【VEGGIE WASH】野菜や果物も洗剤で洗う時代?!

オーガニックのものでなるべく料理したい!とはいえすべての食材をオーガニックで揃えることって、日本でもなかなか難しいですよね。
しかも。たとえオーガニックの表示があっても使える農薬もあること、ご存知でしょうか。
備えあれば憂いなし、の野菜用洗剤について。

外国産の青果たちの残留農薬量って?


TPP協定により海外からの輸入果物や野菜も今以上に多くなるのと同時に、農薬の残留量、食品添加物、遺伝子組み換え食品などの問題もますます増えていきそうな昨今。

それぞれの使用量の限度は国によってさまざま。
日本では認可されていない薬品が使用されているものもあったり、防カビ剤に代表されるポストハーベスト農薬(収穫後に散布されているために残留度も高い)なども気になるところです。

流水でのこすり洗い、下ゆで、塩水や酢水に付ける、一番外側の葉を捨てる...など元来の方法でもある程度までは除去できるとされていますが、野菜や果物本来の大切な栄養素までなくなってしまうことも。

やっぱり、栄養面も安全面もオーガニックに限る!のでしょうか。



有機でも農薬を使って良いって本当?



オーガニック、と記載してあったり有機JASマークがあると安心安全、と思っている方も多いのでは。
もちろん有機専門の認証機関を通っていることが表記の条件になるので一定の保証はあります。

ただ、あまり知られていないようですが有機のものでも使用可能な農薬や肥料があります。
(詳しくはこちらを参照ください。
農林水産省 有機食品の検査認証制度 http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html )
全く農薬を使用しないで作物を育てる、ということ自体が現在では難しくなっているのです。


海外暮らしだと、日本産のものというだけでひとまず安心感がありますが、やっぱり高い!
(日本で¥100前後で販売されている国産の春菊がシンガポールでは大体¥600、香港では¥400くらい涙)
他の食材も日本産やオーガニックのものを選んで購入すると、外食した方が安く済むことも。。。

私自身「中国産」と書かれているものはさすがに購入したことはありませんが、欲しい食材がオーガニックや日本産のものでなかった場合は他の地域産のものも購入します。その辺りは臨機応変に。

そんな時に使う、私なりの折衷アイテム。





VEGGIE WASHの使い方


使い方はいたって簡単。
ミスト状に液体が出るので野菜や果物に直接かけ、30秒優しくもみ洗い。

塗布してもみ洗いをしているとヌルヌルしてきます。それを水で洗い流すと、野菜の表面がキュキュッとしてワックスが浮いてくるのが感じられます。
その後、水でよく洗い流します。

水だけですすぐより不必要な残留物(ワックス、土、農薬)を除去されることが研究所のテストでも証明されています。
また効果的で安全に洗えるよう、独自のオーガニックシトラス溶剤を使用。
溶剤の後味もなく表面のごみを取り除き、果物や野菜の天然フレーバーだけを残してくれます。




食材選びの基準



私が住んでいたシンガポールも香港も食料自給率は日本より低く、スーパーに行くといろんな国から食材が輸入されていることがわかります。

添加物や農薬の基準は国によって様々。
また、何%までオーガニックのものを使っていれば有機認証を受けられるかはオーガニックの認証機関でも違いがあります。
逆に100%農薬、化学物質や肥料を使わずに育てる自然栽培をされていても、有機の認証を取らずに出荷している農家さんたちもいらっしゃいます。


それでは何を信じれば良いの?ということになるのですが
私は「誰が作っているか、どんな思いで作っているか」を基準にしています。
そしてできるだけ、直接お会いしてお話を聞きます。
そうするとどれだけ時間と労力をかけて作られてきたか、どのくらいの化学物質を使用しているか、それは安心していただける量なのか。
情熱を注いで作ってくださっている方こそ、みなさんきちんと教えてくれます。
そういったことまで公表していることが今後大切な基準になると思っています。


香港に来てから、こちらで有機栽培を行っている農家の方とお会いすることができました。

香港で有機野菜つくりに取り組むAmyさんと。


『中国の野菜は「毒菜」と言われてきた。
それらとの差別化を図るために香港の郊外に試行錯誤して畑を作って有機で野菜作りを始めた。
香港での有機認証制度も作って、今では市場や高級スーパーでも置かれるようになり、何年もかけて認知度を上げてきた。
新鮮で安心して食べられる野菜をこれからも届けていきたい。』とおっしゃっていました。





香港のスーパーにある地元の有機コーナー


手塩にかけて育てられた、地元で認証された有機野菜たちは
鮮度もフードマイレージの観点から見ても言うことなし、ですよね。

私も日々「絶対オーガニック!農薬量もきちんとチェックして安全第一!」と神経をとがらせているわけではありませんが
You are what you eat.
「食べたもので自分の身体、家族の身体が作られている」ということに
自分なりの尺度と責任を持ちたいな、と思っています。


Amyさんのお野菜のように作り手の思いが詰まった食材を、我々消費者も愛情を持って、感謝していただく。
この循環がこれからの未来に向け世界中に広がっていくことを願っています。