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化粧品の好転反応

  • 2015/09/18
  • 07:32
好転反応って聞いたことありますよね。


コスメカウンターでは今日日なかなか聞くことがなくなった好転反応

どういうものかというと、

スキンケアや化粧品を使って肌が荒れると、肌の中の毒素や老廃物が出てきている。しばらくして毒素が出つくしたら肌荒れはおさまり、きれいな肌になってくる

というもの。



こないだ久しぶりに付き合いでエステの化粧品のサンプルを使用する機会がありまして

そこでまぁ、赤くなったり、腫れたりしたわけです。

『荒れてしまいました(笑)』

とお断りしたら

『それ好転反応ですよ』


と


体の中の悪いものが出てきて、毒素とかが抜けてデトックスされて、反応が終わったらきれいになるよ。絶対それ好転反応キリッ


って言われたので、その場で成分を見ましたがな。

うん、特に普通でしたよ

特別、と言っているけどどこにでもある普通の化粧水とクリーム。クリームはシリコン系が多目でしたね。

そう、普通です。

当たり前なのです。


売りっぱなしにする化粧品に炎症を起こして毒素を排出して治療をするような成分など入れられませんし、存在しません

では、このサロンが言っている、
好転反応とは?


医学的には普通に炎症です


体の悪いものが出ているのではなく、

自分の体にとって悪いものが触れたため、体がそれを追い出そうとしている

ということです。
体の中に有害物質があるのではなく、
この好転反応赤く腫れる化粧品が、自分にとっての有害物質ということです。


赤く腫れる、痛む、痒いは、炎症の反応以外にないのです。





それに、好転反応を謳うのは薬事法違反です。
販売側が好転反応を謳うことで、アレルギーや炎症を起こしているにも関わらず、使用者は好転反応を信じて使い続け、結果、医療機関を受診するのが遅れてしまいます。



最近はこういったことも広く知られてきたので、
メーカーの看板を責任もって背負う意識の高い販売員さんは、好転反応という言葉を使わなくなってきました。


ですが、一部のエステサロンや化粧品カウンター、マッサージの一種では、未だに『何かあったら好転反応』とばかりに言い逃れ、目先の利益を追求して売り上げようとしているようです。

内心『この人に合わなかったのかな?ヤバイ』
と思っていても、そこで購入を中止されて皮膚科に行かれ、それで症状が改善されてしまったら、顧客と売り上げは減るし、化粧品に効果がないことが証明されてしまうからね。

ですが正直、今時好転反応という言葉を出す化粧品販売者さんは、ものすごく馬鹿無知に見えてしまいます┐(´д`)┌
私がケミカルコスメを使っていた頃に付き合いのあったBAさんは誠実な販売員でした



でも、信じて使い続ける人も、どうしても居てしまうのです。


以前職場が一緒だった、Kさんという方は、年がら年中いつも、顔中にイボのような赤いニキビができていました。

なのでいつも顔はボコボコ。

ある時、『ねえ病院に行ったら?』と言ってみると、
『ううん、これはね、体の毒素を化粧品が出してくれてる好転反ry』

『でも、すごいよ、いつまでたっても真っ赤のボコボコだよ~。マジで合わないんじゃないの?』

『それだけ毒素がたまっていたということよね~これも好ry』

と、彼女はせっせと化粧品を使い続け、退職する一年後まで、顔はでこぼこのままでした。



スキンケアは、外用塗布では角質層までしか届かず、
合界を用いても、真皮に届くものなんてとてもわずか。

角質層の薄さは、半紙より薄いんですよ
サランラップくらいのもん

そんな角質層に顔中でこぼこになるくらいの毒がたまってるとかあり得ない


実は、ターンオーバーを無理矢理促し、肌をきれいにする薬品は存在します。
それは副反応として、肌が赤く炎症を起こしたりします。


ですがそれは、まだ医薬品としても日本では認可されておらず、一部の医師が原料を個人輸入して処方している状態。


コスメに使われているものもあるようですが、まだ数少なく、また成分そのものの副反応が強いので、配合量もかなり少なく押さえられているでしょうね。コスメメーカーは医師のようにユーザーの状態を管理したりしないので

そのような成分を配合していても、
メーカーは消費者が『肌が荒れた』と言っても、好転反応で、これから良くなりますとは言ってはいけないんです。

肌の症状に詳しくもないアドバイザーやエステティシャン、もしくは、お客様の顔を見ることもないコールセンターのお姉さんがお客様の肌を正しく判断するのは不可能です。
もしかしたら本当にアレルギーである可能性も捨てきれません


ケミカルコスメでの肌荒れを経て、
極端なナチュラルケアに倒錯していた私ですが、そこから調べていくうちに、市販スキンケアにも、良いものがあると分かってきました

でも、好転反応はあり得ないと思っています。

肌に乗せて痛い、痒い、赤くなる、腫れる化粧品は、肌が拒否していると思った方が良いです。

肌に毒があるのではなく、化粧品にあなたにとっての毒があるのです。

なぜ医師が治療の際に副反応の出る劇薬を使えるのか
それは医師がその経過を含めて治療として管理できるから。その判断力と対処能力があるからです。

長く使い続けていればいつかは炎症が治まるなんてことはありませんよ。
炎症を繰り返した肌は著しく弱まり、水分や弾力を失い、垂れ下がり、ひどいときにはうぶ毛も生えなくなります←マジよ


頭のすみっこに入れておきましょう。

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