“デトックス”には “解毒力”を高め毒素を排出する「タケノコ」【薬膳‘美’食材 #5】

“春”といえばデトックスの季節。冬に溜め込んだ毒素をそのままにしておくと、免疫力は低下し、便秘やむくみ、肥満などにつながります。ポイントは“解毒力”を高めること。そこでおすすめの薬膳“美”食材が「タケノコ」です。本格的な春の到来に向け、タケノコでしっかりとデトックスして体の中から“キレイ”を先取りしちゃいましょう!


タケノコは美肌づくりやむくみにもおすすめの“美”食材

薬膳のベースとなる中医学では、春は“陽”の気が高まり熱がこもりやすい季節としています。仕事で部署が変わったり、新入社員の面倒を見たり、お子さんのいる方は卒業・入学でバタバタしやすい時期でもあり、こうした環境の変化がさらにデトックスしにくい状況をつくってしまいやすいのです。

そこでおすすめなのが、強力な解毒力がある「タケノコ」。
薬膳では、タケノコは「肝」の機能を強化し、“解毒力”を高めてくれる食材のひとつ。春が旬の野菜や山菜には、タケノコをはじめ菜の花やタラの芽、ウドなどデトックス効果のあるものが豊富です。寒い冬は肝機能も弱まりがちですが、春は肝機能の働きも活発になります。

ところが、体の中に余分な脂肪やコレステロール、添加物や有害金属などの毒素を溜め込んでいると、肝の機能が思うように発揮されません。結果、解毒力も弱まり毒素を排出することもできず、免疫力が低下し、便秘やむくみ、肥満、肌荒れ、疲れやすい、さらにはアレルギーを引き起こしたりする原因にもなります。つまり、タケノコを食べることで美肌効果やダイエット、むくみ、便秘の解消につながるというわけです。

“白い粉”は脳を活性化し認知症予防にも効果的♪

ところで、タケノコの切り口に白い粉がついていることがありますよね。あれって洗い流しちゃったりしてますか?
実はあの白い粉、「チロシン」というアミノ酸の一種なんです。納豆の表面が白っぽくなっていることがありますが、あれもチロシンです。

チロシンは、ストレスへの耐性を強めたり、脳を活性化する働きもあり、認知症の予防にも効果がある成分ですので、洗い流さずそのまま調理してくださいね。

タケノコには他にもコレステロールを抑える働きや動脈硬化を予防する効果もあり、まさにアラフォー女性にとって頼もしいスーパー食材と言えるのではないでしょうか。

ただし、薬膳では体を冷やす「寒」に分類されていますので、冷え性の方や胃腸が弱い方は控えめにしてくださいね。また、解毒力が強いだけに湿疹やアトピーなど肌にアレルギーが出やすい方なども控えたほうが◎

タケノコは買ったらその日のうちに茹でよう!

タケノコの旬は3~4月の短い間。掘りたてなら生でいただくタケノコのお刺身も美味ですよねぇ。スーパーなどで購入したら、その日のうちに茹でるのがおいしく食べるコツです。タケノコは「掘ると同時に湯を沸かせ」と言われるほど、時間の経つごとに味が変わってしまうのです。

タケノコのアクやえぐみは苦手な方も多いようですが、穂先から根元に向かうほどマイルドになります。サラダや和え物なら穂先を、煮物や天ぷらなら真ん中、タケノコご飯にするならシャキシャキと歯ごたえのある根元を使うのがおすすめ。

そういえば、あるアンケートで20~30代の男性に「40代女性は恋愛の対象になるか?」と質問したところ、半数近くの男性が「恋愛の対象になる」と回答。春はアラフォー世代の大人女子にとっても恋の季節ということですよね。心もカラダも旬のタケノコですっきりとキレイになって、素敵な恋を手に入れてくださいね。

薬膳アドバイザー 川端真弓



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