はめをはずして知らない人との性行為をして不安になったこと、ありませんか?
HIV感染の初期症状として、インフルエンザのような発熱などの症状や皮膚症状が出ますが、これらの症状だけではHIVではなくても出る症状なので特定は出来ません。
HIV感染を判定するには、血液検査によるHIV抗体の有無を判定するしかありません。
HIV検査はいつでもできますが、気になった行為を調べるためにはその行為から3か月は間をあけた方が良いでしょう。
HIV検査は、血液を採取して血中にHIV抗体があるかどうかを調べますが、感染してから抗体ができるまではある程度時間がかかりその期間をウィンドウ期間と言います。
日本のHIV感染者は、HIV-1型がほとんどなので1ヶ月程度で検出する方法も有りますが、より確実な検査結果を求めるならば3か月は空けた方が良いでしょう。
エイズ初期症状で皮膚に発症するのは発疹や疱疹です。
HIV感染性(エイズ)の初期症状では39度の発熱、咽頭炎、発疹などの症状が多いのですが、症状がはっきりせず2週間程度で症状が消えてしまうため症状だけで感染が判明する人はほとんどいません。
発熱やリンパ節の腫れ以外だと、皮膚症状が多く発疹が顔、体、手足などに出ることが多く、口腔カンジダによる口内炎もしばしばみられます。
皮膚症状
初期症状では、急性期皮疹が多いのですが、HIVに感染すると免疫力が低下するので、外部から侵入するウィルスへの抵抗力も低下することにより、帯状疱疹、ヘルペス、脂漏性皮膚炎、口腔内カンジダ症などを患う事が多くなります。
これら症状がなかなか治らなかったり繰り返す場合は、HIV検査を受けられることをおすすめします。
| 皮膚症状 | 内容 |
|---|---|
| 単純ヘルペス | ヘルペスはHPVと呼ばれる人間の皮膚にイボを作るウィルスですが、HIVに感染し免疫力が低下すると容易に発症します。口の周辺にできるものを口唇ヘルペスと言い、口の周囲に水疱と激痛を伴う潰瘍が出ます。性器やその周辺にできるものを性器ヘルペスと呼び、小さな水泡が何個か集まってできます。感染した部位の近くがリンパ節野場合は、腫れてしまい発熱や頭痛が出る場合も有ります。 |
| 帯状疱疹 | 体表に赤い発疹と水泡ができて、患部がヒリヒリ痛み人によっては頭痛や発熱、リンパ節の腫れを伴います。水泡の中の水は最初は透明ですが、やがて黄色の膿となり約1週間ほどすると水泡が破れ、跡がただれます。 |
| 急性期皮疹 | 赤いくて膨れた皮膚に直径が5mmから10mmくらいの丘疹が体中にできます。放置すると1週間から2週間ほどで自然と治りますがHIV感染者の場合は症状が続きます。 |
| 口腔内カンジダ症 | カンジダ菌自体は、常在菌なので本来は気にする程のものではありませんが、エイズ患者は免疫力が著しく低下しているので症状が重篤化します。口の中に白い苔状の物に覆われ、感染性の症状が出ます。 |
| 脂漏性皮膚炎 | 真菌であるマラセチア属真菌が感染する事で、頭部・顔面・胸や背中などの皮脂の分泌が活発な皮膚の部位に、かゆみを伴う赤い斑点が出ます。 |
HIVに感染した人の90%に皮膚疾患が出ると言われますが、、その皮膚疾患にはどのような特徴があるのでしょうか?
「急性期皮疹」は、HIVに感染した初期に現れるのが特徴です。
5mmから10mmくらいの赤い盛り上がった丘疹が体中に出るという全身の皮膚疾患となっています。
放置しておけば2週間程度で消えますが、発熱を伴うことも多くなっています。
熱が出たらなんらかの感染のサインであるということはよく言われていますが、こうした皮膚症状もサインの一つです。
「帯状疱疹」は免疫力低下が原因で、免疫力が高い時は発症しないようなヘルペスウイルスにより赤い発疹が出て水ぶくれになるのが特徴です。
「単純ヘルペス」は、ヘルペスウイルスの活動で発症し小さな水ぶくれがいくつも集まって発症するのが特徴です。
水ぶくれであるということから、見つけやすい病状ではあるとは思います。
普段の生活の中で水ぶくれになることなんてまずないですからね。
「脂漏性皮膚炎」という、頭、顔、胸や背中など、さまざまなところにかゆみを伴う赤い発疹が出るものもあります。
「口腔内カンジダ症」という、口の中に白いこけのようなものが出来るものもあります。のどや食道に発症することもあります。
注意が必要なかた
無防備な性行為をしてから数日間目で熱や皮膚症状が出ると不安になるかたもいらっしゃると思います。
コンドームを装着しているから大丈夫と思っていても、コンドームは万能ではないので感染リスクは残ります。
下記の内容で、ひとつでも心当たりが有る場合は、検査をすると良いでしょう。
- 不特定多数の人との性行為がある。
- 過去3か月HIV検査を受けて無い。
- コンドームを装着しない性行為をした。
- 今までになんらかの性病に感染したことがある。
- 風俗店に勤務している。
- 風俗店を利用したことがある。
日本には感染に気づいていないHIV感染者が多い
HIV感染性の症状にはコレといったはっきりした症状が無いため、免疫力の低下により出てくる症状で検査を受けて発覚する事が多いようです。
HIVに感染するとこのウィルスを完全に排除することはできませんが、現在ではエイズの発症を遅らせる薬が充実し必ずしも死に至るわけではなく、この病気と長くつきあっていくことが出来るようになりました。
ただし、治療が遅れてしまうとこれらの薬でも効果が出なくなってしまいます。
ですので、HIV・エイズの早期発見と早期治療が自分自身の為にもパートナーの為にも大切なので、心当たりのある行為があった場合は血液検査を受けるようにしましょう。
この病気は発生頻度は低いのですが、感染すると完治することが出来ない危険な病気です。 HIV・エイズに関してもっと詳しい情報が欲しい場合はコチラからどうぞ。