2013年11月19日
私は冬場になると手にしもやけができやすい体質です、冬シーズンが終わってくると
しもやけになったところが手荒れのように皮が剥けてやがて正常な皮膚に戻って完治していました。
今年もまた、しもやけのシーズンが到来して手指にしこり状の個所が数か所発生してきました、
ただいつもと違うのはアルバイトで1日2時間の厨房の清掃作業を始めたために薄いビニール手袋の
上に軍手をして作業するのがバイト先のルールでした。
薄いビニール手袋は使い捨てタイプでしたがもったいないと思い洗わずに乾燥させただけで
何度か使用していました。
その手袋は自分で用意して管理していたので他人の手袋を使用することはありません。
また手袋の丈が短いために肘くらいまで水の中に手を入れると手袋内に水が浸入してきて、
手袋は怪我をしないために使用するものでした。
冬シーズンが終わりしもやけで皮が剥けたところもきれいに治って1か月ほどしてから、
同じところがやや赤みを帯びて皮がまた剥けてきました。
5月下旬、私はまだしもやけが治りきっていないのかと思いハンドクリームを塗っていましたが、
その手荒れはなかなか治らずに僅かですが面積が広くなっているように見えました。
なんか変だなぁ
最初は1か所だった手荒れが1か月後には他の指にも広がっていきました。
塗っているハンドクリームの銘柄を皮膚を再生させる機能のものに変更してみたら、
僅かですが改善したようにも見えたのでそのまま使用を続けていました。
普通の手荒れでは無いと気づいた
9月下旬、しかし気が付いたら左右の手指にまで手荒れが拡大していて、
これは普通の手荒れでは無いと思ってインターネットで検索してみると、
いろいろな状況から判断して「手水虫」である可能性が濃厚になり近くのドラッグストアで
水虫薬を買って塗ったところ症状が改善してきたので水虫と自分なりに結論付ました。
水虫の正体とは?
水虫は白癬菌と言うカビによって引き起こされる病気です、
カビの仲間を真菌と言います、真菌である白癬菌が体に寄生することで水虫になります。
白癬菌のいる場所は皮膚の一番薄い表皮の角層(死んだところ)に寄生します、
角層にはカビの大好きなケラチン(タンパク質)が豊富にあってここで繁殖します。
水虫はどちらかと言うと大人の病気です、子供にはかかりにくいのです。
なぜ子供は水虫になりにくいのでしょうか?
成長している子供は新陳代謝が旺盛なので角層が十分発達する前に剥がれ落ちてしまい、
白癬菌には住みにくい環境なのです。
年をとると新陳代謝が遅くなり角層が厚くなって剥がれ落ちにくくなり白癬菌が住みやすい
環境になってきます。
私も50歳代なので水虫にとっては住みやすい年齢になっているようです。
水虫の症状による分類(手と足)
趾間びらん型足白癬
趾間(しかん)とは足の指の間のことです、足の小指と薬指の間にできることが多いようです。
症状としては皮膚がボロボロ剥けたり、ただれたりします、また痛痒くなることがあります。
ただれたところにブドウ球菌などに感染して化膿することがあります。
小水疱型足白癬
足の裏側、土踏まず、指の付け根などに小さな水ぶくれができます、
痒みが強くて掻くと水ぶくれがやぶれ乾燥し皮が剥けます。
主に夏場にこの症状が多くなり、涼しくなる自然に症状が治まってきます。
でも完全に治ったのではなく、菌の繁殖が減っただけです。
角質増殖型白癬(手と足)
皮膚表面がガサガサになり乾燥してひび割れたりします。
痒みはあまり感じないので手荒れと勘違いして水虫だと気づかないことがあります。
私の場合気が付くのが遅れたためこのタイプになってしまいました。
角質型で角層が厚くなると足のかかとがひび割れて痛くなることがあります。
ひび割れた角質(皮膚辺)には白癬菌が付いているので家の中で感染する可能性がありますので
足拭きマット、タオルなどはきちんと分けて使用しましょう。
剥がれ落ちた角質の白癬菌は家の中の環境で半年くらいは生きることができます。
水虫により角層が厚くなってひび割れている
素人治療の始まり
手荒れの正体が水虫と分かったところで水虫薬をネット検索してみると主だったものが以下の4種類、
塩酸ブテナフィン(ベンジルアミン系)
塩酸テルビナフィン(アリルアミン系)
塩酸アモロルフィン(ホルホリン系)
ラコナゾール(イミダゾール系)
店頭での販売価格に惑わされず、水虫に有効とされる上記4成分をたよりに選択しました、
上記の成分配合の商品ならどれも同じように効いている感じがします。
水虫薬の使い方 手水虫の場合
手はいろんな物を触りますし、1日で何度も手を洗うことが多いので夜お風呂から出て、
患部が清潔なときに塗布します。
また薬は患部だけでなくその周辺部(患部から5センチ外側)へも塗布します、
見た目では分かり難いですが白癬菌は角層に寄生しているためやや広めに薬を塗りましょう。
治療を始める前に検査してくれる皮膚科に行きましょう。薬はその後、付いてきます。
ちっちゃな病院のオジ薬剤師。