ノーマン・ウォーカー博士、ああ、なんとなくどこかで聞いたことがある、と思われた方は、きっとローフードを実践している方なのでしょう。そうでなくても自然療法とか、酵素がどうの、とかに興味をもたれた方はどこかでこの名前を見たり聞いたりしているかもしれませんね。
昨日のブログで彼の本のひとつについて書いたのですが、もう少しお話したいことがありまして、別な角度から、私がすごいと思ったウォーカー博士のことについてご紹介したいと思います。
でんぷん質は摂取するな、を強く主張していたという面です。
でんぷんはありとあらゆる食品に含まれています。
皆さんがご存じのパンやごはんや芋類にはたっぷり。それからパスタなどの麺類ですね。
蕎麦やうどん、ラーメンも。それからイモ類を加工して作られているポテトチップス、大学いも、トロロ汁などにも沢山入っています。
また、とろみを出すために使う片栗粉を含む色々なタレ類、天ぷらにするために使う衣や餃子、シューマイの皮。ちくわなどの練り製品、そして皆が大好きな甘いケーキやクッキー、あんこを含むおまんじゅうなどにも。
右を向いても左を向いてもでんぷんだらけです。
ウォーカー博士は、これらのでんぷん質の食品は採らないように勧めています。
なぜでしょう?
それは、でんぷんの分子というのは、水やアルコールには溶けないのです。このひと言に尽きます。
たとえば胆嚢(たんのう)や腎臓に石ができる理由、血管と毛細血管の中の血液が異常に凝固し、時や腫瘍(しゅよう)や癌が発生する理由、肝臓が硬くなる理由、これら理由の一端を理解する手掛かりが、このでんぷん質の摂取です。
(本日の夕食 キャベツをひいた上にブロッコリと細切れにした梅干し、レモン添えサラダ
豆腐の上にシソとアボカド 普段ならパンを添えるのですが本日はナシです。あとからナッツを少々)
博士は本の中でこのようにも言っています。
「白いパン、シリアルなどを沢山食べている人、小麦粉を体に沢山入れている人は、ニキビや肌のしみができやすい。さらに穀類とでんぷん質を大量に消費する人の肌は、シワが多く、乾燥し、しなびていることに気づいているでしょうか?」
ドキ~。しみやシワですって。
つまり、でんぷん分子は水にはとけないので、細胞や組織や分泌腺によっては吸収されず、血液やリンパの中に入ると、体はそれを追い出そうとします。たとえば、追い出そうとする時のひとつの方法がニキビ。つまり体は、皮膚の毛穴から排泄しようとします。そしてその時に細菌がでんぷん質に繁殖した結果がニキビとなるわけです。
氏は、この主張の後、このようにも語っています。
「この主張は極端で過激に聞こえるに違いない、なぜなら人間は何千年ものあいだ、穀類とでんぷん質を食べて生きてきたのですから。」
「しかし病気に苦しむ人が生きた食品(つまり生の野菜や果物やナッツ類)を食べるように訓練すると、体的、精神的な健康が改善するだけでなく、過去の遺物をほとんど清算することができる。」
確かに過激です。
どこからか、そんなのウソだ、という声が聞こえてきそうです。
しかし、氏がすごいところ、これが二番目に言いたいことなのですが、氏は自分の体でそれを見事に証明しているのです。
ただ言っているだけ、他の実験結果を自分なりに分析しているだけでなく、実際に自分の体を使って実験しているところがスゴいのです。
私たちは、生の野菜や果物で健康になり、肉や魚や加工商品、砂糖、牛乳、でんぷん質のものが体によくない、ということが理解できたとして、じゃあ、そのよくない食べ物である、肉や魚や加工食品や砂糖類や乳製品やでんぷん質のものを体に沢山入れてみたい、と思いますか?
思いませんね。100万円上げるから、と言われてもお断りです。
でも氏はそれをやったのです。自分がモルモットになりました。
氏はある日から突然、自分の食事を穀類、小麦粉、シリアルだけにすることを決意し実践します。そして大量の牛乳も飲みました。二年経った時、氏の体に異変が起こり、とうとうベッドから起き上がれなくなったのです。70kgの体重が89kgとなり、起き上がれなくなった原因もわかりません。
そしてベジタリアンの医師からこのように忠告されます。
「具合が悪くてベッドから起き上がれない時いは、薬にたよってはいけない。薬は毒。3日間は何も食べないこと、病気は体内にたまった老廃物が原因だ。毎日30分おきに新鮮な水を飲むだけで3日後にはよくなるよ。」
そのとおりでした。つまり医師はデトックスを勧めたわけですね。すると三日後には大量の臭い便が出て、回復したのです。それから氏の長いジャーニー、ナチュロパシーの旅が始まります。
本当に人間の体というものは不可思議で正直ですね。
私たちは、ウォーカー博士を初めとして、今まで沢山の方々が発見した健康によい食べ物の採り方や暮らし方を、体を張った実験や調査や膨大な資料の分析や経験などに見ることができます。
今、私たちがこうやって生の野菜や果物が体にいいと信じて実践して実際に健康になっているのは、こういった方々のおかげでもあります。
にほんブログ村ローフード情報が日本で一番多いサイトへ