18Oct
以前、運動中に手の甲を強くぶつけて骨折したことがあります。
その時は、痛すぎて手を使う作業に集中できなかったことを覚えています。
このように手の甲に痛みがあると、仕事だけでなく日常生活にまで大きな影響がありますよね。
今日は、手の甲が腫れて痛いときや、しこりできる病気についてお話しますね。
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痛みのある腫れは骨折の可能性が高い
手の甲が腫れる原因はいくつかありますので紹介していきますね。
もし、手の甲だけが腫れて痛む場合には、骨折の可能性が高いです。
中手骨骨折が疑われる
中手骨は、手の甲を構成する5本の骨です。
この中手骨は、スポーツをしているときに骨折しやすい骨の一つです
または、転倒などで手の甲を強く打った場合でも骨折原因になります。
この骨折は、打撲が原因だと勘違いしてしまいがちで、病院にいってみると実は骨折していたなんてことも多いと言われています。
腫れや痛みが長引き、指を曲げる動作に支障があるなら中手骨骨折を疑いましょう。
手の甲が腫れて痛いときの他の原因
骨折以外にも、手の甲が腫れて痛みを起こす病気があります。
ただ、他にも症状があることや、別の部位にも腫れや痛みを起こしていることがありますので、違いがわかると思います。
蜂窩織炎
蜂窩織炎は、何らかの原因で皮膚抵抗が弱まることで、細菌が感染を起こしてしまい炎症を起こす疾患です。
水虫ができている部分や、リンパ浮腫を起こした皮膚から感染することが多いです。
蜂窩織炎は下肢に発症することが多く、また手の甲に限定して発症することは稀だと思います。
症状は、腫れや痛み以外にも、熱感のある赤み、38度以上の発熱といった蜂窩織炎の特徴がみられると思いますので、他の病気との違いに気づくと思います。
痛風
尿酸が蓄積することが原因で発症する疾患です。
尿酸は、血液中に少しは存在しますが、何らかの原因で血液中に尿酸が増えると体内に蓄積していきます。
この状態が長く続くと、この尿酸塩が関節の内面に沈着してしまいます。(関節以外にも沈着することがある。)
この尿酸塩をからだの免疫機能が異物と判断し、白血球が攻撃することで痛風発作を起こします。
症状は、風が吹いただけでも痛いと言わるだけあって、激痛を伴う関節の腫れが特徴です。
稀にですが、痛風が原因で手の甲にも腫れを起こすことあります。
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手の甲にしこりがあれば腫瘍が疑われる
手の甲に、しこりのような膨らみができていれば、腫瘍が疑われます。
腫瘍と聞くと、ドキッとされた方もいらっしゃるのではないかと思います。
腫瘍には、悪性のものだけでなく、良性のものもありますのでご安心くださいね。
しかし、実際に悪性なのか良性なのかは腫瘍を摘出してから検査してみないことにはわからないこともあります。
いずれにしても、組織や細胞レベルの病理検査が最終診断となります。
手の甲にしこりを起こす腫瘍をいくつか紹介しますね。
脂肪腫
脂肪組織からなる良性腫瘍です。
皮下組織に発生する良性腫瘍の中では最も多くみられます。
背中や肩、お尻に好発すると言われていますが、手の甲に発生することも稀にあります。
40~50代の女性、肥満者に多いと言われています。
粉瘤(アテローマ)
粉瘤は、皮膚にできる袋のような良性腫瘍です。
腫瘍をつまんでみると中から白い油のような液体が出てくることがあります。
大きいニキビと言えばイメージしやすいかもしれませんね。
この粉瘤に感染や炎症を起こすと、感染粉瘤とか、炎症性粉瘤と呼ばれます。
感染性粉瘤は、軽症例だと抗生剤の服用で治療を行います。
しかし、粉瘤が大きく拡大傾向にあれば、切開して排膿処置が必要になります。
ただ、この場合は粉瘤そのものを取り除いたわけではないので、再発することがあります。
ですので、摘出してしまったほうがいいかもしれませんね。
手の甲のしこりで最も多いガングリオンとは
手の甲やその周辺に最もよくみられるのが、ガングリオンと呼ばれる良性腫瘍です。
若い女性に多く見られます。
ガングリオンは、その中にゼリー状の物質の詰まったもので、軟らかいものから硬いものまで様々です。
注射器でゼリー状の内容物が吸引できればガングリオンと診断ができます。
ガングリオンの症状と治療
症状がなければ無症状なら放置しても問題ありません。
ただし、そもそもガングリオンかどうかもわからない状況で、自己診断するのは危険です。
一度、整形外科を受診して診断してもらってからにしてくださいね。
もし、神経を圧迫して痛みを伴うものや、拡大傾向にある場合には治療が必要になります。
治療方法としては、ゼリー状の内容物を吸引して除去する方法と、手術による摘出があります。
自己診断は危険ですので絶対にやめましょう!
これまで、手の甲の痛みやしこりができる病気についてお話してきました。
手の甲の腫れやしこりは、痛みの症状がないことや、良性腫瘍の場合が多いと気づかれたと思います。
ですので、自己診断で大丈夫だと決めつけてしまう可能性があります。
「良性腫瘍だと思っていたら悪性だった」ということもあり得ますので、自己診断だけはしないようにしてください。
皮膚腫瘍の自己診断は非常に危険です。
かならず、専門医に診てもらってくださいね。
今回の内容は、知識の参考程度にして頂ければ幸いです。
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