こんにちはー!!
今日は、前から気になっていたこと、ズバリ、「体臭」!!
に、ついて。
渡米してすぐに気付いたこと。
おっちゃん達の加齢臭が、日本人の加齢臭と違う!!
どっちがいい匂い、とかはさておき、本当に違うんですよね。
最初、ある上の先生の匂いに直面した時、その人独特の匂いかな、と思ったんですが、その後、同じくらいの年齢の方で同じような匂いをもつ人に遭遇し、あ、これは…
加齢臭の一種か!!!
と気付いちゃったわけです。
人から放たれる匂いって、もちろん食べ物によるところが大きいと思います。
お肉ばっかり食べてると、動物性たんぱく質を分解すル時に発生するアンモニア臭が体臭としてだてくるようですし。
以前、日本で歯医者をやっていた時、土地柄、外国人の患者さんが多く来院していたのですが、なぜかとてもインドから日本に来ている患者さんが多かったんですね。
インド人の方々、カレーの匂いするんですよ、本当に!
カレー、というか、香辛料の匂いですね。
きっと、毎日特有の香辛料を使っているとそうなるのでしょう。
たまたま私のインドから来ている患者さんの多くが、香辛料の匂いが強かっただけで、今、多くのインド人の友人が周りにいますが、これまでに彼らからそのような匂いを感じたことはないので、一概にインド人は同行、とは言えないですね。
特にインド人は人によって宗教が違うので、ベジタリアンだったり、特定の肉だけ避けていたり…と、人によって食生活はかなり違うことでしょう。
日本人は醤油くさい、と言われたりしますが、それはただ冗談で言われているだけ…だと勝手に信じております。
だって、醤油、そこまで食べなくない!?
ロバートはいつも、
ハンバーグを目の前にした私に、
「醤油かける?」
サラダを前にした私に
「醤油かける??」
挙げ句の果てには、
ショートケーキを前にした私に
「醤油かける???」
と聞いて来ますが、どこまで本気でどこから冗談なのかはわかりません笑
では、食べ物以外の要素はなんなのか。
ちょっと古い論文ですが、
Genetic Influences on Human Body Odor: From Genes to the Axillae
George Preti1,2 and James J. Leyden2
を読みました。いや、そんな関係ない記事読んでる暇あんのかい、とか言わないでよ。
知っている人もいると思いますが、脇の匂い、に関してはどうやら遺伝子の関連が大きいようなのですね。
その遺伝子の名前はズバリ「ABCC11遺伝子」
なんて覚えやすい!!
この遺伝子のうち、ある一箇所が 、人によって違うようなのです。
遺伝子はA, T, G,Cの4つの塩基の組み合わせでできていますが、このうち、脇臭を決める組み合わせは、
「GとG」か「GとA」か「AとA」の3パターン。
そのうち、Gを含む組み合わせ「GとG」か「GとA」をもっている人はアポクリン腺の数が多く、腋臭がしやすい!!らしい!!
えー、私の遺伝子なんだろう??
と思ったあなた。
というか、私。
ご安心を。日本人は「AとA」の組み合わせの遺伝子を持っている人が多く、無臭タイプの人が多いみたい!
日本人だから、欧米人だから、ではなく、この遺伝子の違いによって脇の匂いが違うんですねー。
てことは、日本人だから安心して、って嘘やん。
うん、そだね。
簡単なスクリーニングとしては、Gの遺伝子を持つ人は耳垢が湿っている人。
多くの人がカサカサな耳垢をしてる(日本では)けど、たまにいるんですよね、ぬちゃっとした耳垢の人。
小学校低学年のとき、耳垢見せっこして(笑)、友達の耳垢があまりにも自分と違う、湿った物体だったことに衝撃を受けた記憶がありますが、きっと彼女はGの遺伝子を持っていたのでしょう。
Clinical Implications
Axillary odor is determined by variants in the ABCC11 gene, which encodes an ATP-driven efflux pump protein.
Individuals who are homozygotic for a SNP (538G>A) in the protein’s polypeptide chain have significantly less of the characteristic axillary odorants.
The 538G>A SNP predominates in Asians who have nearly complete loss of typical body odor.
と述べています。
注目!!
三つめ!!!(アーンド2つめ)
アジア人にうち、無臭脇臭タイプであるSNP、538G > A タイプの人はほとんど全く匂いしない!!!
って言ってます。
やはり。
てことは、日本人だけじゃあなくて、韓国人や中国人にも同じ無臭タイプが多いんだね、きっと。
まあ、これは脇週に限った話であり、
私は、おそらくG遺伝子はなく、脇臭はしないものの、
どこからかはわからない体臭は強い方だと思います。
自分の父親と同じ匂いだと、自分で認識しています。
鼻が効く友達には、
さっき、部屋にいた??
とか言われるほどです。(うう、私の悩みの一つ…)
昨日は人種差別のこと書いたのに、今日はまた違う方向で人種のこと書いちゃいました。
あ、これは差別じゃなくて、事実ね。
医学の世界では、ある意味、人種の認識は必要です。
だって違うんだもん、遺伝子。
今まで、気づかなかったけどね、
アメリカ来て、薬を処方するときに、人種によって分解酵素違ったりするから、ちゃんと確認しなきゃ、っていうことを教育されました。
なるほろ。
アジア人にこれ処方すると、スティーブンジョンソン(ひどい湿疹)になったりするから気をつけてね、とか言われた日には、まじかよ!!
と思いました。
単一民族の日本で医療している頃は、あんまり意識しなかったことが、ここ多人種の国家では大事なことなんですね。
カルテ、ケースレポートにも、ちゃんと、人種を記載しています。
うー、人によって酵素が違うとか、覚えることが増えるようなことしないでくれよ、お神さんよぅ…
では、今日はこの辺でー!!
Have a good day!!!!