はじめに
※【クリッピング】を学んだところからスタートします。
塗り方の技術云々ではなく、
とにかくレイヤーの使い方を覚えるだけです。
これから教えるレイヤーの使い方は、私が普段使っている方法であって、絵を描いているすべてのひとが同じ使い方をしているわけではありません。人にもよるけど絵の種類(アニメ塗りや厚塗り)などにもよって変わってくるので、レイヤーを使ってこうやって絵を描いていくんだなぁっていうのだけ理解していただければ十分です。
乗算して影をつける
ベースの色を塗りおわったら、いよいよ本格的に塗っていきます。
影を塗ったり発光させたり柄をつけたりしていくのですが、それらをするときは一つ一つレイヤーをわけたほうが作業がしやすいです。つまり【肌レイヤー】で「ベースの肌色」と「肌の影の色」を一緒に塗るのではなく、【肌レイヤー】と【肌影レイヤー】と分けます。「ベースの肌」「肌の影」「頬の赤み」「肌の発光」等、ひとつひとつ分けることで塗るのに失敗したときに取り返しがつきやすいです。
まずは「肌の影」を塗るための新規レイヤーを作成し、前回紹介した【クリッピング】という機能を使って塗ります。そしてレイヤーを【乗算】にします。
これで肌の影は塗れました。
同じ要領で髪の影も塗ってみます。
使い方はひとそれぞれで塗り方(アニメ塗り、厚塗り等)によってもレイヤーの使い方が変わってくるから絶対これだとは言わないけども、色を塗っていくときは、、、
- 新規レイヤーを作成
- 塗りたい箇所にクリッピング
- レイヤーの設定
- 新規レイヤーに色をのせる
で塗り進めていくのがいいと思います。(私はいつもこのパターン。)
レイヤーの設定っていうのは、【不透明度】や【乗算】【加算】【オーバーレイ】などといった機能のことです。今回はそれぞれの詳しい説明は省きますが、言葉よりも実際にいじって試したほうが理解が早いと思うので一度触ってみてください。
よくあるうっかりミスとしては、選択中のレイヤーが【髪レイヤー】だと思っていたら【肌レイヤー】で髪色を肌に塗ってしまったりすることな。あと前回さらっとレイヤーの統合(結合)について触れたけど「【髪レイヤー】と【肌レイヤー】を間違えて統合(結合)しちゃった!!!」とかよくあるので気を付けるように……(経験談)
以上が『基本的なレイヤーの使い方』です。
なんとなくレイヤーを使ってどうやって絵を描いていくのか伝わっていれば良し。
今回使用した線画の完成したものはこちらです。
【通常】【乗算】【加算・発光】【オーバーレイ】のレイヤーで出来てます。
同じ線画で実際に塗っていただいたかたに「3分クッキングすんな!!!怒」と怒られそうなので、以下は簡単なメイキング。
肌や髪と同じ手順「①新規レイヤー②クリッピング③レイヤーの設定④塗る」という作業を繰り返して塗っていきます。
おまけ:簡単なメイキング
涙袋
【肌レイヤー】にクリッピングして、エアブラシで「肌の影の色」で軽く塗る。そのあと消しゴムで瞳の下あたりを削って、レイヤーの【不透明度】をさげて色を薄くする。一歩間違えるとただの“くま”になるので注意。いっそ描かなくてもいい。
髪の艶
新規レイヤーを出して【髪レイヤー】にクリッピング後、
①ブラシの【ペン】で「H」のような形の線を適当に引きます。
②ブラシを【指先】にしてぼかします。
☆③ぼかしかた。
④レイヤーを【加算・発光】にします。
⑤このままだと眩しすぎるのでレイヤーの【不透明度】を30~40%ぐらいまでさげます。
※実際に完成したイラストでは④⑤をし忘れてます。大変申し訳ない。自分の中では、これくらいしなくても大丈夫なんだと思う。
本当は右のようになる予定だった。しかし、設定し忘れていた。
髪と肌をなじませる
髪がまだ重たく抜け感というか透明感がないので、肌となじませてみます。
いつものように新規レイヤーを出して【髪レイヤー】にクリッピングしたら【エアブラシ】で前髪を【ベースの肌色】で、後頭部を【肌の影の色】で軽く塗ります。
だいぶ柔らかくなったかな?
瞳の塗り方
瞳の塗り方は毎回その場で考えてるので「普段している塗り方」とは言えないのですが、今回の瞳の塗り方を紹介します。
瞳を塗るときは、狭い範囲に何色も色がのるので全部レイヤーをわけておいたほうが身のためです。完成して全体像を見たときに、あとからここの色変えたいとかでてくると大変な目に合いますので、面倒でも分けるんだ!!!
以上でメイキング終了です。
描いてる本人の絵が下手なので申し訳ないですが、これといって技術も大して使っていないので上の画像ぐらいには仕上がるんじゃないかなぁと思います。
ちなみにレイヤーの総枚数は20枚前後。
⇒曖昧なのはレイヤーの結合をしたりしているため。
確認したら瞳のレイヤーだけで7枚(線画含む)も使っている。
⇒塗り方を決めておらす、その場で試行錯誤し迷走しているため。
顔だけでレイヤー20枚は多いのか少ないのかは不明ですが、枚数なんか気にせずとりあえず分けとけば後からどうにでもなるからね!
レイヤーを使って絵を描いていく過程、というものを実際に見ていただいて「レイヤーってこうやって使っていくんだなぁ」と知っていただけたなら幸いです。
お粗末さまでした!!