そもそもケイ素って何?
まだ聞き慣れない方が多いかもしれませんが、ハリウッドセレブの中で話題を独占するほど美容効果の高い「ケイ素」。
昨今では、化粧品に配合されたり、美容皮膚科やエステサロン、ヘアサロンでも取り入れられており、医療、美容、健康といったあらゆる分野で効果を発揮しています。
ケイ素は別名「シリカ」とも呼ばれ、実は自然界や私たちの体内にも存在する、ごく身近な成分。
地球上で酸素の次に多い元素で、土や岩、植物、水などに豊富に含まれている、「土の王様」の異名を持った天然ミネラルです。
また、体内においては、髪、骨、脳、腸、血管、爪、筋肉、そして肌と、美に関わる全ての臓器に存在し、体の土台を作るのに欠かせない役割を担っています。
ケイ素の体内での働きと効果
ケイ素は体内組織の接着剤のような働きをし、肌の保湿、骨や爪、コラーゲンの再生などを助ける効果を持っています。
(1)骨密度を高める
骨を構成するカルシウムとコラーゲンをくっつけ、強い骨を作ります。
米国の代表的な疫学研究においても、ケイ素はカルシウムより骨を強くするというデータがあるほど。骨密度が低い人ほど、シワになりやすいという研究結果もあるため、美肌を叶えるためには、骨密度を高めることも大切です。
(2)ハリのある肌を作る
ケイ素は体内の中でも皮膚への含有量が一番多いといわれているため、美肌に大きく関係します。ハリの源であるコラーゲンを束ねて丈夫にし、お肌にハリを与え、筋肉老化も抑制してくれます。また、ヒアルロン酸と結びつき、お肌の隙間を埋めて保水力をアップさせ、潤いを与えます。
抗酸化作用も高いので、エイジングケア効果も期待でき、美しい肌を叶えるには必要不可欠な成分です。
(3)目力をアップさせる
目が小さく見える原因の一つに、むくみやたるみが挙げられます。
瞼は、とても繊細で疲れやすい「ミュラー筋」という筋肉によって支えられています。
ケイ素には、筋肉疲労を抑制し、ミュラー筋の衰えを予防、サポートする効果があります。
また、血管を柔軟にして血液の流れをスムーズする効果もあるため、瞼のむくみ改善も期待できます。
(4)髪や爪を美しく保つ
ケイ素は、髪や爪の頑丈さとも深く関係しています。組織と組織を束ねる役割を持ったケイ素は、髪や爪の組織も束ねてくれるため、切れ毛、抜け毛や、爪が割れたり二枚爪になる、などのトラブルの改善を助けてくれます。
(5)免疫力を高める
ケイ素には腸内環境を整え、腸内細菌を活性化する効果があります。そのため、便秘解消や美肌にも有効ですが、腸内環境を整えることで、免疫力をアップさせ、風邪などを引きにくくすることもできます。
免疫力は70%が腸内細菌によって、残りの30%は精神的なものに左右されるといわれています。
免疫力が上がることで肌も強くなり、肌荒れや乾燥などのダメージ因子を跳ね返せる健康的な肌に導きます。
ケイ素の効果的な取り入れ方とは
ケイ素は加齢によって次第に減少してしまい、また、体内で生成することができません。
そのため、食べ物や飲み物などでこまめに補給することが必要です。
ケイ素を多く含む食品は、アスパラガス、ゴボウ、ジャガイモ、ホウレンソウなどの葉物類、玄米や雑穀、大豆、アサリ、ひじき、昆布などが挙げられます。
なかでもワカメのケイ素含有量は4.8mg/100gと、特に多いといわれていますが、大人が1日あたりに必要とするケイ素は9mgであるため、サプリメントや化粧品などからケイ素を取り入れることが最も効果的かもしれません。
また、「シリカ配合」と表記のあるミネラルウォーターは手軽である上に、体内へのケイ素の吸収がよいため、早く効果を実感できるといわれています。
番茶も100g中10mgケイ素を含有しているのでオススメです。
ケイ素は摂取後3〜6時間で体内から排泄され、摂りすぎることがないので、積極的に摂取するとよい成分です。
ほかの栄養分の吸収も高めてくれるので、日常の中に上手に取り入れ、体の中からキレイになりましょう!