合成界面活性剤でニキビができる理由
ニキビを治したいから、毎日しっかり洗顔している、という方は多いですよね。
管理人もニキビがひどい時は、朝、夜の洗顔に加えて、皮脂がベトベト感じるお昼や夕方にも洗顔をしていた時がありました。
しかしその洗顔に使用している洗顔料について、しっかり成分もチェックしている、という方は少ないのではないでしょうか。
実は市販の洗顔料には合成界面活性剤という成分がほとんど使われていますが、この合成界面活性剤は使えば使うほどニキビを悪化させてしまうコワイ成分なんです。
ニキビのためにしっかり洗顔していたのに、その洗顔がニキビを招くもとになっていた、なんてことが起きていたら悲しいですよね。
そこで、合成界面活性剤がお肌に与える影響や、ニキビができる原因などご紹介したいと思います。
合成界面活性剤とは?
そもそも界面活性剤とはなんでしょうか。
名前を聞いたことがある、という方は多いと思いますが、界面活性剤とは水と油を乳化させるための成分です。
油汚れを落とすにはお水でそのまま流しても落ちませんよね。
界面活性剤という成分を使い乳化させることで水で洗い流せるようになります。
汚れを落とすようなもの、台所の洗剤や洗濯用洗剤、シャンプーやボディソープ、クレンジングなど至る所に使われています。
この界面活性剤には大きく分けて2種類あり、天然のものと合成のものがあります。
天然のものはいわゆる『石けん』で、合成のものは石油などから人工的に作られたものです。
この合成のものの中にも2種類あり、昔は『石油系』の石油から作られるものが多かったですが、最近では『天然系』のアミノ酸やタンパク質などから作られるものが増えてきています。
天然系、というとなんとなくお肌に優しそうですが、お肌に与えるダメージは石油系も天然系もほとんど変わりません。
角質層の潤いを奪う合成界面活性剤
合成界面活性剤のお話をする前に、少しお肌の構造についてご紹介したいと思います。
角質層って何?
お肌は断面図でみるとこのような感じになっています。
洗顔やスキンケアで影響を受けるのは、表皮の中のさらに1番上、角質層になります。
この角質層は、いわゆる角質(死んだ細胞)と細胞間脂質という潤い成分でできています。
お肌の潤いはこの細胞間脂質が80%を占めていると言われているほどなんです。
厚さにするとたった0.02mmしかありませんが、美肌にはこの角質層が欠かせないと言ってもいいほど、お肌には大切なものなんですね。
角質層がきちんと作られていると、お肌は外からの刺激にも強い丈夫な皮膚になりますが、間違った洗顔やスキンケアで角質層が傷付いたり剥がれたりすると、お肌は潤いを保てなくなり
- 乾燥肌
- 刺激に弱い敏感肌
- シミやシワができやすい
- 炎症を起こしやすく、ニキビやアトピーになりやすい
とい状態になってしまいます。
合成界面活性剤が与える影響
では合成界面活性剤はこの角質層にどんな影響を与えてしまうのでしょうか。
合成界面活性剤は天然の『石けん』に比べて洗浄力が強く、お肌表面だけでなくこの角質層の潤いである細胞間脂質も洗い流してしまいます。
細胞間脂質が洗い流されると上で述べた通り、乾燥肌や敏感肌の原因になってしまいます。
また、この細胞間脂質は1度洗い流されてしまうと、回復するまでに2~3週間はかかると言われています。
でも全く潤いがない状態だとバリア機能が低下してしまうので、お肌はなんとか潤いを出そうと皮脂をドバドバ出します。
細胞間脂質がなくなった角質層は、角質同士がピタッとくっついてしまいうまく剥がれられないので、古くなった角質がいつまでもお肌に残ってしまい、毛穴を塞いでしまいます。
そうすると、塞がった毛穴に皮脂がどんどん詰まり、ニキビができやすい状態になってしまうんです。
さらにバリア機能が低下しているため、紫外線や外からの影響を受けやすく、ちょっとしたことで炎症をおこしたり、化膿ニキビに発展しやすい状態になってしまいます。
そう考えると、細胞間脂質を洗い流す洗顔料で1日に何回も洗顔していた頃がとても恐ろしいです…
管理人は今は合成界面活性剤を使用していない、天然の油脂からできた石けん成分の洗顔を使用していますが、ニキビだけでなく皮脂の量がかなり落ち着きました。
以前は朝メイクをして、お昼を食べたあとお手洗いに行くと、あぶら取り紙を使わないとテカりがかなりありましたが、今は夕方一度軽くティッシュオフすれば夜までサラサラをキープできます。
それでもたまにニキビができることがありますが、以前のように真っ赤になったりニキビの真ん中が黄色く化膿したニキビができることはなく、できてしまっても小さい白ニキビやちょっとだけ赤くなる程度で、治りも格段に早くなりました。
お肌をキレイにするなら、体の中から!というのはもちろんありますが、かといって洗顔やスキンケアを間違った方法で続けているのも、それはそれでお肌に悪いですよね。
- お肌が乾燥しやすい
- 粉を吹く時もある
- 敏感肌でお肌がすぐ赤くなったりする
- 毛穴が開きやすい
- 皮脂でお肌がベトベトする
- ニキビができやすく、炎症ニキビや化膿ニキビに悪化しやすい
こんな症状が当てはまる方は、一度合成界面活性剤の入った洗顔料を使用していないか確認してみましょう。