられる?
日本でオバジ式の治療を受けるには、OBAGIスキンヘルスプログラム(zо)というオバジ式の講習を受けた医師にしか処方できない薬があるので、医師の診察を受ける必要があります。
治療期間
1サイクル6週間として、3サイクルの計18週間が治療期間として必要です。
ハイドロキノンを使用する時の注意点
ハイドロキノンはお肌に刺激が強く、間違った使い方をしていると副作用が起きてしまう場合もあります。ハイドロキノンを使用する時の注意点はしっかり覚えておきましょう。
皮膚科や病院で指導を受ける
皮膚科を受診するより、市販品を使う方が手間もかからず診察料も支払わなくて済むと思うかもしれませんがハイドロキノンは濃度や個人の肌質によっても適切な使い方は人それぞれです。自己判断で濃度が高い商品を使ったり、早く治したくて頻繁に使ったりすることで症状が悪化する恐れがあります。医師の診断を受けて適切に使うことで副作用が起こる頻度もかなり低くなります。ネットでは個人輸入商品なども出回っているので簡単に買えて、皮膚科で処方してもらうより安くつくかもしれませんが何よりも安全を重視して使用料や使用方法を医師に指導してもらうのが一番おすすめできる方法です。
必ず紫外線対策をする
ハイドロキノンを使用した場合、紫外線を浴びるときには必ず日焼け対策をしなければいけません。シミやニキビ跡の原因となるメラニン色素は、細胞に負担をかける紫外線から体を守るために働いてくれています。しかし、ハイドロキノンは本来生産されるはずのメラニン色素の量を減らす作用があるのでその分紫外線から体を守る防御力も弱まっている状態です。ハイドロキノンを使用している時は紫外線対策を万全にしましょう。
保管方法に注意する
ハイドロキノンは一旦開封して空気に触れると酸化が進みます。劣化して変質してしまったものは使用してはいけません。参加して色が茶色くなっているものをもったいないからと使用すると刺激が強すぎて肌トラブルを起こす原因となります。ハイドロキノン配合の化粧品も含め使用期限の書いてあるものはあくまでも未開封の状態の期限なので注意しましょう。保管方法は直射日光、高温多湿は避けて日陰の涼しい場所に置くか冷蔵庫などでしっかり蓋をして保管しましょう。使い切る目安は開封後1~2ヶ月ですが、酸化していないか確認するようにしましょう。
実際に使用した人の体験ブログ
実際にハイドロキノンを使用してニキビ跡が薄くなった人や、効果が出なかった人などの体験談を見てみましょう。
実際に薄くなった人の体験談
出産経験もある30代後半女性です。もともと赤みのある色白肌で皮膚が薄く紫外線、摩擦による刺激に弱いお肌をされています。基本的に水分、油分が不足気味の乾燥肌なのにTゾーン、Uゾーンはテカる肌質だそうです。20代の時に悩まされた大人ニキビの跡が色素沈着として赤黒く残っているのを改善するために化粧品では限界があると感じ、ハイドロキノンを使用して実際に薄くなったという体験談です。日本化粧品検定協会のコスメコンシェルジュの資格をお持ちで、美容に関する知識が豊富ですのでご自分で購入したハイドロキノンとトレチノインを上手く使っておられます。ブログ読者には可能であれば美容皮膚科でのハイドロキノン治療をすすめられています。
私の場合は1か月使用したあたりで急に「パっ!!!」と肌全体が白くなりました。
集中して治療していた頬のシミも一か月程でほとんど綺麗になっていました。
三か月ほど続けると、本当に現実ばなれした透明感があらわれました…!透明というより「発光」しているかのような明るさです。また、通常版の方ではもう少し結果が速く、2週間くらいで白くなってくる方もレビューをみるといるようです。
シミが悪化した人の体験談
35歳を過ぎた頃から顔にできたシミが気になりだしたという女性の方です。顔全体にも細かいシミがあり、頬にできた約3センチのシミを薄くしたいということで、市販のハイドロキノンを購入して使用されていたそうです。
2週間ぐらいたった頃でしょうか…いつものように夜、ハイドロキノンを塗って寝たんですが、朝起きたら、ほほ全体が赤く腫れ上がっていたんです!かなりの痒みも伴うし…怖くなって近所の皮膚科へ駆け込みました。そこでは「体質に合わないみたいだから止めたほうがいい」と言われ、使用を中止しました…。
ハイドロキノンで成功されてる人もいますが、濃度が高いハイドロキノンは日本では許可が下りてないくらいの劇薬なので、使い方を誤ったり体質が合わないとこうなるんですね(ノД`)・゚・。
1ケ月ぐらいで肌の赤みは落ち着きましたが、余計シミが酷くなったような…。
色素沈着系にはハイドロキノンを
今までいろいろなスキンケアや薬でニキビ跡を治そうとしたけど効果がなかったという人でも、効果が期待できるほどハイドロキノンは優秀な成分です。炎症などがなく色素沈着が原因であれば高い効果が期待できます。しかし、効果が高い分正しい使い方をしなければ色素沈着が改善しなかったり症状が悪化することもあります。使用する頻度、量、使用方法など自己判断で使用することはせず、できるだけ皮膚科で医師の指導を受けて処方してもらうようにしましょう。