眠りのしくみ- レム睡眠とノンレム睡眠
ヒトは眠っている間にレム睡眠とノンレム睡眠を周期的に繰り返しています。
睡眠時の脳波の状態 覚醒時 目が開いている時はβ波(13Hz以上) 目を閉じているとα波(8~13Hz) 眠りのリズムをどのようにつくるか上図のような理想的な眠りのリズムを取ることができればいいのですが、実際には、入眠が難しかったり、中途で覚醒したりとなかなか上手くリズムが作れない場合があります。もっとも重要なのは入眠です。入眠時は体温を毛細血管を使って放出するしくみになっていますから、寝る少し前にはぬるめのお風呂に入る、汗をかかない程度の軽い運動をする。など、入眠時に血行を促進し、それによって体温の放出をうまく行えるような体温の温度勾配をつくることが大切です。また、入眠直後にはかなりな発汗が伴い、それによって寝具の湿度が急激に変化します。素早く吸湿し発散して、温湿度を快適に保つ寝具や睡眠環境を整えることも大切です。
生理的にみた1日の総睡眠時間は新生児で16~17時間、4 ケ月児で14~15時間、1歳児で12~13時間、小児期で10~12時間、青少年期で8.5~10.5時間と次第に短縮します。睡眠時間の短縮はおもに昼間の睡眠の減少で、夜間の睡眠量はあまり変わりません。
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| ノンレム睡眠時には脳代謝量は低下し,脳温も下がって休息状態にありますが,入眠後の深い睡眠時に成長ホルモンが分泌されることから,能動的に組織の増殖や損傷に対する修復をはかっています。
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| 2002 年の学術会議報告書に,アメリカの高校生のデータ(平日の睡眠習慣と学業成績との関係)が引用されています(福田,2002)。
睡眠教育ハンドブック「睡眠教育のための生活指針」滋賀医科大学睡眠学講座・滋賀大学教育学部発行 「快眠ライフと睡眠学」滋賀医科大学睡眠学講座発行 より引用・抜粋 | |||||||