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にきびのできる原因とニキビのできる部分に関する基礎知識
ニキビをしっかりと治療するためには、ニキビに対する正しい知識を身につけることが大切になってきます。大人ニキビだけではなく、思春期にできるニキビも合わせて、ニキビのできる原因・経緯について記述させていきたいと思います。
なぜニキビができてしまうのか。その仕組みさえ知ることができれば、おのずとニキビ予防の方法もわかってくると思います。ただ、大人ニキビの場合、原因はひとつではなく、多数あり、それらが複雑に絡み合い発症します。また、ニキビの進行も思春期のニキビとは違ってきます。
ニキビの毛包断面図
断面図から、皮膚は「角層(かくそう)」「顆粒層(かりゅうそう)」「有棘層(ゆうきょくそう)」「基底層 (きていそう)」の4種類からなる表皮、そして、その下にある「真皮(しんぴ)」、さらにその下にある「皮下組織(だいたいが皮下脂肪)」の三層構造でつくられています。
一番外側にある表皮は、もっとも薄い目の回りでは厚さが約0.7ミリメートルとたいへん薄く、血管がありません。しかし、神経は一部表皮内にあることがわかっています。表皮内の神経は炎症が持続するとさらに増加する傾向にあるといわれています。又、表皮は基底層で生成されるメラニン色素によって紫外線から皮膚を守るなどの、大きな役割を果たします。
基底層で生成された表皮細胞は有棘層で栄養をもらい分裂しながらゆっくりと上に押し上げられ、顆粒層をいとおって、角層で最終的に「垢」となり剥がれて落ちます。この一連の出来事は約4週間から6週間で行われます。通常はこのようにしてターンオーバー(新陳代謝のこと)を繰り返し、肌の表面は汗と皮脂が混ざった皮脂膜により保湿され、皮膚は健康な状態を維持しています。
真皮は基底層に栄養・酸素を運搬する血管・神経・汗腺・皮脂腺・コラーゲン繊維などのある皮膚を構成する中心部に当たります。ニキビのできる毛包(もうほう)も真皮にあります。毛包と皮脂腺は繋がっており、分泌された皮脂は毛包を通い、肌表面の開いた毛穴から排出されるのが本来の動きになりますが、毛穴がふさがり、毛包の中に皮脂がたまってしまうと、ニキビが発症します。
ニキビの原因
脂腺性毛包に皮脂がたまりやすい構造がニキビの原因
ニキビのできる場所は「脂腺性毛包(しせんせいもうほう)」といわれる毛包です。脂腺性毛包は管が太く短いうえに、毛が細く短いため、皮脂がたまりやすくできています。
また、繋がっている皮脂腺が大きく、多数あるため、毛包に流れる皮脂量も多く、ニキビのできやすい環境が自然とできてしまいます。一般的に脂質な肌の人はニキビができやすいと言われるのは、皮脂腺が乾燥肌の人に比べ発達しているため、その分皮脂の分泌する量が多いためです。
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ホルモンバランスの影響によるニキビ
男性ホルモンには、皮脂腺を発達させて、皮脂の分泌を高めて進める働きがあります。皮脂の分泌する量が多くなれば、毛穴はすぐに埋まってしまい、目詰まりを発生しやすくなります。また、皮脂を栄養としているアクネ菌の繁殖も招くことにもなりますので、ますますニキビのできやすい環境が整ってしまいます。
20代以降の女性に発症する大人ニキビの多くは、フェイスライン、あごや口の周囲など、男性のヒゲができる部分にできる場合が圧倒的に多く、これは男性ホルモン受容体の密度が高濃度であるためといわれています。
女性ホルモンの一つに黄体ホルモンと呼ばれるものがありますが、これが高まる時期(排卵から生理までの2週間)は皮脂の分泌量が増加するため、この時期にニキビが発症しやすい女性が多いのです。
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角質が厚くなる為できるにきび
これは毛穴付近の上部(毛漏斗部)の内側にある角質が厚くなりやすいといわれています。この現象を角化異常と呼びます。厚くなった角質により毛穴がふさがれてしまうと皮脂がでつらくなってしまい、毛包にどんどんたまり一杯になってしまうと白く隆起します。これがニキビの最初の段階である面皰(めんぽう)と呼ばれる状態です。
ニキビが発症しやすくなる毛包の毛漏斗部の角化異常が起こる原因には、さまざまな説があります。
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アクネ菌によるニキビ
毛包の中には多数の常に滞在する細きんがあります。これら細きんの中でニキビ発祥に大きく関係してくるといわれているのがアクネ菌です。これは嫌気性ということで、毛穴が角質によって塞がれてしまうと酸素が少なくなってしまい、毛包の中で皮脂を栄養源とし、繁殖を繰り返してしまいます。
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ストレスによる悪化がニキビの原因
ストレスを抱えることでニキビを悪化させる事例が多数あります。そのメカニズムについてはまだはっきりしていません。
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遺伝によるニキビ
家族や親戚内にニキビ肌の多い場合、ニキビができやすいといわれています。これは民族や人種によりニキビのできる確率が違ってくること、代々ニキビの発症する家系があること、一卵性双生児(双子)の場合はどちらもニキビが発生したりする
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代表的なニキビの原因
条件に当てはまるほどニキビができやすくなります。
1. ストレス 2. 全身疲労 3. 睡眠不足 4. 不規則な食生活 5. 便秘 6. 皮膚の不潔 7. 栄養の偏った食生活 8. 汗による刺激・高温環境 9. 肌に合わない化粧品や何回も行われるメイク 10. 正しくないスキンケア法 11. 手・髪による皮膚への慢性的な刺激
以上の要因または、多数の複因によるものとされるが、それぞれ簡単に説明できない要因が絡んでくるので、主な原因を記述していくことにする。