2016/11/29更新

パラミロンの威力!ユーグレナだけが持つ驚きの13の効果とは?

藻の一種でありながら、植物だけでなく動物の性質も持ち合わせる微生物ミドリムシ(ユーグレナ)は、その小さな体に59種類もの栄養成分を含むことで、類まれなる食品として大注目されています。

そんなミドリムシ特有の成分と言われるのが「パラミロン」。パラミロンはβ-グルカンの一種で、毒素排出(デトックス)や抗がん作用など、さまざまな効果を持つことがわかっています。

ミドリムシの効果を知るうえで無視することのできないパラミロンについて、詳しく解説していきたいと思います。

ミドリムシの有効成分「パラミロン」

さっそく、パラミロンがどのような成分であり、ミドリムシの体内でどのような働きをしているかを、ご説明したいと思います。

特殊成分「パラミロン」とは

パラミロンはβ-グルカンの一種です。このβ-グルカンとは、正しくは「β-1,3-グルカン」であり、このβ-1,3-グルカンの高分子体であるパラミロンという成分をミドリムシは持つのです。

β-グルカンは植物、菌類、細菌類など自然界に多く存在しています。例えばきのこ類や海藻、酵母類などに多く含まれていて、アガリクスや霊芝(レイシ)などは健康食品としての知名度が高いのではないでしょうか。しかしβ-グルカンを含む食品は数あれど、このパラミロンを持つのは現在、地球上でミドリムシだけだと言われています。

三重にらせんが絡み合うような複雑な構造のパラミロン。その表面には、非常に小さな穴(ミクロホール)が無数に開いていて、パラミロンが体内に入ると、その穴に中性脂肪やコレステロールといった不要物を取り込むことがわかっています。

もともとパラミロンは食物繊維と似た難消化性のため、体内で吸収されることなく排出されるという特徴がありますから、まるでスポンジのように不要物を吸収したパラミロンは、不要物を抱えたまま体外に排出されることになります。これがパラミロンの持つ優れた作用のひとつなのです。

β-グルカンの豆知識

β-グルカンは、グルコースがβ1-3型で連結した多糖体です。β-1,4-グルカンが全て「セルロース」と呼ばれるのに対し、β-1,3-グルカンは由来によっていろいろな名前が付けられていますが、一般的に「β-グルカン」と言った際はβ-1,3-グルカンを指します。

ミドリムシにパラミロンが含まれる理由

地球上に存在する数えきれないほどの生物の中で、なぜミドリムシだけにパラミロンが含まれているか、その理由については残念ながら今のところ解明されていません。わかっていることは、ミドリムシは光合成によって作り出した糖分を、このパラミロンに貯め込んでいるということ。糖分を効率的に蓄える倉庫のような働きをしているのです。

パラミロンの効果

パラミロンには、以下のような効果があると考えられています。

  • デトックス
  • 便秘予防
  • ダイエット(肥満予防)
  • コレステロール値の改善
  • 中性脂肪の改善
  • 血圧の改善
  • 痛風対策
  • 肝臓サポート
  • 免疫バランスの調整
  • 感染症予防
  • アレルギー予防
  • がん予防
  • 更年期障害の緩和

表面に開いた無数の穴に脂肪やコレステロールなどの不要物を取り込んでくれますが、それだけで終わらないのがパラミロンの凄いところ。便として体外に排出されやすいというメリットもあるので、吸着した不要物を効率的に体外に排出することができるのです。

“吸着+排出”のデトックス効果は、便秘予防、肥満予防、コレステロール値の改善、中性脂肪の改善など、さまざまな良い効果を私たちにもたらしてくれます。また、パラミロンは痛風の原因とされるプリン体の吸収を抑える効果があることもわかってきました。

デトックス効果に加えて注目したいのがパラミロンの免疫力アップの作用。パラミロンは、免疫バランスの調整作用があることがわかっているのです。ですから、風邪などの感染症予防やがん予防などの効果も期待されるのです。

パラミロンの研究報告

ミドリムシ(ユーグレナ)の商品開発の先駆者とも言える株式会社ユーグレナによる研究では、パラミロンに驚くべきさまざまな効果があることが報告されています。

大腸がん抑制効果

日本人の死因で最も多いのが悪性新生物、要するに“がん”のことですね。がん患者のうち、男女計で考えると最も罹患数(がんと診断された人数)が多いのが大腸がんであり、死亡数で考えても大腸がんは2番目に多いことがわかっています(2014年のデータ)。

株式会社ユーグレナが行った大腸がん誘発マウスを使った実験により、パラミロンに大腸がんの抑制効果があることが判明したということですから、これは私たち日本人にとって興味深い結果といえるのではないでしょうか。

他にも以下のようなパラミロンに関する研究報告がされています。

  • 血糖値上昇の抑制
  • 関節リウマチの症状緩和
  • 胃潰瘍症状の緩和
  • インフルエンザ症状の緩和
  • 免疫バランスを保ち疾患の発症を予防(アトピー改善など)
  • 創傷治癒効果を実証(湿潤療法へ有効)

パラミロンの効果まとめ

ミドリムシに含まれているパラミロンがいかに凄い成分なのか、よくわかっていただけたのではないでしょうか。パラミロンが持つ効果は、私たち現代人にとって非常に嬉しい効果ばかりですから、健康維持や持病改善のために活用するメリットは大きいと思います。

ミドリムシしか持たないパラミロンの効果は、今後もますます注目されていくことでしょう。すでにサプリメントなどを始めている人も多いようですが、この記事を見て気になってきたという人は、さっそく試してみてはいかがでしょうか。