信憑性は別として「○○をするとニキビは治る!」「○○をしたらニキビができた!」といった話は探せばいくらでも出てきますが、そのひとつに次のような噂話があります。
オナニーをするとニキビができる・・・!?
この話の出所はハッキリとしませんが、ニキビ肌で悩んでいると、そんなバカな!と思いつつも、その関係性が気になり、中にはオナニーを控えるという人もいるようです。
思春期に入り、性欲が最も盛んな時期にある中高生の大半の男子にとって、オナニーはまさに生活の一部であり、その行為を止めるという決断は、それだけニキビに対するコンプレックスが強いことの表れですが、できることなら我慢したくはない!というのが本音かと思われます。
でも、やっぱりニキビは嫌だ!
中高生にとっては、まさに板挟み状態で、なんともしがたい悩みどころですが、そもそもオナニーでニキビができる(悪化する)という話は本当なのか?
そこで、なぜオナニーをするとニキビができるといった話が広まったのか・・・その点について少しまとめておきましょう。
中高生になると次第にできはじめる、いわゆる思春期ニキビというやつは、主に過剰な皮脂分泌を原因としたものが多いと考えられています。
これはどういうことかというと、毛穴の奥にある皮脂腺から分泌された皮脂が、何らかの原因※によって皮膚表面からうまく排出されず毛穴に大量に残ってしまうと、そこに皮脂を好むアクネ菌が繁殖し、その皮脂溜まりの中でアクネ菌はポルフェリンという光毒性の物質を作り出します。
※アクネ菌は細菌性リパーゼという脂肪分解酵素を作り出す働きがありますが、リパーゼは皮脂中のトリグリセリドという成分を分解して遊離脂肪酸という物質を生み出します。すると、遊離脂肪酸は毛穴を刺激して角化異常を起こし、角質を厚くし毛穴を塞ぐ一要因にもなっているようです。
ポルフェリンは紫外線により、一重項酸素という活性酸素を発生させますが、この活性酸素は皮膚にダメージを与える物質のひとつとされ、皮脂を酸化し、過酸化脂質に変化させる作用もあるようです。
すると、皮脂溜まりをおこしている部分は、徐々に炎症を悪化させていくため、ニキビのような肌トラブルが起こりやすくなります。
これが思春期ニキビを生み出す典型的な仕組みです(ただし、ニキビの仕組みが完全に解明されているわけではありません)。
では、なぜ皮脂の分泌量が増えるのかというと、それは男性ホルモンが深くかかわっています。
ひとくちに男性ホルモンといっても、いくつか種類※がありますが、男性ホルモンには男性をより男らしくする作用があり、筋肉の形成をはじめ、体毛の発育や皮脂分泌の促進、性欲を高める等の役割を担っています。
※テストステロン、ジヒドロテストステロン、アンドロステロン、デヒドロエピアンドロステゲンなとの種類がありますが、男性ホルモンの中で最も分泌量が多いのはテストステロン。
そんな男性ホルモンは血液に入り全身を循環しますが、血中の男性ホルモンはいずれは毛乳頭細胞に入り込み、皮脂腺から出る皮脂を分泌する際にも利用されるため、男性ホルモンが過剰分泌されると、それだけ皮脂腺を刺激することにもつながることから、結果的に皮脂の分泌量が増加してしまうというわけです。
そして、男性ホルモンが作られる場所は主に睾丸(一部は副腎)なので、どうやらこのあたりに、オナニーとニキビを関係づけて、冒頭で触れたような噂話が広まったように思われます。
では、オナニーをすると男性ホルモンが刺激され、ホルモン量が増加するのかという疑問ですが、この点に関しては、今のところ医学的根拠は示されていません。
また、オナニーで排出される精液が男性ホルモンのかたまりだと思っている人もいるようですが、精液は精子と精漿(せいしょう)と呼ばれる成分で構成されており、その中には性ホルモンも含まれているとする説もありますが、いずれにせよ量は微量のようです。
ちなみに、オナニーをすることで男性ホルモンの分泌量が大きく変化するようなことはないと考えられています。
したがって、1日1回程度の自慰行為で男性ホルモンが急激に増加することはまず考えられません。
仮に、オナニーの回数に比例して皮脂分泌量が急増するのであれば、AV男優の顔は常に皮脂で脂ぎっており、見るに堪えないほどのニキビ面になっていてもよいはずですが、皆が皆そんなことはないはずです。
これらの点を踏まえると、オナニーでニキビができるという話は、あくまで噂話に過ぎず、特に中高生の間で、オナニーとニキビの関係について話題になりやすいのは、性に目覚める時期がちょうど男性ホルモンが増加しやすい思春期と重なるため、本当はオナニーの有無に関係なく皮脂分泌量が増える時期であり、体質などによってニキビができやすいだけなのに、そのにきびの原因がオナニーではないかと思い込んでしまっているのではないかというのが個人的な見解です。
オナニーをするとニキビができる・・・!?
この話の出所はハッキリとしませんが、ニキビ肌で悩んでいると、そんなバカな!と思いつつも、その関係性が気になり、中にはオナニーを控えるという人もいるようです。
思春期に入り、性欲が最も盛んな時期にある中高生の大半の男子にとって、オナニーはまさに生活の一部であり、その行為を止めるという決断は、それだけニキビに対するコンプレックスが強いことの表れですが、できることなら我慢したくはない!というのが本音かと思われます。
でも、やっぱりニキビは嫌だ!
中高生にとっては、まさに板挟み状態で、なんともしがたい悩みどころですが、そもそもオナニーでニキビができる(悪化する)という話は本当なのか?
そこで、なぜオナニーをするとニキビができるといった話が広まったのか・・・その点について少しまとめておきましょう。
中高生になると次第にできはじめる、いわゆる思春期ニキビというやつは、主に過剰な皮脂分泌を原因としたものが多いと考えられています。
これはどういうことかというと、毛穴の奥にある皮脂腺から分泌された皮脂が、何らかの原因※によって皮膚表面からうまく排出されず毛穴に大量に残ってしまうと、そこに皮脂を好むアクネ菌が繁殖し、その皮脂溜まりの中でアクネ菌はポルフェリンという光毒性の物質を作り出します。
※アクネ菌は細菌性リパーゼという脂肪分解酵素を作り出す働きがありますが、リパーゼは皮脂中のトリグリセリドという成分を分解して遊離脂肪酸という物質を生み出します。すると、遊離脂肪酸は毛穴を刺激して角化異常を起こし、角質を厚くし毛穴を塞ぐ一要因にもなっているようです。
ポルフェリンは紫外線により、一重項酸素という活性酸素を発生させますが、この活性酸素は皮膚にダメージを与える物質のひとつとされ、皮脂を酸化し、過酸化脂質に変化させる作用もあるようです。
すると、皮脂溜まりをおこしている部分は、徐々に炎症を悪化させていくため、ニキビのような肌トラブルが起こりやすくなります。
これが思春期ニキビを生み出す典型的な仕組みです(ただし、ニキビの仕組みが完全に解明されているわけではありません)。
では、なぜ皮脂の分泌量が増えるのかというと、それは男性ホルモンが深くかかわっています。
ひとくちに男性ホルモンといっても、いくつか種類※がありますが、男性ホルモンには男性をより男らしくする作用があり、筋肉の形成をはじめ、体毛の発育や皮脂分泌の促進、性欲を高める等の役割を担っています。
※テストステロン、ジヒドロテストステロン、アンドロステロン、デヒドロエピアンドロステゲンなとの種類がありますが、男性ホルモンの中で最も分泌量が多いのはテストステロン。
そんな男性ホルモンは血液に入り全身を循環しますが、血中の男性ホルモンはいずれは毛乳頭細胞に入り込み、皮脂腺から出る皮脂を分泌する際にも利用されるため、男性ホルモンが過剰分泌されると、それだけ皮脂腺を刺激することにもつながることから、結果的に皮脂の分泌量が増加してしまうというわけです。
そして、男性ホルモンが作られる場所は主に睾丸(一部は副腎)なので、どうやらこのあたりに、オナニーとニキビを関係づけて、冒頭で触れたような噂話が広まったように思われます。
では、オナニーをすると男性ホルモンが刺激され、ホルモン量が増加するのかという疑問ですが、この点に関しては、今のところ医学的根拠は示されていません。
また、オナニーで排出される精液が男性ホルモンのかたまりだと思っている人もいるようですが、精液は精子と精漿(せいしょう)と呼ばれる成分で構成されており、その中には性ホルモンも含まれているとする説もありますが、いずれにせよ量は微量のようです。
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したがって、1日1回程度の自慰行為で男性ホルモンが急激に増加することはまず考えられません。
仮に、オナニーの回数に比例して皮脂分泌量が急増するのであれば、AV男優の顔は常に皮脂で脂ぎっており、見るに堪えないほどのニキビ面になっていてもよいはずですが、皆が皆そんなことはないはずです。
これらの点を踏まえると、オナニーでニキビができるという話は、あくまで噂話に過ぎず、特に中高生の間で、オナニーとニキビの関係について話題になりやすいのは、性に目覚める時期がちょうど男性ホルモンが増加しやすい思春期と重なるため、本当はオナニーの有無に関係なく皮脂分泌量が増える時期であり、体質などによってニキビができやすいだけなのに、そのにきびの原因がオナニーではないかと思い込んでしまっているのではないかというのが個人的な見解です。