脱毛症にはストレスが関係している?
過度なストレスは神経性脱毛症リスクを高めます
ストレスによって脱毛症が起こることもあり、ストレスが原因のもので神経性脱毛症という症状があります
髪だけでなく全身の毛が抜け落ちる特徴があり、身体全体に症状が出ているようならストレス起因を疑います。
徐々に全身症状に広がるケースもあり一概にはいえませんが、生活環境の変化や多忙によって抜け毛が増えたと感じているなら気をつけましょう。
自律神経の乱れと血流悪化が問題です
ストレスから脱毛症が起こるメカニズムをひも解くと、自律神経の乱れによって免疫異常が生じ、細胞を攻撃してしまうことで脱毛症が起こります。
毛母細胞が成長促進因子を発信して細胞分裂が起こり、成長した毛が古い毛を押し出すことで髪の毛が伸びるというが通常の流れです。
しかし、自律神経が乱れてしまうと、成長段階の細胞を異物と認識して攻撃してしまうため髪の成長がストップします。
新しい毛が生えなくても通常通りに抜け毛は進むので、だんだんとボリュームがなくなり、薄毛を顕著に感じます。
ストレスによって血行不良を起こし頭皮への血流が滞ることも原因の一つであり、適切に対処しないと健康な毛が育ちません。
睡眠不足・栄養不足などがストレス因子となっている場合には、その行為自体が血行不良による抜け毛を招いてしまいます。
そして、健康な髪が育たないのに古い髪の毛は抜けていくという負のループに陥ります。
特定事象が原因で起こるものではなく、複数のストレス要因が重なり合って抜け毛を悪化させていくこともあるのです。
心をいたわる生活習慣をはじめましょう
神経性脱毛症が疑われる場合は、ストレスの引き金となった事象を特定し、気がかりとなっている物事を解消します。
仕事が忙しくて休む暇がないなら有給休暇を取得したり、家族との関係がうまくいっていないようなら話し合いを進めたりして根本の問題を解消しましょう。
友人と食事を楽しみカラオケに行くなど、日常の中でちょっとした気分転換をするだけで随分心が軽くなるケースもあります。
自宅で簡単に出来るストレスケアとしては、以下のような方法があります。
- 入浴剤やバスソルトを入れて半身浴をする
- 寝室にリラックスできる香りのアロマをたく
- リラクゼーション目的のヨガやストレッチを行う
- ヒーリングミュージックを流し、ゆっくりくつろぐ時間を作る
神経性脱毛症は一時的なものにすぎず、一定の時間がたてば解消することもあるため過剰に心配する必要はありません。
自分なりのストレスケア方法を生活の一部のなかに取り入れて、心のゆとりを持ちましょう。
ストレスはあらゆる疾病リスクを高めます
ストレスを放置すると脱毛症以外の疾病リスクも高まり、心や身体のいろいろな病気へと進展することがあります。
呼吸器系では気管支ぜんそくや過換気症候群、皮膚疾患では慢性じんましんやアトピー性皮膚炎、消化器系では胃潰瘍や過敏性腸症候群などがあります。
また、耳鼻科領域ではメニエール病、口腔外科領域では顎関節症や歯ぎしり、整形外科領域で関節リウマチや腰痛なども心配です。
心の健康にも直結するもので気分がひどく落ち込んだり、継続的なマイナス思考に陥ったりするうつ病を発症することがあります。
パニック障害や適応障害などの症状が出ることもあり、社会活動にも影響する問題です。
病気を発症しないまでも夜なかなか寝付けない、寝ても熟睡できないなどの睡眠障害やご飯をおいしく食べられない味覚障害が出ることもあり、生活の質を著しく低下させます。
また、疲労感から活動意欲が下がり、休みの日は自宅に閉じこもってしまうとなると、趣味やレジャーを楽しむ余裕がなくなります。
自分の心と身体の状態にしっかり耳を傾けて適度に息抜きすることで、ストレスによる問題を防ぐことが可能です。
重大な病気に陥る前のリスクヘッジとして、ライフワークバランスを考えましょう。
(まとめ)脱毛症にはストレスが関係している?
ストレスから神経性脱毛症を発症することがあり、全身の毛が抜け落ちてしまうことがあります。
狭い範囲から徐々に抜け毛が広がっていくこともあり、軽視できない症状です。
ストレスから脱毛症を発症するメカニズムは、自律神経の乱れによって免疫システムが崩れて成長途中の髪の細胞を攻撃してしまうというものです。
新しい毛が成長できないのに古い毛が抜けていくため、薄毛症状が進行します。
解決策の一つとして、ストレスを適時発散してリラックスできる生活習慣を送ることがあります。
有給休暇を取得したり自宅で手軽にできるストレスケアを取り入れたりして、心身のバランスを保ちましょう。
ストレス起因で起こりうる病気は脱毛症だけではなく、全身のあらゆる部分に弊害が出るリスクがあります。
心身の健康に配慮して、心と身体をいたわる生活習慣をスタートしましょう。