なぜ痩せる? シリコンバレーで人気の「バターコーヒーダイエット」とは

掲載日:2016/07/04

皆さんは、「バターコーヒーダイエット」をご存知ですか? 昨年、シリコンバレーで流行し、2016年、日本でも流行しそうな新しいダイエット法です。「バターにコーヒー? それって逆に太るのでは……」と異色の取り合わせに首をかしげる人も多いことでしょう。しかし効果は絶大とのうわさ。そこにはどんな秘密が隠されているのでしょうか? ダイエットのメカニズムと効果、そして作り方をご紹介します。

 

バターコーヒーとは?

バターコーヒーとは、簡単にいえばコーヒーにバターやオイルを加えてミキサーなどでかき混ぜて作るもの。シリコンバレーのIT起業家、マーケター、投資家であるデイヴ・アスプリー氏による著書『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』が発端となって流行している新しいダイエット法です。日本では、2015年9月に本が発売されてから話題を集め、じわじわと浸透しつつあります。

デイヴ・アスプリー氏は、著書の中で自らの体を使ってさまざまなダイエット法を試した末に、「完全無欠ダイエット」と呼ばれるダイエット法にたどり着きました。そして、その完全無欠ダイエットの中で取り入れられているのが、この「バターコーヒー」です。

デイヴ・アスプリー氏は、このバターコーヒーを含む完全無欠ダイエットを実践してから、150kgあった体重が50kgほど減ったといいます。

 

「バターコーヒーダイエット」が痩せられる理由

このように大幅な体重減に効果があったという「バターコーヒー」。そもそも、なぜダイエット効果が得られるのでしょうか?

それは、バターコーヒーの材料となる、コーヒー、バター、オイルに秘密があります。

 

◎コーヒーに含まれるカフェインの効果

まず、コーヒーに含まれるカフェインには、脂肪燃焼・分解を助ける働きがあるといわれており、さらにコーヒーが持つその香りや苦みが脂肪代謝を高める効果も。このように、コーヒーは単独でもある程度ダイエット効果があるといわれています。

そのコーヒーに対して、バターやオイルを加えることで、さらにダイエット効果が高まるといわれています。

 

◎良質なバターに含まれる糖質・不緩和脂肪酸の効果

日本で売られているバターはほとんどが穀物中心の「グレインフェッドバター」です。しかし、デイヴ・アスプリー氏が推奨するバターは、「グラスフェッドの無塩バター」。

グラスフェッドとは「牧草を食べて育った」という意味で、通常の穀物を中心とした餌で牛を飼育する方法とは異なるものです。この2つのバターの違いは、脂質の質にあります。グレインフェッドバターは飽和脂肪酸が中心で、グラスフェッドバターは不飽和脂肪酸が中心。この不飽和脂肪酸は、中性脂肪やコレステロールを減らす働きを持つダイエットの味方です。

 

◎MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸の効果

オイルは「MCTオイル」というものが推奨されています。MCTとは、「Medium Chain Triglyceride」の略で、「中鎖脂肪酸」のこと。バターコーヒーには、この中鎖脂肪酸を豊富に含むココナッツから抽出されたオイルが使われます。

中鎖脂肪酸は、水になじみやすいため、その分解スピードは通常の約5倍。一般的なオイルよりも、早くエネルギー化されるといわれています。そのため、一般的なオイルが筋肉や肝臓に蓄えられ、徐々に分解されるのに比べると、中鎖脂肪酸は効率よく分解されるという面があります。

これらのダイエット効果の高いコーヒーやバター、オイルを混ぜ合わせることで、脂肪をエネルギーに変換する「ミセル」という状態になるそう。つまり、脂肪がエネルギーに変わりやすい状態になるため、さらにダイエット効果が見込めるようです。

 

バターコーヒーにはダイエット以外の効果も

デイヴ・アスプリー氏は、バターコーヒーに対しては、ダイエット効果だけでなく、さまざまな効果を期待しています。

例えば、コーヒーのカフェインは脳を活性化し、集中力や記憶力を高めることから、脳の認知機能の衰えを軽減させる効果があるといわれています。また、腸内環境を整えるなどの効果にも注目しています。

デイヴ・アスプリー氏は、毎朝このバターコーヒーを飲んで、一日のエネルギーと脳活性化の源にしていたそうです。

 

とっても簡単! バターコーヒーの作り方

では、バターコーヒーの作り方を見てみましょう。

 

○材料

・コーヒー 1~2杯

・良質の無塩バター 大さじ1~2杯
(ココナッツミルク 大さじ4杯でも代用可能)

・MCTオイル 大さじ1~2杯

 

○作り方

1.コーヒーを入れる

2.ミキサーにコーヒーと、良質の無塩バターとMCTオイルを入れ、混ぜ合わせる

 

◯作るときの注意

1.必ずミキサーを使う
コーヒーにバターとオイルを混ぜただけでは、ダイエット効果は得られないといわれています。ミキサーなどでバターとオイルを溶かし混ぜるのが正しい作り方です。

2.朝食代わりにする
バターやオイルを加えると、当然カロリーが上がります。普通のコーヒーとは別の感覚でとらえ、朝食の代わりに飲むなどするのがよさそうです。

 

まとめ

さまざまな効果が得られる「バターコーヒー」ですが、濃厚でクリーミーな味わいが、ハマってしまう人が増えている理由のひとつでもあるよう。ぜひ、コーヒーが好き、手軽なダイエット法を探していたという人は、グラスフェッドの無塩バターやMCTオイルなどを入手して、試してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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