月経周期によって女性のデリケートゾーンのニオイは変化する
2016年3月8日
女性のデリケートゾーンはニオイは月経周期によってニオイの程度が変化しています。しかも、嗅覚も敏感になります。そのため、より敏感に体臭の変化を感じ取ってしまうのです。これらは月経周期による女性ホルモンの変化が影響しています。
では一体どのように影響するのか?
その点を明らかにしながら、月経時の性器臭対策を紹介します。
月経によってデリケートゾーンのニオイは変化する
女性の陰部周辺のニオイは月経周期によって影響を受けます。
ホルモンの変化が皮脂の分泌に影響
月経周期は女性ホルモンの分泌に応じて変化します。それがエストロゲンとプロゲステロンです。この2つのホルモン量が月経周期によって変化し、心身に影響を与えるのです。
そしてプロゲステロンの分泌が多くなる排卵~生理が始まるまでの間こそ、体臭が強くなる時期と言えます。それはこのホルモンには、皮脂腺が刺激して皮脂の分泌を多くする働きがあるからです。
そのため、この時期女性は分泌される皮脂が多くなり、皮脂中に含まれる脂肪酸の酸化などによってニオイが強くなってしまうのです。当然デリケートゾーンにも皮脂腺があるので、この影響を受けます。
月経周期によって嗅覚が敏感になる?
月経周期によるデリケートゾーンのニオイの変化には、人によって感じ方が異なります。また、ニオイを強く感じるタイミングも排卵期や月経前で個人差があります。これは、月経周期によって嗅覚が敏感になったり、鈍くなったりするからです。一般的に排卵日は嗅覚が敏感になり、月経時はやや鈍感になると言われています。
このような嗅覚の変化は、月経周期に分泌される性ホルモンによる自律神経系への影響や心身の変化(倦怠感や腹痛など)が影響しているという報告があります。そのため、実際のニオイよりもより強く体臭を感じてしまうのです。
月経時にニオイが強くなる原因のほとんどはムレにある
月経になると膣から血液がでます。この血液が酸化すると鉄っぽいニオイを発生させますが、このニオイはそれほど強くはありません。さらにそこに蒸れが合わさることで強いニオイになるのです。実はこの蒸れこそデリケートゾーンのニオイを強くしている原因なのです。
特に女性はナプキンや生理用ショーツなどで長期間当てています。そのため、ただでさえ蒸れやすい性器周辺がより雑菌が繁殖しやすい環境になってしまうわけです。さらにストッキングをはいたりすれば、ムレムレ状態です。
ナプキンをこまめに交換してデリケートゾーンのニオイの発生を防ぐ!
ニオイを予防するにはまず雑菌が繁殖しにくい環境にすることです。月経時はできるだけストッキングをはくのを避け、ショーツやナプキンは、シルクなどの通気性のいいものを使用して蒸れを最小限に止めましょう。さらに、ナプキンは3時間程度の間隔で交換すると効果的です。
また、ニオイ予防においてはナプキンよりもタンポンがいいと言われています。タンポンは膣内でしっかりと血液を受け止めることができるので、外で受け止めるナプキンと比べ、漏れの心配がありません。外に漏れなければ経血の酸化を防ぐことができますし、何よりも好きな服を着ることができ、性器臭予防以外にもタンポンを使うメリットは多いといえるのです。
ただ、タンポンでおいても長期間同じものを使うのはよくないので、こまめに交換して清潔を保ちましょう。
洗いすぎは避け、肌にやさしい石鹸を使う
シャワーなどで性器周辺を清潔に保つことは大切ですが、洗いすぎはよくありません。洗いすぎてしまうと菌の繁殖を抑える常在菌を減らしますし、皮脂の分泌を必要以上に活発にしてしまいます。その結果、一生懸命に洗うほど余計にニオイがキツくなるという負の連鎖に陥ります。
そのため、性器周辺は正しい洗い方を徹底し、特にボディーソープや石鹸は洗浄力が強いものを避け、できるだけ肌に優しいものを選ぶことです。
デリケードゾーンの石鹸と言えば、ジャムウが有名ですが、中には洗浄力が強すぎるものも存在します。そのため、何となくで選ぶと結局洗いすぎになってしまうことにもなりかねません。
なので、膣内環境を悪化させない肌にやさしい石鹸であるか?また、体臭予防効果がある成分が含まれているか?といった点に注目すると失敗を避けることができます。
デリケートゾーンに使う石鹸選びのポイントは、弱酸性の石鹸を選ぶことです。膣内環境は弱酸性を保つことで自浄作用を高め、ニオイを予防することができます。また、肌環境も弱酸性に保つことで、雑菌の繁殖を抑えてくれる常在菌(表皮ブドウ球菌)の力を高めて体臭の予防になります。
中でもミョウバン入りの弱酸性石鹸は体臭抑制効果はバツグンです。ミョウバンは天然のデオドラント剤であり、消臭・制汗・抗菌効果が高いのが特徴です。他にも消臭効果が高い柿渋や肌環境を整えるローズマリーなどの天然ハーブが含まれている石鹸がいいでしょう!
膣内は基本洗剤で洗ってはいけない!
膣内は非常にデリケートな場所です。基本洗剤で洗ってはいけません。膣内には雑菌の繁殖を抑える乳酸菌がおり、外から菌の侵入を防いでくれています。膣内をボディーソープで洗うとこの乳酸菌をも洗い流してしまい、かえってニオイを強くしていまします。もし、どうしても膣内を洗いたいのであれば専用の洗剤を使いましょう。気になる方は以下の記事で紹介しているで参考にしてみて下さい。