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| タイトル: | 公開特許公報(A)_洗浄剤組成物 |
| 出願番号: | 2012225520 |
| 年次: | 2014 |
| IPC分類: | A61K 8/36,A61K 8/37,A61K 8/73,A61Q 5/02,A61Q 19/10 |
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藪影 光洋 JP 2014076966 公開特許公報(A) 20140501 2012225520 20121010 洗浄剤組成物 株式会社ナリス化粧品 591230619 藪影 光洋 A61K 8/36 20060101AFI20140404BHJP A61K 8/37 20060101ALI20140404BHJP A61K 8/73 20060101ALI20140404BHJP A61Q 5/02 20060101ALI20140404BHJP A61Q 19/10 20060101ALI20140404BHJP JPA61K8/36A61K8/37A61K8/73A61Q5/02A61Q19/10 4 OL 9 4C083 4C083AB032 4C083AB342 4C083AC072 4C083AC122 4C083AC132 4C083AC241 4C083AC242 4C083AC422 4C083AC532 4C083AC661 4C083AC662 4C083AC712 4C083AD042 4C083AD092 4C083AD202 4C083AD211 4C083AD212 4C083AD272 4C083AD351 4C083AD352 4C083CC23 4C083CC38本発明は、皮膚洗浄剤組成物に関し、具体的には脂肪酸系の洗浄剤組成物に関する。近年、洗顔料やボディシャンプー等の洗浄剤組成物は、本来の目的である洗浄性に加えて、豊かな起泡性、クリーミィな泡質、すすぎ性、そして使用後のしっとり感が求められている。洗浄剤組成物の泡立ちの量を多くする方法としては、起泡性の高い界面活性剤を高配合することが一般的に行われている。起泡性の高い界面活性剤としては、脂肪酸石鹸、アミノ酸系界面活性剤、N−アシル−N−メチルアウリン塩やヒドロキシアルキルエーテルカルボン酸塩などが挙げられる。しかしながら、これら起泡性の高い界面活性剤を配合しただけでは、泡立ちは良いものの、泡のキメの細かさや弾力に関しては十分満足いくものではなかった。そのため配合量が過剰になり皮膚に対する安全性が低下する。また使用後のしっとり感の向上やつっぱり感の改善のために、ノニオン性界面活性剤を配合したり、油性成分を配合する試みがなされている。しかしながら、この方法では泡立ちが低下してしまう。同様に、多価アルコールや糖類を配合することもあるが、親水性の成分であるため、使用後に洗い流されてしまう。また、カチオン性の高分子を配合することで泡立ちと使用後のしっとり感を両立させる方法が示唆されている。この方法は、アニオン性界面活性剤を主体とした系にカチオン性の成分を配合するため、安定性が低下することが多い。また、一般的な洗浄剤組成物は、アニオン性界面活性剤を主成分とすることで、皮脂、汗などの汚れを除去することができる。しかし、皮膚に必要な油分も取り去ってしまうという問題もあった。皮膚に必要な油分が取り去られてしまうと、皮膚のバリア機能が低下し、肌荒れが生じる。これらの問題を解決するために、カチオン性高分子及び特定の油剤を配合し、良好な起泡性、弾力のある泡質を得る技術(特許文献1)が提案されている。しかし、泡立ち、泡の弾力には優れるものとされているが、実際に得られる泡立ちとしては十分なものではなかった。しかも、使用時の溶けや、洗い流しやすさに関しては、十分に満足いくものではなかった。また、ポリグリセリン脂肪酸エステルと多糖類系高分子を配合し、良好な起泡性、使用性の優れた技術(特許文献2)が提案されている。しかし、ポリグリセリン脂肪酸エステルは低刺激性の界面活性剤ではあるが、通常はほとんど泡が立たない。このため、良好な泡立ちを得るためには、アニオン性界面活性剤を高配合しなければならない。この方法では泡立ちは十分であるが、泡質に関しては十分に満足いくものではなかった。さらに、界面活性剤を高配合することで、皮膚に必要な皮脂成分を奪い取ってしまい、洗浄後のしっとり感が得られにくかった。また、ヒドロキシアルキルエーテルカルボン酸塩とアミノ酸系油剤とカチオン性高分子を配合することで、起泡力が高く、泡質が良好で使用性に優れた洗浄料(特許文献3)が提案されているが、実際に、市場で要求されている起泡性、泡質には至っていなかった。(本発明者が目標としている高い起泡性、良好な泡質ではなかった。つまり、ヒドロキシアルキルエーテルカルボン酸塩とアミノ酸系油剤を組み合わせでは泡立ち、泡質は十分ではなかった。さらに、泡の安定化に用いられるカチオン性高分子は、アニオン性の洗浄基剤と反応しやすく、不要物や状態の変化等の問題を生じやすい。こうした中で、低刺激で、起泡性が高く、泡質が良好であり、使用感、使用性に優れた洗浄剤組成物の開発が望まれていた。特開2007−269704号公報特開2003−41299号公報特開2008−231346号公報本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、皮膚に対し低刺激であって、起泡力が高く、泡質が良好で、使用感、使用性の優れた洗浄剤組成物を提供することにある。本発明者らは上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、高級脂肪酸塩、アシル化アミノ酸のエステル、水溶性天然多糖系高分子を組み合せて配合することにより上記課題が解決されることを見出し、本発明を完成するに至った。発明の実施の形態以下、本発明の実施形態について詳述する。本発明に使用する高級脂肪酸塩はいわゆる脂肪酸石鹸のことである。高級脂肪酸塩を構成する高級脂肪酸は特に限定されないが、の脂肪酸がより好ましい。また、直鎖、分枝、飽和、不飽和のいずれであっても良く、具体的には、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、パルミトオレイン酸、オレイン酸、イソミリスチン酸、イソパルミチン酸、イソステアリン酸の1種又は2種以上を使用することが出来る。中でも、洗浄力および起泡力の観点から、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸がより好ましく用いられる。洗浄剤組成物中における成分(A)高級脂肪酸塩の含有量は、10〜45質量%である。この範囲であれば、使用時に充分な起泡力を持った洗浄剤組成物を得ることができる。弾力のある泡を持続し、洗浄後のつっぱり感を感じないためには、15〜40質量%が好ましい。なお、ここでの高級脂肪酸塩の含有量とは、処方中の上記高級脂肪酸と水酸化カリウム等の無機アルカリやモノエタノールアミン等の有機アルカリとを中和し構成される高級脂肪酸石けん量を指す。脂肪酸を中和するアルカリとしては、酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの無機アルカリ;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミンなどの有機アルカリなどが挙げられる。使用するアルカリ剤としては、材料入手の容易性および取り扱いの簡便性の観点から、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムを用いることが好ましい。好ましい中和率は60〜90%である。本発明の皮膚洗浄剤組成物に高級脂肪酸塩を含有させるには、高級脂肪酸とアルカリ剤を予め高級脂肪酸塩として調製後に配合してもよく、また、高級脂肪酸とアルカリ剤とを配合して組成物中で高級脂肪酸塩としてもよい。本発明の(B)成分であるアシル化アミノ酸のエステルとは、アシルアミノ酸と高級アルコールのジエステルを指す。具体的には、N−ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N−ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、N−ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、N−ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N−ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、ミリストイルメチル−β−アラニン(フィトステリル/デシルテトラデシル)から選ばれる1種または2種以上であることが好ましい。市販されている味の素株式会社製の「エルデュウ(登録商標)」を用いることができる。「エルデュウ(登録商標)」シリーズには、グルタミン酸を含むものと、アラニンを含むものがある。グルタミン酸を含むものとしては、エルデュウCL−301:N−ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、エルデュウCL−202: N−ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、エルデュウPS−203: N−ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、エルデュウPS−304: N−ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、エルデュウPS−306: N−ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)が市販されている。アラニンを含むものとしては、エルデュウAPS−307:ミリストイルメチル−β−アラニン(フィトステリル/デシルテトラデシル)が市販されている。本発明に用いるアシル化アミノ酸のエステルは、使用時の泡のキメ細かさと洗浄後のしっとり感を付与するための目的で配合されるものである。配合量は、洗浄後のしっとり感を付与するため0.1質量%〜2.0質量%が好ましく、特に好ましくは0.3〜1.5質量%である。本発明において用いられる水溶性天然多糖類系高分子としては、化粧料に配合できるものであれば特に制限されない。水溶性天然多糖類系高分子としては、シロキクラゲ多糖体、グアーガム、ローカストビーンガム、クィーンシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、タラガム、タマリンド、ファーセレラン、カラヤガム、トロロアオイ、キャラガム、トラガントガム、ペクチン、アルギン酸及びその塩、マンナン、デンプン、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、カードラン、ヒアルロン酸及びその塩、ザンサンガム、プルラン、ジェランガム、キチン、キトサン、寒天、コンドロイチン硫酸塩、カゼイン、ゼラチン、アルブミン等が好ましいものとして挙げられる。特にシロキクラゲ多糖体、キサンタンガム、が好ましい。本発明の水溶性天然多糖類系高分子は、弾力性のある泡を持続し、洗浄後のしっとり感を付与する目的で配合される。配合量は弾力性のある泡を付与するため、洗浄剤組成物全量中0.01〜1.0質量%が好ましい。さらに好ましくは、0.05〜0.5質量%である。本発明の洗浄剤組成物には、界面活性剤として、その他、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、糖エステル系、糖エーテル系、糖アミド系等のノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤を本発明の効果を損なわない範囲において任意に併用することもできる。さらに、その他、洗浄剤組成物に通常用いられる成分を本発明の効果を損なわない範囲で任意に配合することができる。例えば、水、プロピレングリコール、ソルビトール、グリセリン、1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、ジプロピレングリコール等の保湿剤、本発明以外の高分子、パール化剤、香料、色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤、殺菌剤、抗炎症剤、防腐剤などを配合することができる。本発明の洗浄剤組成物のpHは、皮膚への影響等を考慮し、4〜11程度が好ましい。本発明の洗浄剤組成物は、各構成成分を適宜混合して製造することができ、用いる成分の性状等により、必要に応じて、投入順序の変更、加温、冷却、攪拌混合等を行うことにより得られる。本発明の洗浄組成物は、ペースト状、液状、固形状等好みに応じ調整することができる。以下、実施例にて本発明を記述するが、本発明はこの実施例により限定されない。実施例1〜5、比較例1〜7を表1に示す。なお、実施例及び比較例の処方は、脂肪酸等油性成分及び保湿剤、多価アルコールや防腐剤、及び界面活性剤を加熱溶解し、80℃に保ち、予め精製水にて溶解した水酸化カリウム油相中に添加し、中和させる。その後、精製水にて溶解させたキレート剤を添加し攪拌混合し、冷却し、作製した。実施例に先立ち、成分(A)である高級脂肪酸と水酸化カリウムで中和させて生成された高級脂肪酸石けんの計算量を表1に示す。また、本実施例で用いた各評価方法の試験方法、評価基準について説明する。<泡立ち>各洗浄剤組成物について、10倍希釈水溶液を調製し、この溶液50mlを次いで、ホモミキサーを用いて攪拌開始から1分後に於いて生じた泡の体積(ml)を測定し、泡立ち量とした。なお、タービンの回転数は2000rpm とした。(評価基準)◎:160ml以上○:140ml以上160ml未満△:120ml以上140ml未満×:120ml未満(1)使用テスト各洗浄組成物について、専門パネル10名による洗浄を行い、その際の官能評価を行った。評価は各項目ごとに記載した下記の評価基準による10名の平均点を算出し、平均点が4.5以上の場合を非常に良好(◎)、3.5以上4.5未満の場合を良好(○)、2.5以上3.5未満の場合をふつう(△)、2.5未満の場合を不良(×)と判定した<泡質(クリーミーさ)>(評価基準)5点:泡質が良いと感じる。4点:泡質がやや良いと感じる。3点:普通。2点:泡質がやや悪いと感じる。1点:泡質が悪いと感じる。<タオルドライ後のしっとり感>(評価基準)5点:タオルドライ後の肌がしっとりする。4点:タオルドライ後の肌がややしっとりする。3点:普通。2点:タオルドライ後の肌がややしっとりしない。1点:タオルドライ後の肌がしっとりしない。表1の結果から明らかなように、本発明に係る高級脂肪酸塩、アシル化アミノ酸のエステル、水溶性天然多糖類系高分子を配合した洗浄組成物は、いずれも優れた効果が得られた。一方、高級脂肪酸塩の代わりに他のアニオン性界面活性剤を配合した比較例1では、起泡力が低く、泡質も良好ではなかった。また、アミノ酸系油剤の代わりにエステル油剤を配合した比較例2及び水溶性天然多糖類系高分子の代わりにカチオン性高分子を配合した比較例3、比較例4は起泡力、泡質、洗浄後のしっとり感において十分満足のいくものは得られなかった。以下にさらに処方例を示す。以上、詳述したように本発明によれば、皮膚に対し刺激性が低いとともに起泡力が高く、泡質が良好であって、使用感に優れる洗浄組成物が得られる。本発明の洗浄剤組成物は、皮膚洗浄用に好適である。次の成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。(A)高級脂肪酸塩(B)アシル化アミノ酸のエステル(C)水溶性天然多糖類系高分子から選ばれる少なくとも1種次の成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。(A)高級脂肪酸塩を10〜45質量%(B)アシル化アミノ酸のエステルを0.1〜2.0質量%(C)水溶性天然多糖系高分子から選ばれる少なくとも1種を0.01〜1.0質量%成分(B)アシル化アミノ酸のエステルが、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・オクチルドデシル)N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・2−オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2−オクチルドデシル)、N−ミリストイル−N−メチル−β−アラニン(フィトステリル・デシルテトラデシル)から選ばれる一種以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2いずれかに記載の洗浄剤組成物。成分(C)水溶性天然多糖系高分子がキサンタンガム、シロキクラゲ多糖体から選ばれた1種又は2種以上である請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の洗浄剤組成物。 【課題】皮膚に対し低刺激であって、起泡力が高く、泡質が良好で、使用感、使用性の優れた洗浄剤組成物を提供すること。【解決手段】(A)高級脂肪酸塩を10〜45質量%、(B)アシル化アミノ酸のエステルを0.1〜2.0質量%、(C)水溶性天然多糖系高分子から選ばれる少なくとも1種を0.01〜1.0質量%を組み合せて配合する。成分(B)はアシル化アミノ酸のエステルが、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等が、成分(C)は水溶性天然多糖系高分子がキサンタンガム、シロキクラゲ多糖体等が好適に用いられる。【選択図】なし