目の下のクマがなければもっと若々しくなるのに、と鏡を覗き込む度ため息をついていませんか?
クマを消すことはそう難しいことではありません。ただしやり方を間違えると、逆効果になることも。
一番多い色素沈着のクマ治療をはじめ、クマの種類別に正しい改善方法についてお話します。
一読後、自力で消す方法を選ぶか皮膚科のレーザー治療を選ぶのか、選択肢はあなた次第です。
あなたのクマは青クマ?茶クマ?
遠回りせずに目の下のクマを消すためにも、クマの種類を見極めることが先決です。うっすら青味がかった青クマタイプなら、コンシーラーで簡単に消すことができるので皮膚科を受診するまでもありません。
冷えや疲れが原因で血の巡りが悪くなっていますから、身体を温めてぐっすり眠るだけでみるみるなくなります。クマそのものに働きかけるより、ホットドリンクやストレッチなど全身に働きかけるアプローチの方が効きます。
青クマが出る時は疲れている証拠なので、疲労のバロメーター代わりにして下さい。忙しくて睡眠時間を確保できないならスケジュールを見直しましょう。
理由もなく眠れない日が続いているなら、メラトニンなどの睡眠サプリも頼れる存在です。睡眠薬や睡眠導入剤のように副作用もなく、すっと眠れます。カモミールなどのハーブティーも、安眠効果抜群です。
色素沈着タイプのクマがやってはいけないこと
ハーブティーを飲んで熟睡しても消えないのが、色素沈着のせいでできる茶クマです。濃いアイメイクを長年続け、目元全体が茶色くくすんでしまっているタイプも少なくありません。
元々肌荒れしやすい方、アトピー性皮膚炎患者さん、目元を擦る癖がある方も、茶クマに狙われやすくなります。
花粉症のせいで春先だけ目元を擦ってしまう方も、数年後くっきりした茶クマが出現して悲鳴を上げることになるかもしれません。
いずれにしても、茶クマにお悩みなら、とにかく摩擦を避けることが大切です。紫外線対策も欠かせません。摩擦対策と紫外線対策を徹底し、それ以上クマが濃くなるのを防ぎましょう。
クマ治療はレーザーが一番?
クマ治療はクマのタイプによって最適な方法が違います。「クマ治療=レーザー治療」と思われていますが、レーザーが効くのは慢性化した青クマです。
1回約2万円するレーザーを最低3回は繰り返すことになるので、比較的安いクリニックでも5万円はかかります。
お金もかかりますし、まずは冷え対策、安眠対策から取り掛かってみて下さい。皮膚科に駆け込むのはいつでもできます。
一方、色素沈着のクマ治療は、トレチノインやハイドロキノンを使って行います。メラニン色素で黒ずんでいる目元の皮膚を脱ぎ去るために、こういった外用薬でターンオーバーのサイクルを加速させます。
外用薬治療は毎月1万円以下で済むのでレーザーよりは安く済みますが、落ち着くまで皮が剥ける時期を乗り越えるのが大変かもしれません。
上を向くと薄くなる黒クマの治療方法
上を向いた時薄くなったように感じるなら、老化のせいでできる黒クマです。
青クマ、茶クマと異なり、黒クマは皮膚の色そのものが変わっているわけではありません。目元がたるんでいるためにできた影が影響し、黒く見えているだけです。
セルフケアではコラーゲン配合の化粧品でお手入れし、日々アンチエイジング対策に励みましょう。むくむと余計ひどくなるので、減塩対策も効果的です。
何しろ年齢が原因なので劇的な治療法はありませんが、美容皮膚科ではヒアルロン酸注射でたるみを解消する方法を提案されるはずです。
注射を打つだけなのでハードルが低い治療ですが、1本5万円から10万円する注射を半年に1回のペースで打ち続けなくてはなりません。注入量が少ない割に安くありませんよね。
けれどデリケートな目元の治療は高度な医療技術、知識が求められるため、どうしても治療費が高くなります。毎月1本1万円のアイクリームを買うことを考えれば、確実に効く分良心的かもしれません。
逆効果になりがちなクマ対策
間違ったクマ対策で逆効果になってしまっているケースが目立ちます。例えば、目元のマッサージも、乱暴に擦ってしまうと色素沈着の原因になりかねません。
素肌をゴシゴシ擦るようにして揉み込むのは厳禁です。必ずクリームをつけ、物足りないぐらいの力加減で揉みほぐすのがポイントです。
目尻から目頭に向かって円を描き、骨をなぞるようにして指を滑らせましょう。濡らしたタオルをレンジで温めるホットタオルケアも、効果抜群の応急処置です。
ただし熱々のタオルは薄い目元の皮膚に負担が強いので、加熱し過ぎないよう気をつけましょう。
ちなみに、レストランで出されるおしぼりは消毒剤が残っている恐れがあります。手を拭くぐらいなら問題ありませんが、デリケートな目元に使うと肌荒れの原因になりかねません。
おしぼりで顔を拭くのはマナーとしても微妙ですし、「クマがある上オヤジ臭い女性」なんて不名誉なレッテルを貼られないようご注意下さい。
まとめ
- 色素沈着のせいでできる茶クマはハイドロキノン治療が最適
- セルフケアでは紫外線対策、摩擦対策を徹底
- レーザー治療が向いているのは血行不良が原因の青クマ