【ニキビを潰す上手なやり方を完全ガイド】きれいに治そう!

「ニキビを潰すと跡になる」と長い間言われてきましたが、最近では潰した方がキレイに治る可能性が高いニキビもあるという説が主流になってきています。正しい方法で行えばという条件付きですが、これは気になりますね!


ニキビを潰して良いって知ってた?!驚きの新常識を解説

ニキビは潰すと跡になるのがこわいから何もできない…と思っている方も多いでしょうが時期と手順を間違えなければ、潰した方がキレイに治る確率が高いってご存知でしたか?

最近では皮膚科や美容皮膚科でも、初期のニキビであれば面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)といって、中身を押し出す処置をおこなっています(保険適用)。

治療方法も主たる皮疹により異なります。 治療の基本は、毛穴につまった脂を取り除くことと、アクネ桿菌に対する治療です。

炎症がない場合(中略)面ぽう圧出療法(清潔な操作で、毛穴に詰まった皮脂を押し出す処置)、(後略)

医療機関でおこなっているからといって誰でも気軽に簡単に行えるものではありません。自分でおこなう場合には清潔な環境で正しい処置でできないとかえって悪化してしまうこともあるため要注意。

潰していいニキビの見極め方と正しい潰し方について、ぜひこの記事を読んで知っておいてくださいね。

ニキビを潰すにはタイミングがあった!

ニキビの跡を残さないように上手に潰すためには、まず潰してよいニキビと潰すのはNGなニキビを知っておくことが大切です。

ニキビは初期のうちに対応するのがベストとされていますが、どんなニキビのことを言うのかわからなければ、どうしようもありませんよね。

ここではニキビの4つの段階と、潰すのはどこまでならOKか解説します。自分のニキビがどれに当てはまるかチェックしてみてください。

赤ニキビは絶対に潰さないで!

ニキビの4つの段階を進行順に並べると以下のようになります。下に行くほど重症ということなので、注意しましょう。

■ニキビは4段階に分けられる!
白ニキビ(皮脂が毛穴に詰まった状態)

黒ニキビ(白ニキビの先端が開いて酸化したもの)

赤ニキビ(炎症を起こしているもの)

黄ニキビ(化膿しているもの)

このうち、自分で潰すことができるのは、初期とされる白ニキビ・黒ニキビです。

赤ニキビは詰まった皮脂を餌にアクネ菌が増殖し、毛穴が炎症を起こしている状態。目立つ上、触ると痛みがあるので早く何とかしたい、と思いがちですが、この段階では絶対に潰してはいけません。

こうした赤ニキビを自分で上手に潰すのは至難の技。下手をすれば肌にダメージを与えて、跡を残してしまう恐れもあります。

ここは少し我慢して、タイミングを見計らうことが肝心です。

化膿したニキビは潰せる!

赤ニキビでもある程度日数が経って、中心部に膿が白く透けて見えるようになったら潰してもOKです。

これは毛穴の中で細菌と白血球が戦った後の死骸なので、この状態になったらニキビの炎症のピークを越えたということ。毛穴に詰まっているのは老廃物と言えるでしょう。不要なものなら出してしまった方が早く治るというのも納得できますよね。

ニキビを潰すと…どうなる?

その気がなくても洗顔したり、タオルで顔を拭いた時にニキビが潰れてしまった…こんな経験、誰にでもありますよね。

また、鏡を見ながら潰していたら、ニキビから血や得体の知れないものが出てきて、焦ったことがあるという人もいるでしょう。

ここではついニキビを潰してしまった時の状態別に、対処法などを紹介します!

膿が出し切れず悪化

ニキビを潰して膿を出しても、小さくならないと「まだ中に残っているのかも」と強く圧迫したり、爪で挟むようにしてしまう人がいますが、これは絶対に避けましょう。

炎症を起こしていたニキビの場合、その中には細菌や白血球の死骸が詰まった袋状の膜が形成されています。強い力を加えることでその膜が破れてしまうと、炎症が肌の深部にまで広がってしまう恐れがあるからです。

また、潰れたニキビを指でいじることによって雑菌が入りこみ、再び化膿してしまうことも充分考えられます。

自然に出てくる以上の膿を出そうとせず、後は消毒液や抗生物質入りの軟膏を塗っておきましょう。盛り上がっている部分も、時間が経てば肌の再生能力で徐々に治まってきます。その間、ニキビを保護するようにしてくださいね。

血が出る

ニキビが潰れると血が出てくることがあります。そんな時は、まず水洗いをして、ティッシュやコットンで軽く押さえてください。その後、消毒液をつけておけば大丈夫です。

かさぶたができたら自然に剥がれるまで触らないようにしましょう。かさぶたは言うなれば天然の絆創膏。傷口が回復するまで覆って、雑菌の侵入を防いでくれているのです。また、無理に剥がすことで再び出血したり、跡になるリスクが高まることもあります。

芯が出てくる

ニキビの芯とは、毛穴に詰まっている皮脂の塊のこと。角栓とも呼ばれます。ホコリや古い角質などが混ざっているため、通常の皮脂より固く、洗顔では取れないことがほとんどです。

しかし、もしニキビが潰れてこの芯がキレイに取れたのであれば、そのニキビはそれ以上悪化する心配はないとも言えます。毛穴に詰まっているものがなくなるのですから、アクネ菌が増殖したり化膿することもありませんよね。

芯が取れた後のニキビは軽く消毒をして、自然治癒を待てばよいでしょう。

ニキビ跡になってしまう

できれば避けたい、最悪のパターンです。

もしニキビ跡が残ってしまうと、レーザーやピーリングなど、専門的な治療が必要になります。一つや二つならメイクでカバーできるかもしれませんが、広範囲になるとそうもいきませんよね。

そんなことにならないためにも、ニキビをむやみに潰さないようにしましょう!

潰した時の分泌物の正体とは?

ニキビを潰すと「にゅるっ」という感じで膿が出てきますよね。そしてそのままにしておくと、ニキビの表面に黄色っぽいかさぶたのようなものができることがあります。

ニキビが治癒する過程で必ず見られるこれらの正体や役割についても、ちょっと解説しておきましょう。

白い膿は白血球の死骸

人間の体には外部から侵入してくる細菌やウィルスに対抗する機能が備わっています。

その代表格が血液中の白血球。特に活躍してくれるのは、細菌を貪食し、分解してくれるのが白血球の約55%を占める好中球と、それよりたくさんの細菌を貪食することから大食細胞とも呼ばれる単球(白血球の約5%)です。

赤ニキビの中心に、白く膿がたまるのは、これら白血球がアクネ菌と戦って処理を終えたという証拠。言わば、白血球の死骸なのです。

この白い膿の中には、アクネ菌はいないということになっていますが、上手に中身を出さないと破れて肌にダメージを与えることもありますので、注意が必要です。

透明の汁は滲出液(しんしゅつえき)というもの

白い膿や血が出た後、透明な液体がニキビの跡からにじみ出てきて、固まることがありますよね。実はこれ、ニキビに限らず傷ができるとしばしば見られるのですが、なんだか気持ち悪いからと拭き取ってしまわないようにしてください!

これは滲出液(しんしゅつえき)というもので、一見透明ですがこの中には傷を治すために必要な成分がたくさん入っているのです。

「ケガをしたら消毒」が長い間常識とされてきましたが、最近ではこの滲出液を活かす治療法が一般的になってきています。ニキビから出る程度の量であれば、さっと水洗いして自然乾燥させるだけでOKです。

潰すのにあると便利なアイテムを紹介

ニキビを上手に潰すための「実践編」として、まずは必要な道具を揃えましょう

いくら今にも潰れそうだからと指や爪で傷をつけて絞り出さないこと。すでに述べたように、色素沈着や新たな化膿を引き起こす原因になりかねません。最悪、ニキビ自体は治っても、クレーター状に跡が残ってしまう可能性もあります。

これから紹介する「必要な道具」はどれも自宅にあるか、ドラッグストアなどで数百円で買えるものばかりです。ニキビがよくできる人はひとまとめにしておくと便利ですね。

コメドプッシャー

皮膚科でも面疱圧出に使われる器具です。丸い部分に穴があいていたり、ワイヤーを丸く曲げてあるものがほとんど。

ニキビの周囲に圧をかけて中身を押し出し、そのままスライドさせればニキビに直接触れることなく処理できます。ただし、力を入れすぎないよう注意しましょう。

REGINE コメドプッシャー

¥ 3,132(2017/5/10時点)

Anjou 黒ずみ取り 毛穴ケア専用キット

¥ 890(2017/5/10時点)

※便利な5本セット

針 (消毒済)

自宅にある裁縫用の針でOKです。使用前に消毒用エタノールで先端をしっかり拭いておいてください。

ガーゼ(消毒済)

ニキビを潰す前後の消毒に使います。ドラッグストアで「滅菌ガーゼ」として売られているものを購入しましょう。使う直前に開封し、消毒用エタノールを軽く含ませて、患部を拭いてください。

抗生物質入りの軟膏

ニキビを潰した後に滅菌ガーゼや綿棒で、化膿防止のためにちょんとつけるくらいで充分です。

どんなものがよいのかは薬剤師のいるドラッグストアで相談してみるとよいでしょう。また、皮膚科ですでに処方されたニキビ用の軟膏があればそれでもOKです。

失敗しない上手な潰し方のコツ

道具を揃えたらいよいよ実際に潰してみましょう。

潰し方そのものは決して難しいことではありません。しかし、いくつか注意点があるので、実践前に確認しておいてください。

■ニキビを潰す手順は?
針でニキビの表面を軽く刺して穴を開ける

コメドプッシャーか指の腹で優しくニキビの周囲に圧をかける

中身が出てきたらガーゼでぬぐうかコメドプッシャーで除去する

ニキビの跡を消毒して抗生物質入りの軟膏をつけておく

専用の道具を使用する

リスク回避のためにも、必要な道具は揃えて行うことをおすすめします。すでに述べたように、高価なものはありませんし、より安全・確実にニキビを処理したいと思うのであれば、ぜひ用意するべきでしょう。

膿を無理に出そうとしない

膿は全部出してすっきりさせたい!と思うかもしれませんが、無理やり押し出すのはNGです。肌にダメージを与える恐れがあるからです。目安は元の半分くらいの高さ。残りは自然に治癒するので、消毒と抗生物質入りの軟膏をつけておきましょう。

また、押し出す時に痛みを感じたら我慢せず中止してください。

潰した時の「音」をよく聞く

すでに述べたように、炎症を起こしたニキビは、毛穴の中に膿の袋を作ります。この袋は中身を出すと自然に吸収されてなくなってしまうのですが、下手にニキビを潰すと一緒に破れてしまうことがあります。

そうなると毛穴の中が汚染されて、再びニキビができてしまったり、治りが悪くなる恐れも…。

ポイントはニキビに穴を開ける際に深く刺しすぎないこと、力を入れすぎないことです。中身を押し出した時に「ぷちっ」という音(感触に近いでしょうか)がしなければ成功

安全なのは皮膚科の受診

しかし、ここまで読んで「やっぱり自分でやるのはちょっと…」と思ったら、無理せず皮膚科で処置してもらいましょう。

内容は同じですが、やはり医師にやってもらえるというのは安心感があります。恐る恐る自分でやるのとでは予後にももしかしたら差が出るかもしれませんよ。

潰す前に確認すべきポイント

いかがでしたか?ニキビを自分で潰すこと自体は決して難しくないとお分かりいただけたでしょうか。

ここでニキビを潰す前のチェックポイントをいくつか挙げておきます。事前に必ず確認しておきましょう。

充分な準備と知識が上手に潰す最大のコツです!

ニキビの種類をきちんと見極める

自分で潰してよいのは初期の白・黒ニキビ、そして炎症が治まって白く膿が見えるようになった赤ニキビです。

触って痛みやしこりを感じる段階の赤ニキビは絶対に潰してはいけません。また、黄色く化膿したニキビも自分では触らない方がよいでしょう。

使用するアイテムは必ず消毒を

器具の消毒は基本中の基本。消毒用エタノールを含ませたコットンで肌に直接触れる部分をしっかり拭いておきましょう。

やりがちなのが消毒した部分をまた手で触ってしまうこと。専用のトレイに移す、エタノール液を入れたコップに浸すなどして予防してくださいね。

洗顔をして清潔にしてから潰す

もちろんニキビのある肌も清潔にしておく必要があります。メイクは落とし、洗顔料で汚れを落としてから潰すようにしましょう。

ニキビ以外の部位は保湿を忘れずに。

リスクがあることもきちんと理解する

上手に潰せばキレイに治る確率が高いニキビも、リスクが0ということは残念ながらありません。ニキビを潰すこと自体を失敗したり、潰した後にトラブルが起こる可能性も考えられるからです。

自分の手には負えないかも…と思ったら皮膚科で相談してみてください。自分の肌のことです。後で悔やまないよう、よく見極めてくださいね。

跡に残らない潰し方をマスターしよう♪

繰り返しになりますが、ニキビを潰すのに特別な技術は必要ありません。充分に準備をし、手順を守れば問題なくできることでしょう。

ただし、潰してもいいニキビを見間違えないこと、無理はしないこと。この点には気をつけてくださいね。

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