子供の体から臭いが!子供の体臭の原因と考えられる病気4つ
お子さんの体臭が気になったことはありませんか?
体臭は大人だけの悩みではありません。今回は子供の体臭の原因と可能性のある病気を紹介していきます。
気にしすぎはNG!子供にも体臭があるのは自然なこと
子供は無臭というイメージをお持ちの方も多いと思います。ですが汗を放置したり不衛生にしていれば当然匂いは発生します。
子供にとっても体臭は身近なものだった
「体臭=おじさんのもの」なんていうイメージはありませんか?確かに加齢は体臭の大きな原因となります。大人の場合は食生活が不規則だったり、タバコやアルコールによって体臭がきつくなっているケースも多いはずです。
ところが体臭は大人だけのものではないのです。子供でも元々体臭が強い体質であったり、汗をかきやすい体質の場合はどうしても体臭がしてしまいます。よってほとんどの場合は過剰に心配する必要はありません。
誰にでも可能性がある!心配のない子供の体臭の原因
では具体的に、子供の体臭の原因には何があるのでしょうか?心配のない子供の体臭の原因には次のようなものがあります。
- 体ではなく衣服からの匂い
- 体の洗い方が不十分
- 汗っかき、もしくは汗をかいた後に放置している
子供の体臭のほとんどは心配がないものです。またほんの少しの対策で改善することが多いです。
また汗をかいた後に拭かない、着替えずに長時間放置していると汗が酸化してきつい匂いを発生させてしまいます。お子さまがスポーツを行っている場合は特に気をつけてあげましょう。
小さなお子さまの場合は体の洗い方が不十分な可能性もあります。まず始めに正しい洗い方を教えてあげることが重要です。また1人で入浴するようになった後もたまに正しく洗えているかをチェックしてあげるようにしましょう。
こんな体臭があったら要注意!病気が原因の体臭
子供の体臭のほとんどは心配なものではないことを説明してきました。ところがごく稀に何らかの病気が原因となっていることもあります。その体臭の特徴や症状等を紹介します。
1.脇からの刺激臭が特徴的な「腋臭症」
腋臭症(えきしゅうしょう)とは「ワキガ」の正式な名称で、脇の下から強い刺激臭を放つ病気になります。大人の病気というイメージがあるかもしれませんが、実は腋臭症に悩むお子さまは意外と多いのです。
脇の下にあるアポクリン汗腺という汗腺から出る汗がきつい匂いの原因となります。この汗腺は誰にでも存在しますが、腋臭症の方は汗の分泌が多かったり匂いやすいというわけです。以下のような症状が見られたら要注意です。
- 脇の下からきつい匂いがする
- 下着や服が黄色く汚れる
- 思春期(12歳前後)から症状が現れ始めた
2.甘酸っぱい匂いがする「糖尿病」
果物が腐ったような甘酸っぱい匂いがする場合は「糖尿病」の疑いがあります。糖尿病になると糖の代わりに脂肪をエネルギーに変えようとしますが、その時に発生するケトン体という物質が独特の匂いを発生させています。
糖尿病は大人がなるものというイメージが強いかもしれませんが、近年では食生活の欧米化に伴い子供の糖尿病も増加傾向にあります。以下のような症状が見られたら注意が必要です。
- 甘酸っぱい体臭・口臭
- 多尿
- 昼間の猛烈な眠気
- のどの渇き
3.魚が腐ったような匂いを放つ「魚臭症」
魚臭症とは名称の通り、体から魚が腐ったような匂いを放つ病気になります。正式名称はトリメチルアミン尿症と言います。いくら清潔にしていても魚臭い匂いがするというのはショックですし、精神的に追い詰められてしまう方もいます。
この病気は本来なら体内で分解されるトリメチルアミンという物質が分解されずに息・尿・汗から排出されてしまう病気です。体臭以外に主だった症状は現れません。
4.ケアを徹底しても汗臭さが改善しない「バセドウ病」
バセドウ病は甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気で、代謝が活発になり多汗や体重減少などの症状が見られます。若い女性に多い病気ですが、思春期くらいのお子さまにも発症する可能性があります。
全身に汗をかきやすくなるので、いくらケアをしても汗臭い状態が続いてしまう可能性が高いです。清潔にしているのにお子さまの汗臭さが改善されない場合はこの病気の可能性がゼロではありません。症状は以下のものがあります。
- 食欲増進
- 多汗
- 体重減少
- 暑がりになる
- 動悸
子供の体臭のほとんどは心配のないものですが、中には病気のサインとなっている可能性もあります。ケアを行っても体臭が改善されない場合は病院への受診をお勧めします。