角栓抜きがやめられないあなたに贈る「角栓の取り扱い説明書」

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鼻の毛穴を爪で押すと、ニュルッと出てくる白い角栓。一つひとつ角栓を抜いていく作業は、包装に使われるプチプチシートをつぶしているような感じで気持ちいいんですよねぇ(汗)

 

でも、私はもうこんなことから足を洗いました。毛穴を悪化させるということがわかったからです。

 

 

スキンケアマンも角栓抜きをやめられない時期があった

20代の頃でしょうか、私も角栓抜きにハマっていた時期がありました。

 

5分から10分ほどの時間をかけて、鼻やアゴ(下唇の下のへこんだ部分)の角栓を爪で押し出すのが、毎日の日課となっていたのです。

 

毛穴が角栓で詰まるとニキビができてしまうという誤った強迫観念から、せっせこせっせこ繰り返していたんですね(汗)

 

別に、面倒くさいと感じることはなく、むしろ角栓が取れてスッキリすることが気持ちいいと思えるほどでした。

 

でも・・・、あるとき気付いたんです。

 

 
毎日かかさず角栓を取っているのに、次の日にはもう新たな角栓ができているような…。それに、実際のところニキビもできてるよね(汗)

 

昨日角栓を引っこ抜いたはずなのに、次の日にはまた角栓を取っている。これは、何を意味するのでしょうか?

 

 

角栓が繰り返し作られる理由

人間の身体には「恒常性」という機能が備わっています。

 

恒常性(ホメオスタシス)

生物において、その内部環境を一定の状態に保ち続けようとする傾向や作用のこと

 

例えば、傷ができると修復して元の状態に戻そうとする機能や、暑く感じると汗をかいて体温を一定に保とうとする機能などは、この恒常性のおかげなんですね。

 

毛穴ももちろん同じで、例えば洗顔のしすぎで油分が足りないと認識した身体は、みずから皮脂を分泌して肌を守ろうとします。

 

角栓も同じ。急にごっそり抜かれれば身体は元に戻そうとしますから、新たな角栓を作り出します。

 

ん?でも、ちょっと待って。

 

傷の修復や発汗、皮脂の分泌はわかるんだけど、そもそもなぜ身体は角栓なんて作るの?こんなもの、ブツブツして化粧のジャマだし、はっきり言っていらないじゃん。

 

実は、角栓にはちゃんとした役割があるのです。決して不要なものではないんですよ。

 

 

角栓とは?

角栓というのは、古い角質であるタンパク質が70%、皮脂が30%の混合物で、正常な毛穴には常に存在するものです。

 

なぜこんなものが作られるのかというと、毛穴から雑菌やウイルスの侵入を防ぐ働きがあるからです。「栓」という文字でわかる通り、蓋の役目があるんですね。

 

多くの人はジャマな汚れと思っているようですが、角栓は決して汚れなんかではないのです。

 

 

でもさ、メイク汚れとかが詰まるんだから、それは汚れじゃないの?

 

実はファンデーションなどのメイク用品は、成分の分子がとても大きいため毛穴の中に入り込むことはありません。

 

毛穴の入り口付近の窪みに落ちることはあっても(いわゆる ”毛穴落ち” ですね)、奥深くまでは入り込めないのです。

 

角栓は汚れではなく、人間の身体にとって必要なもの。毛穴から雑菌やウイルスの侵入を防ぐというきちんとした存在理由があるのです。

 

 

角栓抜きがやめられない悪循環~取るからできる

人間にとって必要な角栓をむりやり引っこ抜いてしまう。これがどんな状況なのか、身体の立場にたって考えてみましょう。

 

雑菌やウイルスから守るために作った角栓が、いたるところで無くなっている。

 

「むむっ、これは緊急事態だ。すぐさま製造ラインをフル稼働させよ!」

 

こう認識した身体は、恒常性の作用から急いで角栓を再生させます。でも、翌日にはまた角栓が無くなっています。

 

「う~ん、これはただ事ではないぞ。製造スピードをもっと上げろ!」

 

身体はさらに再生スピードを上げ、角栓が作られるサイクルはどんどんと早くなります。作っても作っても引っこ抜かれてしまう角栓。

 

そりゃ、身体の方も意地になりますよね(汗)

 

 

つまり、角栓は強引に取り除くからよけいにできるんです。

 

そして、むりやり角栓抜きをするというのは、人間の身体が本来持っている機能を妨害してるのと同じ。仕事のジャマをしているわけです。

 

また、角栓が作られるサイクルが早まれば、抜き損ねた部分の角栓は異常に発達して、毛穴をガチガチに詰まらせます。たくさんできれば、イチゴ鼻確定ですね(泣)

 

くわえて、内部でアクネ菌が増殖すれば、ニキビの発生にもつながります。

 

ニキビは、毛穴が角栓で詰まるからできるというよりも、角栓を異常発達させてしまうような間違ったスキンケアが作っているのです。

 

現に、角栓をいじらなくなった今の私は、ニキビに悩まされることはほとんどなくなりました。

 

ごくたまにポツンとできることはありますが、これは夜更かししてしまったとか、コーヒーを飲みすぎたなど、ハッキリとした別の原因があるときです。

 

私が最初にお話した、

 

 
毎日かかさず角栓を取っているのに、次の日にはもう新たな角栓ができているような…。それに、実際のところニキビもできてるよね(汗)

 

角栓抜きにハマっていた頃に私がこう感じたのは、当然なんです。

 

今ではほとんどできないニキビも、当時はよく鼻のてっぺんに作っていました。あれ、鼻が赤くなってすごく恥ずかしいんですよ(汗)

 

 

角栓に対してはヘタに手出ししないのが一番

角栓(というか毛穴自体)にこちらから干渉しても、良いことはありません。

 

角栓抜きがやめられない気持ちよさであることは私もわかりますが、やればやるほど毛穴は悪化していきます。ぜひ、当サイトを参考に正しい毛穴ケアを行なうようにしてくださいね。

 

間違っても、毛穴パックやオロナインなんて使ったらダメですよ。

 

 

 

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