角質培養は顔の皮膚をこすらないで最小限だけど
必要なだけのお手入れで皮膚自体を健康にするものですね。
でもこれまでのお手入れとは全く違い、
アトピーの場合でも効果のあることがあります。
今まで肌を甘やかしていた分デメリットの出ることもあります。
効果のでる期間やその時の注意などとともに一度試せるか考えてみます。
角質培養とは
角質培養は沢山の化粧品を使う美容法とは全く違って、
肌自体の状態を健康にすることを目的に自分の角質を培養することを言います。
過剰に手入れをすることで弱くなった肌や
トラブルのある肌に何もしないということは心配もありますが、
肌の本来のターンオーバーを正常にすることができるようです。
角質細胞はとでも小さく傷付くきやすいので、
手でキツくこすったり水を勢いよくかけるだけでも壊れてしまいます。
剥がれた角質細胞は3・4日間は修復しません。
なるべく刺激を与えずに新しい細胞が古い角質に守られ、
その下でできるまでそーっとしておくのが角質培養です。
アトピーの肌でも角質培養はできるのでしょうか?
アトピー肌の場合は肌への刺激を減らすことが元々重要になります。
皮膚に刺激のあるものは使わないようにしている人も多いと思います。
角質のバリアが壊れないようにという考え方なので、
炎症が起きていない時に限定されますができます。
炎症や症状の酷い時は皮膚科治療や保湿ケアが必要です。
完全に保湿しないと言われることもありますが、
ノンケミカルで自然なもので保湿しながら
角質が正常にターンオーバーして
角質が入れ替わっていくのを待つ方法もできます。
角質培養の方法
クレンジングはなるべくしないほうがいいのですが、
目元の化粧品を多くつけたところなどは
優しい成分の物でこすらないで落とすようにします。
洗顔はとにかくゴシゴシと肌をこすらないことが重要です。
洗顔料にも合成界面活性剤が含まれているものが多いのですが、
固形の石けんか刺激の少ない自然素材の物を使うようにします。
細かい泡で優しく汚れを落とすようにして、
絶対に肌を強くこすらないように心掛けます。
洗顔の後は保湿をします。
化粧水や乳液は角質層で水分を保持してくれ、
バリアの機能があるセラミドが含まれているものなどを選び、
保湿効果の高いもので保湿をします。
つける際にも絶対に肌をこすらず優しくつけてください。
紫外線は角質培養の敵になりますので、
帽子や日傘などはかかせません。
日焼け止めを使用する時は肌の刺激にならないような物を選び、
つけすぎないでこまめに塗り直すなど工夫が必要になります。
最近では水で落とせるような日焼け止めもありますので、
いろいろ探してみてください。
このように肌本来のターンオーバーを正常にして
化粧品に頼らない力を取り戻すことができるようになります。
1日に2回(もしくは1回)の石鹸洗顔で、酸化した皮脂・油脂はリセットされます。しかし、顔に直接つけるスポンジが酸化した皮脂だらけ・雑菌だらけでは、せっかくの角質培養の効果も半減してしまいます。スポンジは使用するごとに洗いたいものです。
肌ってスゴイね!
刺激や汚れに対して、敏感に反応して堅く防御壁のように #角質 になっちゃうんだから(´Д`)そうなったら、無理に剥がさず補潤と保湿をして角質培養していくと美しい肌に戻るようですね!
肌に負担はかけないように心がけます*
洗顔を止めて、お湯での顔洗いもやめてホホバオイルだけにしたら
肌の角質が正常になってニキビ卒業できたよ。
角質培養とかで調べれば出てくるねん。
肌が薄いとか乾燥肌なのに油きとぎとの人は洗顔のし過ぎの可能性があるから 完全な水洗顔に変えてホホバオイルで保湿がおすすめ!
デメリット
これまで肌にしたケアをリセットすることになるので、
角質培養を始めた時にはいろいろな変化があります。
毛穴に老廃物がつまることでニキビができたり、
モサと呼ばれる角栓ができることもあります。
見た目は悪くなりますが肌の自然な働きなので
決してそれを取ったりしないように治まるのを待ちます。
赤みがある湿疹が出る脂漏性湿疹になってしまった場合には
角質培養を中止して皮膚科に行ってください。
顔の皮脂を餌にするマラセチア菌が増殖している場合があります。
そのような症状もでることがある場合もある上に
ターンオーバーが正常になるまでに時間がかかります。
自分の肌の様子を見ながら実行してください。
どのくらいの期間やればいいの?
肌を正常な状態に戻すことが目的なので、
普通は28日とかと言われる周期で細胞が生まれ変わりますが
人それぞれ違うので1ヶ月から2ヶ月もあれば肌の生まれ変わりを実感できると思います。
肌のターンオーバーとはの動画はこちら
ファンデーションは塗っても大丈夫?
実際には角質をなるべく取らない!
肌に刺激を何も加えないというのが角質培養ですが、
現代で化粧も日焼け止めも塗らずに出かけることは不可能に近いので
水でも落とせるような日焼け止めを使い目元を化粧することになります。
それでもファンデーションもどうしても使用する場合は
リキッドタイプよりもパウダリータイプです。
リキッドは水分を含むために防腐剤や乳化するために
界面活性剤が必要になります。
パウダリーは乳化の必要がないので
添加物が最小限に抑えられるタイプの物が多くあります。
ファンデーションを落とす場合にも
パウダリーのほうがクレンジングを必死にしなくても落とせるメリットもあります。
とにかく刺激をしないことを考えて選んでください。
まとめ
角質培養は効果が現れるまで時間がかかり、我慢が必要な方法です。
肌のトラブルを何回も繰り返すことをこれから先避けるために
一度放置するこの方法を試してみる価値はありそうです。