ミノマイシンは、ニキビに効くの?そんな疑問に詳しくお答えします。ファイザー製薬から販売されている抗生物質。ニキビ菌だけでなく様々な細菌に有効なので、様々な病気の治療に使用されています。効果が大きいため、副作用、服用の仕方に注意が必要です。

ミノマイシンって?

ファイザー製薬から販売されており、ミノサイクリン塩酸塩を有効成分とする抗生物質です。ニキビ治療のお薬として処方される一般的な飲み薬です。副作用の報告があるので、注意点をよく守り服用することが推奨されています。

ミノマイシンの効果

ミノマイシンは、多くの細菌に有効であるので、感染症の予防や治療に幅広く使われています。ニキビ治療だけでなく、マイコプラズマ肺炎、口内炎にもよく使用されます。

副作用はある?

ミノマイシンの副作用の中で多くの報告があるものは

  • 腹痛
  • 食欲不振
  • めまい
  • 下痢
  • 吐き気
  • 悪心

があります。他には、発疹、倦怠感、頭痛などです。

そもそも抗生物質ってなに?

抗生物質は、細菌の増殖を押さえる役割を果たします。風邪を引いた時に、医師から抗生物質を処方された経験のある方は多いのではないでしょうか。細菌による風邪だった場合、有効であるからです。現在は、抗生物質を処方しない医師が増えています。効果が期待出来る反面、副作用や耐性が出来てしまうことが懸念されています。

ニキビ治療にも利用されています

効くニキビと効かないニキビ

ミノマイシンの効果があるのは、赤く炎症が起きてしまっているニキビ、化膿を起こしているニキビです。炎症を押さえることが出来るので、ニキビの中でも症状が重いものに有効です。白ニキビなどの軽いニキビには、残念ながら効果がありません。また、ニキビ跡や色素沈着にも効果はありません。

 

服用期間は?どれくらいで効果がでる?

ニキビの症状の度合いにもよりますが、1~3ヶ月の服用が一般的です。飲み始めて1、2週間で効果が期待出来ますが、医師の指示に従い決められた一定のペースで服用することが効果的であると言えます。

ミノマイシンのジェネリック医薬品は?

ディバイン

ディバインは、ミノマイシンと同じ有効成分であるミノサイクリン塩酸塩を含んでいます。効果が同等でありながら薬価がミノマイシンよりも安いため長期的に服用する際、医療費を押さえることが出来るという利点があります。

ミノマイシンを服用する際の注意点

長期服用

上記でも触れましたが、ミノマイシンには細菌の増加を抑制する作用があります。長期的に服用することによって、菌に対する耐性が出来てしまうことが知られています。これを耐菌性と言います。耐性が出来てしまうと、今まで効果があった細菌に対して有効成分が効かなくなる恐れがあります。

副作用についての心配性もあります。ビタミンB欠乏症、肝機能への障害などです。

長期服用の際は、医師とよく相談をすることをおすすめします。

 

服用すると危険な病気

禁忌とされているのは、副作用が強く出てしまう危険性があるので肝障害を持った方、腎障害を持った方。食道に潰瘍ができるおそれがあることから、食道通過障害がある方です。

また、口から栄養をとることが困難な方は、ビタミンK欠乏症を発症するおそれがあります。

服用すると危険な人

高齢者

年齢とともに生理機能の低下が考えられるので副作用がでやすい傾向があります。

妊娠中、授乳中

妊娠中は、胎児へ影響があることが。授乳中は、母乳から乳児への移行の報告があります。

幼児(特に7歳以下)

歯への色素沈着、エナメル質が正常に形成されないなどがあります。

 

飲みあわせると危険な薬

  • カルシウムやマグネシウムを含む胃腸薬
  • カルシウム剤
  • 鉄剤
  • 高リン症血症治療薬(ランタン、ホスレノール)
  • 経口避妊薬

これらは、薬の効き目が弱くなってしまう恐れがあります。

  • ビタミンKの働きを抑え、血栓を出来にくくする薬(ワーファリン)
  • 狭心症の薬(ジゴキシン)
  • 関節リウマチの治療薬(メトトレキサート)
  • 血糖降下薬

これらは、薬の副作用や作用が強く出てしまうおそれがあります。

気をつけなければならない食べ物

牛乳や乳製品と一緒に服用する際、作用を弱める恐れがあるので注意が必要です。一緒に服用することはせず、服用してから2時間以上あけましょう。また、呼吸困難、痙攣の副作用のおそれがあるため飲酒も控えましょう。

 

ジェネリックの個人輸入

個人輸入の場合、自己管理で服用する形になります。正しく服用することは難しく、耐菌性が出来てしまう危険性があります。飲み合わせに注意が必要な薬も多いので、予期せぬ副作用の危険性もあります。個人輸入は、安価でお薬を購入出来るというメリットがありますが、このような大きなデメリットがあるので注意が必要です。

 

スキンケアや食事も大切

ニキビに悩む人にとっては、少しでも早く治したいものです。抗生物質の服用は、手っ取り早いものではありますが長期服用した場合など副作用の危険性があります。お薬に頼るだけでなく、日々の生活でスキンケア・食生活の見直しをすることは、とても重要です。ニキビを繰り返さないためにも、どんなスキンケアが適切か、食生活は整っているか、もう一度振り返ってみてはいかがでしょうか。