個人レッスン生IさんのLightroomにまつわる小さな疑問にお答えするシリーズ、実は前回のブログでは「3回にわたって」とお知らせしましたが、その後個人レッスンに伺ってしまったので残り2つは解消してしまいました。今日は、また新たに湧き上がった疑問にお答えしようと思います。
それは、
Lightroomでシミが消せるっていうけど、どうやってやるの?
です。
Lightroomは凄いソフトなんです。
写真を撮って帰ってきたら、写真を取り込むでしょ。
それから選別(選別の方法がいくつもあります)、現像、Photoshopへの橋渡し。
選別、現像が終わった写真を管理して、必要に応じて検索してくれたり。私の写真生活の中心です。
今日の話題はその現像機能の中の、「スポット修正」という機能を使います。
これを使うと、顔のちょっとしたシミだとか、空に浮かんだローパスフィルター上のゴミの映り込みを消すことが出来ます。
↑モデルさんの写真を使おうかとも思ったんですが、とりあえず自分の顔を責任もって使う事にします。
こないだ作品撮りをした際、カメラとパソコンを繋いで撮った写真をすぐさま転送、パソコンの大きな画面で確認できるようにしておきました。これもLightroomの機能なんですよ。テザー撮影といいます。
LightroomがカメラをUSB越しに認識していると、パソコンのF12キーを押してシャッターが切れます。これテストでF12キーを押してリモートでカメラのシャッターを切り、ライティング具合を確かめた自撮りなんです。
と、写真そのものの説明はどうでも良いですね。実際にシミを消してみましょう。
スポット修正ツール
起動するのはスポット修正というツールです。Pを押して一発起動しても良いですし、現像モードの右上、ヒストグラムのすぐ下のボタンから起動してもOK。
↑スポット修正ツールの場所、分かりますね?
では次に実際のスポット修正ツールの使い方を見てみましょう。
↑スポット修正ツールを起動すると、カーソルの矢印が丸く変化しますよね。
これは「この場所を修正しますよー」というサインです。
つまり、シミやそばかすなど、邪魔なものがあるところへこのサークルを合わせ、ポチッとクリックします。
このサークルのサイズは、↑の画像の右の方、点線で囲んだ四角の中の部分で変更できます。シミのサイズによって大きくしたり小さくしたり。これは修正したい部分をクリックする前でも、クリックした後でも変更できます。デジタル万歳。
↑シミの部分をクリックしてみると、こういう状態になると思います。サークルが……2つになった?
実はスポット修正ツールを使いこなせるかどうか、ここが分岐点なんです。
にゅっと出るもう一つのサークルの意味。
いったい何が起きるのか、順を追って説明すればスルッとお分かりいただけるんじゃないかと思います。
1.スポット修正ツールを起動する。
2.カーソルが出てきたのでシミ部分をクリックする。
3.クリックした部分から、「にゅっ」と別の丸が出てきて、どこかへ飛んで行く。
こうなっていますよね。
これ何が起きているかというと、シミの部分をクリックして「にゅっ」と出てくるもう一つのサークルは、他のきれいな部分からパターンを引っ張ってきて、シミの部分を覆い隠してくれているんです。
ですから、顔のシミの修正の場合は、「にゅっ」と出てきた方のサークルをドラッグして、シミの周りと馴染むような、シミがないんだけど皮膚のパターンがよく似たところへ持って行ってやるとシミとシミの周囲がきれいに馴染みつつ消えてくれます。
これ画像で説明するのが難しいので実際にやってみてもらうしかないのですが、単にシミ部分をクリックすると、たいがいLrさんは微妙にパターンが違う部分へ「にゅっ」と新しいサークルを飛ばしてしまうので、あんがい周りとなじまないですよね。
ですから、「違う違う、こっちのパターンとの方がきれいに整合するから」と引っ張って直してやらないといけません。ここがちょっとだけ面倒なところ。
逆にいうと、クリック一発でシミとか汚れとか、ローパスフィルター状の汚れが周囲から浮かずにきれいに消えるってことはまずありません。さすがにそこまでは賢くないんですな。いちいち「ここの部分がきれいだから、ここから引っ張ってきてちょー」と指示してやらないといけません。
というわけで、チマチマとスポット修正ツールを使って修正を進めてやりましょう。
複雑な修正はPhotoshopに持って行っちゃった方が楽な場合が多いので、あまりLrで根性を出しすぎるのはお勧めしないのですが、人物写真のちょっとした顔のシミとか、空に出たローパスフィルター上のシミなんかはLrで消してしまう事が多いです。
特に、三脚固定で風景写真を撮った時なんかは、画面上のシミの位置と背景の模様が一致していたりしますから、スポット修正ツールの使用をそのままコピペ出来たりします。
スポット修正ツールを含めた現像パラメーターのコピーはCtrl+Shift+C! ペーストはCtrl+Shift+V! MacはCtrlをCmdに替えてね!
というわけで、また小さな疑問があったらこのブログでちまちまやっていきましょう。画面をキャプチャーしてPhotoshopで強調の囲いを付けて、みたいな作業がルーチン化されて速くなってきましたよ。