わきの黒ずみ、ひじの黒ずみ、バストトップの黒ずみ、デリケートゾーンの黒ずみ・・・
皮膚にできる黒ずみはさまざまな部位で起こり、肌が黒ずんで見えるとなんだか嫌な気分になってしまいます。
今できている黒ずみを薄くしたり今以上に増えないようにしたいですよね。
それには黒ずみができるしくみを知って適切なケアをすることが大切です。
この記事では「皮膚の黒ずみ」に注目し、できる原因とケア方法をご紹介します!
そもそも「皮膚の黒ずみ」って何?
いろいろな部位にできる黒ずみ。その正体はメラニンです。
黒ずみについて掘り下げる前に、皮膚のしくみを解説します。
皮膚がどういう構造になっているかわかっていると、メラニンがどこで作られるのかイメージしやすいと思います。
皮膚の構造
おおまかに分けると、皮膚は3層に分かれています。
(出典:https://www.risou.com/skincare/01.php)
表皮・・・皮膚の一番外側。外部刺激や水分の蒸発から体を守る。
真皮・・・表皮を支え皮膚の土台となる。血管がありコラーゲンなどを含む。
皮下組織・・・表皮と真皮を支えている。ほとんど皮下脂肪でクッションのような役割。
メラニンとは
「メラニン=シミ・黒ずみの原因」のようにあまり良いイメージのないメラニンですが、外部刺激から肌を守るために作られるというのが本来の働きで、肌にとってなくてはならない存在です。
メラニンは表皮の基底層に存在するメラノサイト(色素細胞)によって作り出されます。
(出典:http://www.kao.com/jp/skincare/structure_02.html)
メラノサイトは紫外線など外部からの刺激によって活性化されメラニンを作ります。
血管やリンパ管、肌の弾力を維持するコラーゲンなどを含み、肌の土台とも言える真皮にダメージが及ばないように守る働きがあります。
メラニンはターンオーバーによって排出される
古い皮膚から新しい皮膚へと生まれ変わることをターンオーバー(皮膚の新陳代謝)といいます。
およそ28日周期で繰り返され、このときメラニンも一緒に排出されます。
(出典:http://www.placentaya.com/contents/turnover.html)
ターンオーバーの周期が乱れてしまうとメラニンの排出が遅くなります。
さらに新しくできたメラニンも溜まっていき黒ずみとなって肌に残ってしまうのです。
そしてターンオーバーが乱れる原因は
- 紫外線
- 血行不良
- 摩擦
- 加齢
- ホルモンバランス
このような原因によって周期が乱れると言われています。
黒ずみを増やしてしまう行動
紫外線対策をしていない
メラニンは紫外線による刺激から肌を守るために作られます。
日焼け止めや日傘など紫外線を避ける対策をしないままでは、メラノサイトの働きが過剰になりメラニンも増えます。
保湿不足
表皮の角質層はうるおいを保つことで外部刺激から体を守る働きがあります。
これをバリア機能と言います。
乾燥した状態が続きうるおいが失われるとバリア機能が低下し、刺激を受けやすくなるためメラニンが増え黒ずみとして残ってしまいます。
肌をこする、掻く、傷つける
これらは外部からの刺激になりメラニンが過剰に作られる原因となります。
虫に刺されたところを強く掻いてしまったり、ピンセットで無理矢理毛を抜いたりすることも黒ずみの原因になります。
黒ずみができやすい部位
- ひじやひざなどの関節
ひじやひざは他の部位に比べて皮脂の分泌が少なく乾燥しやすいです。
膝立ちしたりスキニーパンツのようにピタッとした服を着ることが多くなると、摩擦から守ろうとして角質が厚くなり、メラニンが蓄積し黒ずみとして残ってしまいます。
- わき
- 顔
- 脚
- おしり
- バストトップ
- ビキニライン
- デリケートゾーン
この部位に共通するのは外部からの刺激があるということです。
例えばカミソリなどを使った除毛や脱毛の刺激、クレンジング、服や下着との摩擦、トイレットペーパーによる摩擦によって刺激を受けメラニンが増えてしまいます。
黒ずみを予防する4つのケア
メラニンが過剰に作られないよう、この4つのポイントを意識しましょう。
紫外線から肌を守る
紫外線は季節関係なく一年中降り注いでいます。
簡単にできる対策は日焼け止めを塗ることです。
ムラなく塗り数時間置きに塗りなおすとさらに紫外線を防げます。
ほかにも紫外線予防効果のある化粧品を使ったり、帽子をかぶったり日傘を差すことでも紫外線を防げます。
保湿する
肌のバリア機能を低下させないためにも保湿は大切です。
ボディクリームやオイル、顔なら化粧水や乳液やクリームを丁寧に塗り、皮膚のうるおいを保ちましょう。
摩擦を減らす
きつい下着や服を着ない、ゴシゴシ擦らないなど普段の生活で少し気を付けるだけで摩擦は少なくできます。
これらを控えるだけでも黒ずみを増やさないようにできます。
美白化粧品を使う
肌を美白するための商品はたくさんあります。
顔、バストトップ、デリケートゾーン、全身に使えるものなどさまざまです。
美容液タイプやクリームタイプ、保湿も同時にできたり炎症を抑える効果があるなど商品によって質感や含まれる成分にも違いがあります。
自分に合いそうな商品を試してみるのもアリですね。
しくみを知れば黒ずみは防げる
紫外線や摩擦による刺激でメラノサイトが反応しメラニンが作られるんですね。
虫に刺されて掻きむしったところ、ばっちり黒ずみになって残っています・・・。
メラニンは皮膚を守るための大切な機能です。
完全に取り除くことはできませんが増えないよう対策はできます。
保湿や紫外線対策など普段の生活に取り入れやすいものから始めてみてはいかがでしょうか。
黒ずみのないお肌を目指して、一緒にケアしていきましょう!