抗がん剤治療2003年12月26日、抗がん剤スタート。何が悲しくてクリスマスの翌朝からこんなものを・・・なんて。 1回目は手術後に入院中済ませてたので(タキソテール1回。そのときは何も異常なし)、11回、これから頑張らなくては。 私の使用した薬は・・・ 1~4回目 タキソテール 60mg/回 5~8回目 ファルモルビシン 60mg+エンドキサン少々/回 9~12回目 タキソテール 60mg/回 タキソテールは、タキサン系の薬剤で抗がん剤の中では結構ポピュラーな存在なのでは?? 乳がん以外のがんの治療にも、使われているみたいだし。 ファルモルビシンは、名前こそ難しいけれど「赤い液の・・」と言うとたいていの人は「あぁっ^^;あれねぇ~・・・」と言って黙ってしまう。 かなり副作用が強く出やすい薬剤で、タキソテールで何ともなかった私が途端に“病人化”してしまった。 タキソテール4回までは、驚くほどに何も副作用がなくて(ちょっとした皮膚の擦れるような痛みや、頭痛、少量の脱毛はあった。)、こんなに何も副作用がなくてちゃんと効いてるのだろうかと不安になるほどだったんだけど、ファルモルビシンを使って一転。 投与した日は、ムカムカだるくて、それだけだったのが、2日たつと身体の重さからして違う。頭がモワァ~っとして、何となく弱ったような。 朝、食べる元気がなかったので、とりあえずトマトか何かを一口食べて薬を飲もうとコップ一杯の水をいつもと同じくらいの速さで飲んだ。 すると、飲み終わった瞬間、“リバース”。 キッチンの廊下一面に。 トイレに向かおうと頭で考えた時点で、たぶんもう遅かった。 それだけ急激に吐き気がこみあげてきたのでしょう。 異常事態を察して寝床から出てきたアトムも、その光景を見て後ずさり。 全然、心配する素振りなし!! その後もさんざんで、何度吐いたかわかんない。 胃には何も入っていないのに、吐き気がひどいもんだから喉が苦しくて咳ばかりだった。 夕飯も、マーボー豆腐の匂いだけでこみ上げてきて、それでも試しに・・・と、爪の先くらいの大きさにちぎった豆腐を口にすると、喉を通過した瞬間もうトイレに走ってた。 どれだけ強い薬なのさ、ファルモルビシン! 次の日も、少し良くなったものの相変わらず暇あればトイレに、みたいな感じだった。 ファルモルビシンを投与している期間は、打ってから立ち直るまでに1週間かかった。 スーパーに買い物に行っても、人ごみを見て吐き気がしたり、歩いていて動悸がしたり、自分の身体じゃないみたいだった。 6回目からは、先生にその状態を報告したので、先制攻撃として予め吐き気止めを何日間か服用し、備えるようにと言われた。 ファルモルビシンには、舐める吐き気止めがよく効くって聞いたので、それを出してもらいたかったけれど、そこまでの必要もないんじゃないかというお話で。 お蔭様でその回からは、相変わらず具合は悪かったけれども嘔吐を繰り返すようなことはなくなった。 そんな私を見て、ママさんは「今は本当の吐き気止めが進歩してるのよね~。」と感心。ママさんが12年前始めて治療を経験した頃は、吐いて当たり前で皆ゲーゲーやってたとか。確かに、私も見た。 ファルモルビシンになってから、脱毛と頭痛に悩まされた。 脱毛こそ、事前からイヤというほど聞かされていたのでそれなりの覚悟は決めていた。でも、実際抜け始めると恐怖だった。 それに加えて頭痛はひどくて、ベッドで横になりながらあまりの頭痛と不安感に泣けてしまったり。 「この頭痛は、もしかして頭蓋骨転移じゃないのか?」「髪の毛が全部抜けたら、私、ちゃんと立ち直れるんだろうか」 考え出したらキリがない。 不安材料だけは、いつもたくさんある。 やっと8回目までの治療を終えてファルモルビシンも終了、タキソテールに戻ると、4回目までの「楽勝ムード」とは一転、ちゃっかり具合が悪くなった。 というより、ファルモルとはまた違うダルさ、そして相変わらずの頭痛。皮膚のヒリヒリ。そんな感じ。 やっぱり、それだけ私の身体も抗がん剤に蝕まれて体力も低下してきているのだろうか。薬が蓄積して、だんだん身体から抜けにくくなっているとか?? 脱毛も、少しは減ってくれるかと期待していたのに一向に減らず、それどころか加速がついていた。 ファルモルで6割程度残るまで踏ん張ったのに、どんどん抜けるので、さすがに諦めるしかない・・・と断念。 それでも、元々が超・多い髪の毛で、しかもフワフワしたクセっ毛だったので、かけていたストレートパーマが取れてちょうどボリュームを出してくれていた。最終的に残ったのは、4割より少し少ないかくらい。 カツラをつけるには髪があるけど、帽子なしでは全然無理、というような感じだった。 結局、色々と情報収集したけどカツラは買わずに帽子を色々買っておしゃれとして楽しむことにした。幸い、帽子をかぶれば下から髪の毛が出て普通に見えた。 ぜいたくだと思われるかもしれないけれど、どうしても今の髪の毛には納得がいかない。 髪の毛って、やっぱり大切なんだなぁってつくづく感じています。 そして、髪型っていうのも、どれだけ気持ちに影響するか、実感しました。 吐き気止めより、脱毛防止の薬が出ないかなーと思っているのは私だけでしょうか? 脱毛と、吐き気、どっち取る!?って言われたら、迷いもなく吐き気を選んで脱毛を免除されたい。 抗がん剤治療による白血球数値の変化はあまり見られず、予定より早く治療を進めることができて、6月22日、最後の点滴を終えて、抗がん剤とはしばらくの間お別れとなった。 半年休んで、内服薬の抗がん剤を使用するかどうか、先生と相談する。 あとは、あと1年のホルモン剤内服。 今の治療は、ホルモン治療のみです。(ノルバデックス) |