背中ニキビに漢方薬は有効なのか?体質改善に高い効果が見込める!
背中ニキビが出来る原因には様々なものがありますが、治療の一環として体質改善を行う為には漢方薬がぴったり。
漢方薬を利用する場合は、色々な種類のある漢方薬をどう選べばいいのか分からないものですが、どんな漢方薬を選べば良いのか?ご紹介していきます。
漢方薬ってそもそも何?
まず始めに漢方薬とはどのようなものなのかご存知でしょうか?医薬品などの西洋医学とはまったく異なるアプローチで身体の体質改善をベースとした中国医学をベースとした生薬を調合したものです。
西洋医学では起きた事象に対し、効果がある成分や化合物を投入して病気や怪我などを治療するのに対し、漢方医学では病気などが発生した原因そのものがどこにあるのか?をベースに治療に使う生薬を選定していく違いがあります。
この為、中々症状が改善しない場合などに効果が高いと言えますが、その性質上、身体の体質改善が目標の為、どうしても効果が出るまで時間がかかるネックがあります。
漢方薬を選ぶ基準
漢方薬を選ぶ基準としては、その人の体調や気などに合わせて最適なものが変わってきますので。実は素人判断で飲めるものではありません。
漢方専門にやっている薬局で適切なアドバイスを受けるか、もしくは自分専用に調剤してもらうのが一番ベストです。
しかも保険適用外の為、出費も高く、大体月1万~2万程度かかるのと、生薬の種類によっては粉末などで処方されるのが難しく、生薬の煮出しが必要なケースがあります。
また、期間も本質的な体質改善に取り組む形になる為、かなり長い期間が必要です。
この為、本格的に自分に合う漢方薬を利用するのは中々に敷居が高いと言えるでしょう。
背中ニキビの場合、自分の体質にあった漢方薬を利用する
漢方ではその人の体質を以下のように分類分けします。
- 血虚(けっきょ)タイプ……血が不足しがちで血色が悪い、肌や髪のつやがない、めまいなどがあるタイプ
- 瘀血(おけつ)タイプ……血のめぐりが悪く、肩こり、頭痛が酷い、目の下にクマ、生理痛が酷いタイプ
- 実熱(じつねつ)タイプ……熱がこもっており、暑がり、汗かき、顔が火照る、尿の色が濃いタイプ
- 気虚(ききょ)タイプ……エネルギーが不足し、疲れやすい、元気が無い、食が細いタイプ
- 気滞(きたい)タイプ……気のめぐりが悪い、憂鬱感、イライラ、ストレスに弱いタイプ
- 陰虚(いんきょ)タイプ……体の潤いが不足し、喉が渇く、寝汗をかく、手のひらや足の裏が火照るタイプ
- 陽虚(ようきょ)タイプ……冷えがある、寒がり、手足が冷たい、下半身が冷えやすいタイプ
- 痰湿(たんしつ)タイプ……余分な水分がたまり、太りやすい、いつも眠い、体が重くだるい、むくみやすいタイプ
- 腎虚タイプ……腎の働きが弱い、疲労感や倦怠感が多く、物忘れが多い、白髪などが多いタイプ
このようなタイプに分かれます。
また、一人一つのタイプという訳でなく、複数の性質を合わせ持ったタイプの人も多く、よりタイプ分けが困難です。
その人の体質、性質に合わせて、上記のタイプを軽減できるように処方して行き、徐々にじっくりと時間を掛けて体質改善を行い、症状を緩和していくのが漢方というものです。
ツムラなどの簡易漢方薬を利用する
上記の理由から自分にあった漢方薬を利用するのは大変です。
しかし、現在の世の中には自分の体質に合っていそうなものをチョイスして簡易的に漢方薬を利用する方法もあります。
幸いなのは漢方薬は副作用と言えるものがとても少ないので、大体4週間を目処に色々と試してみて、自分なりに合う漢方薬を試せるという所です。
以下に、いくつかニキビに有効だと言われている代表的な漢方薬をご紹介致します。
ツムラ、清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
赤くて勢いのある炎症性の赤ニキビに効果が高いと言われ、体力が中程度以上あり、赤ら顔でのぼせなどがある方向けです。逆に胃腸が弱い方や食欲不振などがある方には向きませんので注意が必要です。
ツムラ、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
発赤や傷口の熱感がある赤ニキビ向けです。化膿し始めた傷口を消炎し、排毒する効果が高いと言われます。また、かゆみを伴う皮膚疾患に効果が高いと言われています。
桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
冷え性やのぼせが起きやすい方や、肩こり、頭が重いなどの方にオススメです。肌荒れ、肝斑、座瘡、疣贅などの皮膚症状を伴う場合や背中ニキビ跡などに効果が高いと言われてます。
漢方は基本的に、補助として利用する
これまで述べたように、漢方による体質改善の方法は、漢方専門の薬局でしっかりと自分にあったタイプに合う処方をしてもらい、長期間、高いお金を掛けて体質改善を行っていくものです。
簡易的に効果を選んで市販の漢方を利用し、うまく体質に合えば良いのですが、そうでは無い場合は、やはり背中ニキビのケアの補助として使うレベルにとどめておいた方が良いでしょう。
ただでさえ、効果が現れるまで年単位でかかるものですし、時が経てば段々と自分の体質も変化していく為、その時の状態にあったものに変更していく必要があります。
ただし、効果がうまく出た人は、そのまま続けて行くほうが良いですね。
本当にこればかりは、その人の体質次第という所が大きいです。