肌断食中の『ニキビの悪化』キレイになるはずが治らないのはなぜ？

肌断食中にニキビができるのはどうして？

 肌断食とは、これまで使用していた化粧水や保湿クリームなどのスキンケアコスメやメイクを一切やめてしまう。あるいは、極力控えるようにして、お肌をナチュラルな状態へリセットしてあげるという新しいスキンケア方法です。

フランスの有名スキンケアブランド”アヴェンヌ”は、スキンケアコスメを多種類利用している人とあまり使用しない人ではどのような違いが生まれるのかを研究し、その結果スキンケアコスメを多用するとお肌のバリア機能が低下し敏感肌を引き起こす確率が高くなるという研究成果を発表しています。この研究結果のように、スキンケアコスメの使い過ぎは時としてお肌をマイナスの方向へ導いてしまっていることがあるのです。この弊害をなくしより健康なお肌状態へと導こうというメソッドが肌断食です。

 ところが、肌断食を始めたらニキビが悪化したという声も多数みられるのも事実。お肌を健康な状態へと導くはずの肌断食でなぜニキビの悪化が見られるのか。それにはいくつかの理由があります。今回は、肌断食でニキビが悪化する理由とその対策。そして肌断食がもたらす効果を私がご紹介していきます。

肌断食でニキビが悪化する理由

肌断食によるニキビの悪化を防ぐためには、まずなぜ肌断食でニキビが悪化するのかその理由を知っておきましょう。よく挙げられる理由が以下の6点です。

大人ニキビさんに多い好転反応

大人ニキビ対策として肌断食を始めた人のうち、開始から一週間～一か月間の間にニキビやごわつき、乾燥などの肌トラブルが出たという場合は「好転反応」による悪化の可能性が高くなっています。この好転反応とは、これまでのスキンケアを辞めたことで抑えられていた肌トラブルが一気に噴き出し、肌状態が悪くなるというもの。好転反応で一度悪いものすべてが排出されることで、新しいお肌へと生まれ変わっていきます。

おおよそ一か月ほどで好転反応は終わりその後は徐々に健康な状態へと変化してきますが、好転反応中はニキビが急に増える方も多く「辛い時期」と言われています。好転反応による一時的な悪化の場合は、肌断食を続けていくことで次第に解消されて行きますので心配不要。ニキビケアを行い好転反応の時期を乗り越えれば、その後は肌断食の効果をしっかりと実感することができるでしょう。

大人ニキビの原因「乾燥」が悪化

これまで化粧水や保湿クリームで保湿機能を補ってもらうことに慣れていたお肌は、自力で皮脂の調節を行い保湿管理をするという事を忘れてしまっています。肌断食で急にこれまで保湿機能を補っていたスキンコスメが使われなくなると、自力で皮脂の調節ができないお肌は一気に乾燥状態へ突入。カサカサ、がさつきのある乾燥肌へとなっていきます。

特に女性は年齢を重ねるごとに肌細胞の水分量が減っていっていますので、大人女子さんの多くが肌断食開始しばらくはひどい乾燥肌へと陥っています。大人ニキビの原因は乾燥によるバリア機能の低下であることも多いですよね。急にケアコスメがなくなり乾燥肌になったお肌に大人ニキビが急激に発生してしまい、「肌断食を始めたらニキビが悪化した！」と思わせてしまうのです。

乾燥を補おうと皮脂を過剰分泌

急に乾燥肌になったことで、身体のバリア機能が働き皮脂が過剰に分泌される場合もあります。乾燥肌もニキビを発生させる原因ですが、過剰な皮脂によるオイリー肌もまたニキビが発生する原因。そのため、思春期ニキビさんのような皮脂の過剰分泌による毛穴詰まりやニキビ菌の繁殖しやすい環境が出来上がってしまい、ニキビの悪化へと繋がるのです。

肌断食によって乾燥肌へとなりニキビが悪化したのか。それとも乾燥肌を補おうと皮脂が過剰分泌されニキビが悪化したのかで対策は違ってきますので、この二つは良く見分けてあげておかなければなりません。

水洗顔にこだわり過ぎ

肌断食では、洗顔料を使用せずぬるま湯のみで洗顔を行っていく水洗顔が推奨されています。洗顔の目的は、酸化してしまった皮脂やそれに付着した汚れを取り除くことにありますが、時に洗顔料は必要以上に皮脂を落としてしまったり、皮膚にダメージを与えてしまうこともあります。皮脂はお肌のバリア機能を果たしてもいるので、必要以上に皮脂を落とすことも、皮脂過剰と同じようにやはりお肌にはあまりよくない行為なのです。

本来、酸化した皮膚や汚れはぬるま湯でそのほとんどを洗い流すことができますので、わざわざ洗顔料を利用して皮脂を過剰に洗い流してしまうリスクを避けようというのが水洗顔の考え方となっています。

ところが肌断食を開始してすぐは、お肌はまだ「しっかり洗顔し皮脂を落とした後に、スキンケアコスメで皮脂を補う」というこれまでの環境に慣れていますよね。先に紹介したように急に乾燥肌になったと間違った危険信号を働かせてしまい、皮脂を過剰分泌してしまう場合も多く見られます。

この皮脂分泌の過剰な時期に水洗顔のみの洗顔を続けると、過剰分泌されている皮脂を落としきってあげることができず皮脂がお肌に停滞。ニキビが発生しやすい環境を作ってしまうのです。

肌断食開始すぐはお肌の皮脂状態を確認しながら、基本は水洗顔。時には純石鹸で過剰な皮脂を落としてあげるといった工夫が必要です。「肌断食を始めたから水洗顔でないといけない！」とこだわりすぎず、臨機応変にお肌の状態に合わせてすこしずつ慣らしてあげることも大切ですよ。

お肌本来の姿が表面化

スキンケアコスメの利用を辞めて肌断食を始めると、これまでスキンケアで誤魔化すことのできていた肌状態の悪さが一気に露呈し、ニキビが発生してしまっているという場合もあります。スキンケアアイテムは美肌維持のために不足している成分を補ってくれる便利なアイテムですが、「なぜその成分が自分のお肌に不足しているのか」という根本的な問題の解決にはなっていないことも多くあります。

そのためこれまでスキンケアをしており表面化してこなかった、お肌本来の抱える問題が表面化。「肌断食を始めたらニキビが悪化した！」と思ってしまう原因となってしまうのです。肌断食はお肌の本来の問題に気づくことのできるナチュラルケアでもありますので、その証としてこのような症状がみられることもあります。

そもそもニキビができやすい生活習慣

もともと暴飲暴食や睡眠不足。ストレスフルな生活を過ごしている方は、スキンケアで誤魔化してあげることができない分肌断食を始めた途端にニキビが悪化してしまっているのかもしれません。肌断食が解消してくれる肌トラブルは、過剰なスキンケアによって本来のバリア機能が壊れてしまっている場合のトラブルです。生活習慣によって作り出されたニキビのできやすい環境は、肌断食では解消してあげることができません。

スキンケア方法によるニキビの悪化よりも、生活習慣に問題があるかもという方はまずその生活習慣から治してあげなければ、肌断食をしても美肌を手に入れることはできませんので注意が必要です。むしろニキビのできやすい生活習慣のまま肌断食を始めると、お肌に多大なダメージを与えてしまうことも。肌断食の前に一度生活習慣を見直してあげることが大切です。

肌断食のニキビへの効果

肌断食開始後のニキビの悪化が、必ずしも「肌断食が肌質に合わない。肌断食には効果がない。」という理由からではないという事をご紹介してきました。開始初期のニキビ悪化は好転反応が出ている場合もありますので、少し頑張って続けてみる必要があります。それでは、好転反応が終わりしっかりと肌断食の利点を受け取れるようになると、一体どのような効果が得られるのかも見ておきましょう。

ターンオーバーの正常化と毛穴詰まり解消

これまでピーリング剤で強制的に角質を落としてきたり、洗顔料で過剰なほどに皮脂を落としてきたお肌は、自らの力でお肌のターンオーバーや皮脂調整を行うことを忘れてしまっています。肌断食でそれらのスキンケアを辞めることで、お肌自身の持つターンオーバーの力が再生され、皮脂調整もお肌自身が必要な時に必要なだけ行うようになります。

スキンケアコスメはお肌の状態維持に大変便利なのですが、時にピーリングで落とす必要のない新しい角質まで落としてしまいお肌が薄くなったり、強力すぎる洗顔料で皮脂不足に陥り乾燥肌を引き起こしてしまったりと、肌ダメージの元を作り出してしまうこともあります。

肌断食を行うことで、スキンケアコスメの力を借りずとも自力でターンオーバーを正常に保ち、皮脂をバランスよく輩出する毛穴詰まりのない美肌を作り出してあげることができようになりますよ。

バリア機能が回復！ニキビができにくい肌質になる

もともとお肌には、外部刺激や菌から自身を守るバリア機能が備わっています。ところが、スキンケアコスメに慣れてしまっているお肌は、自力でバリア機能を保たなくてもスキンケアコスメがバリア機能を補充してくれると言う事で、自らバリア機能を維持する力を失っていることがあります。そのようなお肌はスキンケアコスメで補えているときは良いのですが、肌質や環境が変わってそのスキンケアコスメが合わなくなるとニキビなどの肌荒れを発生させてしまいます。

肌断食でスキンケアコスメの使用を辞めると、「大変だ！バリア機能を自力で作らなければ！」と再びお肌自身がバリア機能を回復させ、少しの肌質の変化やダメージにも強い、ニキビのできにくいお肌へと変わっていってくれますよ。

常在菌のバランスが整う

どんな人でもお肌には「常在菌」と呼ばれるいくつかの菌が存在しています。これらの菌は互いに拮抗しあうことで、それぞれの菌が過剰に繁殖し肌荒れを引き起こすことを抑えていますので、どれかが不足しても、あるいは過剰に発生してもお肌にはよくありません。程よく常在菌のバランスが保たれていることが、肌荒れのない美肌を生み出すのに大切なのです。

スキンケアコスメの利用を辞め、お肌をニュートラルな状態に戻してあげることで、本来お肌自身が持っていた機能が回復し健康な状態が保たれるようになります。そうすると、お肌の常在菌もバランスが丁度よいところで保たれ美肌作りの手助けをしてくれるようになりますよ。

ニキビ跡への効果

今できている大人ニキビやこれからできる大人ニキビに悩む方に、肌断食は大変おすすめできる新しいスキンケアメソッドです。ですが、大人ニキビに悩む多くの方がこれまでのニキビのせいでお肌に残っているニキビ跡も改善したいと思っているのではないでしょうか？

実際に、肌断食を実施したらニキビ跡の改善が見られたという声も多く見ることができます。

肌断食によるニキビ跡の改善は、お肌のターンオーバーが正常な状態に戻り無理のないペースでお肌の入れ替えが行われていくことでその効果が得られると考えられます。その為、クレーター状ニキビ跡のようなお肌の奥深くまでダメージがあるニキビ跡だと大変長い期間改善までの時間がかかるでしょう。また、肌質やニキビ跡の状態によっては効果が見られない可能性もあります。

今あるニキビ、これからできるニキビよりも、ニキビ跡の改善が重要ポイントだという方。あるいは素早くニキビ跡を治したいという方には、美容皮膚科などでの専門的な治療が向いているかもしれませんね。

もともとニキビ跡は治りにくいものであるということを忘れず、肌断食による肌質改善の付属メリットとしてニキビ跡の改善がみられる可能性もあるという認識で肌断食に挑戦してみるのが良いでしょう。

好転反応の肌荒れニキビを克服するには

好転反応による肌荒れニキビが現れると気分も落ち込み、「やっぱり肌断食あきらめようかな。」という気持ちになる方も多いようです。また好転反応でニキビが悪化しても、ニキビケアコスメを塗るなどの分かり易い対策ができないため、どのように好転反応の肌荒れにきびを克服すればよいのか悩んでいるという方もいますよね。肌断食中でもニキビ予防やできてしまったニキビへの対策はできますので、適切な方法を知って好転反応中の肌荒れニキビを克服しましょう！

初期の肌荒れ・ニキビ期間はじっと我慢

開始後から一か月程度続くひどい肌荒れは、好転反応の可能性が大きいと説明してきました。しかし、それはあくまで平均的な話。その人の肌質やこれまでのスキンケアの仕方。あるいは生活習慣によって非常に大きな差が出るのが肌断食による好転反応です。それでは、実際に試してみた方たちがどんな好転反応を体験したを見てみましょう！

もともとあまりスキンケアコスメを使ってこなかったという方や、生活習慣やホルモンバランスの乱れがなく本来のお肌自体が荒れていないという方の中には、好転反応が見られない方もいます。人それぞれでその反応は異なっているので、「1ヵ月以上続いているからこれは好転反応ではない！」などの固定概念を持たないようにしておきましょう。

洗顔方法を見直してみる

肌断食で水洗顔をするときには、以下の3ポイントを知っておくことが大切です。

• ぬるま湯を使う
• 手でお顔をこすらず、かけ流すイメージ
• メイクをした日にはクレンジングではなく、せっけんを使用する。

「洗顔剤を使用しないとお顔の汚れがおちない。」というイメージの方も多いですが、お顔に付着しているほとんどの汚れはぬるま湯で洗い流すだけで落ちます。むしろ、洗顔剤を使用することで皮脂を落としすぎ、お顔のバリア機能にダメージを与えていることもしばし。ぬるま湯のみの水洗顔なら過剰に皮脂を落としきってしまうことがないので、肌断食でお肌本来の力が回復するのを助けてくれますよ。

また、お肌は摩擦に弱いデリケートなもの。ゴシゴシと手でこすると汚れがしっかりと落ちると思いがちですが、お肌に摩擦を与え肌荒れの元となるダメージを作り出してしまっている場合もあります。水洗顔の際には手でこするのではなく、水の流れる力で汚れを落としているというイメージで洗顔してください。

女性には「今日はどうしてもメイクをしなければならない！」という日もありますよね。そんな時には、一日の終わりにクレンジングを使ってメイクを落とすのではなくせっけんを使用するようにしましょう。クレンジングは肌断食中のお肌には刺激が強すぎ、加えてせっけんでも十分にメイクは落ちるからです。もしアイメイクなどの部分に簡単には落ちないメイクをしている場合は、そのポイントだけクレンジングでまず落として水洗顔。あるいはせっけんでの洗顔を行うのもおすすめです。

ニキビができても触らない

肌断食は徐々にお肌の力が回復していくので、開始してすぐにニキビがなくなる即効性のあるスキンケアとは異なっています。そのため、肌断食を開始してすぐから好転反応が終わってしばらく経つまでは、ニキビが多く発生してしまう場合もあります。

ニキビができたら気になってついつい触ってしまいたくなりますが、そうするとさらに炎症が広がってしまったり、ニキビ跡が残ってしまうようなお肌の深い部分にまでダメージが及んでしまいます。ニキビができても絶対に触らないという基本のポイントをしっかり押さえておきましょう。

シャンプー・リンスもやめる

シャンプーやリンスをすると、それらに使われている成分もお顔にかかってしまいます。シャンプーやリンスにはスキンケアコスメにも使われている化学成分が使われていることが殆ど。折角肌断食を始めたのに、意図しないところでスキンケアコスメのような成分がお顔についてしまうのはもったいないですよね。おまけに、シャンプーやリンスは頭皮本来の回復力を奪ってしまっている場合もあります。

肌断食を始める方は、お顔だけではなく頭皮にも着目しシャンプーとリンスの使用もスキンケアコスメを辞めるのと同じタイミングでやめてみると良いですよ。シャンプーやリンスをどうしても使用したいという方は、重曹シャンプーやはちみつシャンプー。お酢リンスなど刺激の少ない手作りシャンプーやリンスを使用してみるのもおすすめです。

メイクは避ける

肌断食を始めたら、メイクや日焼け止めといったコスメの利用も控えるようにするのがおすすめです。メイクや日焼け止めに使われている成分がお肌にあまりよくないという点はもちろんですが、これらのコスメは時にクレンジングを使用してあげなければ落としてあげることができない肌残りが強いものもありますよね。

水洗顔が推奨される肌断食にクレンジングは刺激大！お肌に対しての刺激が強く、あまりおすすめめできない洗顔剤の一つとなっています。かといってクレンジングを使用しないとコスメの成分がお肌に残り、肌荒れや色素沈着を引き起こしてしまう可能性もありますよね。その為、肌断食中のお肌にメイクや日焼け止めはおすすめできないのです。

ほどほどに化粧品を使うのも◎

これまで多種類のスキンケアコスメを使ってきたという方。あるいは好転反応のリスクを少しでも避けたいという方は、開始初期はほどほどに化粧品の使用を続け徐々に肌断食へ入っていくという方法もOKです。徐々に肌断食に移行していくので効果が表れるのに少し時間はかかるようになりますが、ゆっくりとしたペースでお肌をスキンケアコスメのない環境に慣らしていくことができ、好転反応も抑えられます。

また、週末だけ肌断食を行うという方法から入るのもOK。大切なのは、自分のお肌の状況をしっかり見守りながら肌断食を行うという点ですので、一時的であれお肌の状態が悪化するのが怖いという方は無理をせずゆっくりと肌断食に取り組んでみてくださいね。

肌断食中に赤ニキビ…薬使用はOK？

肌断食中にもし赤ニキビができたらどうするんだろう？と疑問に思う方も多いかもしれません。もしそれがまだ小さな出来立て赤ニキビだったら、少し様子をみてみるのも良いでしょう。肌断食ですでにお肌の状況が回復しつつある場合は、赤ニキビができてもあまり炎症が広がらず直ぐに治ることがあるからです。

しかしながら、炎症がどんどん大きくなるような赤ニキビにはニキビのあるポイントにだけ赤ニキビ用の薬を使用することをおすすめします。炎症が大きく、酷くなるほどニキビ跡が残ってしまう可能性が高くなるからです。ニキビ跡になってしまうと更に治すのが大変ですので、赤ニキビの炎症がひどい場合には肌断食中でも薬を使用し早めに治してしまいましょう！

思春期ニキビに肌断食をおすすめしない理由

そもそもの原因はホルモンバランス

思春期ニキビは、ホルモンバランスの乱れから発生している場合が多いことはご存知でしょうか。思春期に入ると身体の変化と心の変化が大きく表れますが、その変化につられて男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが一時的に崩れてしまいます。バランスが保たれていることがお肌にとっては最適の環境ですので、そのバランスが崩れることで思春期ニキビが発生します。

肌断食は、スキンケアコスメを使い過ぎたケア方法に慣れすぎてお肌本来の力が失われているお肌に効果がある、新しいスキンケアメソッドです。つまり、スキンケアのし過ぎではなくホルモンバランスの崩れからくる思春期ニキビには、肌断食は向いていないのです。

ニキビが悪化するとニキビ跡になりやすい​

むしろ、ホルモンバランスの崩れで根本的な肌環境が悪化しているにもかかわらず、スキンケアを使用しなくなるのは危険！より深刻なニキビの悪化を招いてしまう可能性がありますので注意してください。思春期ニキビはその炎症が大きく、ダメージが真皮部分にまで及んでいることも多々あります。そのような炎症を放置しておくと、クレーターのようなニキビ跡が残ってしまう可能性も大。思春期ニキビさんには適切なスキンケアを使用し、早めに炎症を抑えてあげることの方が大切です。

ニキビ肌の洗顔には抗炎作用の洗顔が◎おすすめ2選

おすすめ①:ビーグレン-クレイウォッシュ

口コミでは、とにかく「泡立たないのに洗顔？」とびっくりしたというコメントが目立つビーグレン-クレイウォッシュ。皮脂を洗い流しすぎず必要な潤いは保ってくれるという効果を実感した人達からの支持コメントが目立つ商品となっています。

• ​価格：4,104円 (税込)​
  
• 販売元：ビバリーグレンラボラトリーズ株式会社​
  

Non A.（ノンエー）

Non A.はニキビの解消に重点を置いて開発され、お肌へダメージを与えずにニキビのできにくいお肌へと促して行く優しいせっけんとなっています。無着色料、無香料、無エタノール、無ピーリング成分、無鉱物油と「5つの無」が特徴的です。

 肌断食の好転反応期に入っているという方におすすめできる薬用せっけんで、口コミも「出来かけのニキビが消えた！」「繰り返していたニキビがなくなった。」という喜びのコメントがたくさん寄せられています。好転反応中のニキビ解消に集中アタックするのに、おすすめです。

• ​価格：2,940円 (税込)​​
  
• 販売元：有限会社プライマリー​
  

ニキビや肌荒れが治らないなら肌断食をためしてみては？

なにを試してもニキビが治らないという方から、多く支持を集める肌断食。美肌を手に入れたいと努力したつもりが、スキンケアコスメの使い過ぎでお肌本来のバリア機能が失われ、少しのダメージでもニキビができてしまう環境を作っているのかもしれません。そんな「既にいろいろ試してみたのに効果がなかった」という方には、一度肌断食を試してみるのがおすすめです。これまでのスキンケア方法とは違った効果を得ることができる可能性が大ですよ。

開始直後は好転反応でニキビが悪化してしまうかもしれませんが、その期間を我慢して一度肌断食の効果を得ることができれば、その後はスキンケアコスメを買う必要も長時間ケアに費やす必要もなく美肌維持を促してあげることができます。

好転反応が出そうな時期と長期休暇をうまく組み合わせてみたり、なるべく急激な好転藩のが出ないようにじわじわと肌断食へと移行して見ることで、肌断食開始直後のニキビ悪化を抑えてそのメリットを多く得ることができるような工夫をしてみるといいでしょう。