股の黒ずみの原因と対策の考え方
こちらのページで股、内もも、Vラインの黒ずみの原因について説明しました。まとめると・・・、
- 黒ずみは汚れではなくメラニン色素の沈着
- 摩擦刺激や締め付けの刺激によってメラニンが発生する。
- 摩擦刺激や乾燥肌は角質を分厚くする。
- 角質が分厚くなるとターンオーバーが遅れ、色素が沈着して黒ずみになる。
股の黒ずみはこのようなステップで、時間を掛けて目立つようになります。今回はもう少し詳しく、股の黒ずみの原因を説明したいと思います。
メラニンはどんな時に出てくる?
メラニンは肌の防衛機能です。紫外線や摩擦などの刺激を受けると、肌の基底層にあるメラニン細胞がメラニンを発生させます。
紫外線を浴びて肌が黒くなる経験は誰もがしていると思うのですが、摩擦などの刺激に関しては「どの程度の刺激がメラニンを発生させるの?」って思いませんか?
これについては、
- 日常的、継続的なこすれや締め付け。
- カミソリや毛抜きなどの自己処理による肌への強い刺激。
などが当てはまります。
小さめのパンツはちょうどVラインに沿ってゴムの部分がありますよね。その部分が歩くたびに少しずつこすれます。それがメラニンを発生させます。
カミソリや毛抜きなどの自己処理は、「慣れているからそんなに痛くないよ」と思っていても、肌には強い刺激がかかっています。
「ゆる~い継続的な刺激」or「強い一時的な刺激」がメラニン発生の原因なので、性体験やオナニーと黒ずみは無関係なんですよね(アソコの黒ずみの場合)。
行為の時にこすれるくらいでは黒ずみはできません。「やりまくってるから黒いんだ。」みたいな声は完全に偏見なので、そんな事を言う男子がいたら強めのパンチを一発浴びせてやりましょう(*^^*)
メラニンが発生するその他の原因
女性ホルモンの影響
メラニンは紫外線や肌への刺激以外でも発生します。それが、女性ホルモンである「エストロゲン」の影響です。
エストロゲンには、
- 女性らしい丸みを帯びた身体を作る。
- 卵胞の成熟を促す。
- 子宮内膜を厚くする。
- 精子が子宮の中に入りやすいように頸管粘液の分泌を促す。
などの大切な役割がありますが、皮膚に対しては「メラニンの生成を促す」という作用があります。妊娠すると乳首が濃くなったりアソコが黒くなったりという話は聞きますよね。
これは、赤ちゃんが生まれる時やおっぱいを吸われる時に備えて、その部分を強化しているからです。
産後しばらくすると落ち着いてきますが、下着などのこすれやアンダーヘアの自己処理などは続けている場合が多いので、「産後の股の黒ずみがなかなか落ちない!」と悩んでいるママさんは意外に多いんです。
メラニンの発生しやすさには個人差がある
これはちょっと余談なのですが、メラニンが発生しやすい、しにくいには個人差があります。日焼けしても赤くなるだけで黒くならない人、ちょっと日にあたっただけですぐ黒くなる人・・・いますよね。
また、メラニンの発生のしやすさは人種によっても異なります。白人さんはメラニンを発生しにくく、黒人さんは発生しやすいです。見たまんまですけど。
これは、住んでいる地域の紫外線量に関係します。紫外線は大量に浴びると毒ですが、体内のビタミンD形成には必要なものです。
北アメリカやヨーロッパなどの寒い地域では効率よくビタミンDを合成するために白くなる必要があり、アフリカなどの陽射しの強い地域では肌を保護するために黒くなる必要があったわけです。
黒ずみに当てはめてみると、
- 白人さんはそもそも黒ずみができにくい。
- 黒人さんは黒ずみが出来やすいけど目立ちにくい。
ということになりますよね。
日本人を含むアジア人はちょうどこの中間の緯度にいるので、メラニンが比較的出やすく、しかも黒人さんと違って黒ずみが目立ちやすい人種だと言えます。
色素沈着が起こりやすくなる角質肥厚とは?
肌は摩擦刺激を受けると、メラニン排出以外の肌の防衛機能が働きます。それが角質肥厚(かくしつひこう)です。
読んで字の如く!ですね。角質が分厚くなります。楽器、スポーツなどをずっとやっていると、手にタコができますよね。それと同じです。
乾燥肌によっても角質肥厚は起こります。みずみずしく潤った肌はバリア機能が正常に働いていますが、乾燥肌になるとバリア機能が低下します。すると、肌は潤いを取り戻す為に皮脂を過剰に分泌させたり角質を厚くしたりして補おうとします。
角質肥厚が起こるとそれだけ肌のターンオーバーが遅くなるので、色素が沈着しやすくなってしまいます。
そこにさらに加齢による代謝サイクルの低下などが加わるので、歳をとるにつれてどんどん黒ずみは消えにくくなってしまうんです。
股の黒ずみ対策の考え方。
特に股、内もも、Vラインの黒ずみは常に擦れやすい場所なので、すぐに消せるものではありません。
- 小さいパンツや締め付けの強いパンツによる摩擦。
- アンダーヘアの自己処理。
- ナイロンタオルでのゴシゴシ洗い。
などの日常生活でできた股の黒ずみは、日常生活を変えることでしか改善できないからです。まずは、摩擦や乾燥に十分気をつけることが大切です。
締め付けの少ない下着、Vラインや股間を刺激しない下着を身につけ、下半身を十分保湿します。これがド基本です。
時間が掛かっても大丈夫!という場合はこれらを徹底すればいずれ黒ずみは薄くなってくるでしょう。
早く股の黒ずみを解消したい!という場合はデリケートゾーン用の黒ずみ対策クリームなどを上手に利用してください。黒ずみ解消までの時間を大幅に短縮することができます。