脱毛に対して意識が全く違う

脱毛の歴史は人間の歴史と同等となっている、特に女性たちにすればいついかなる時でも脱毛に関する情報あらば徹底的に試さないと気がすまないと考える人もいると思う。そこまで意識する必要もないのでは、なんて考えてしまうが奇異な視線に晒されるくらいなら手入れをしていた方がマシだという意見になるようだ。そもそも、見ず知らずの他人の体を見て欲情する、自分が名前も顔も知らない人の肌を魅せられて綺麗、汚らしいなどと行った感情を持つほうがどうかしているとも思ってしまう。やり過ぎるのも宜しくないし、やらなさ過ぎるのも問題として挙げられる、そういった意味で二律背反な思いにさらされてしまうのだから、人間のムダ毛処理は本当に面倒くさいとつくづく感じてしまう。

そういう意味では日本ではない、アメリカとヨーロッパというそれぞれの国で行われている脱毛事情について話をすると、良い意味で好対照な事例となっている。ココで一つ質問を出すとして、アメリカとヨーロッパではどちらが脱毛という技術に関して熱心に行っているかを考えてみてほしい。歴史的背景などから考えて、脱毛が普及していたエジプトに近い地域であるヨーロッパのほうが盛んだろうと考える人もいるだろう。あながち間違ってはいないが、正解はアメリカが世界的に見ても脱毛技術世界最先端を歩いていると言っても過言ではない。

まさかのアメリカと来たか、なんて人もいるだろう。ただ言われてみると確かにヨーロッパの人で脱毛をしているといったイメージはあまり湧いてこない。伝統やら文化的な背景などからそんな印象やイメージを持っているのかもしれないが。ヨーロッパでの脱毛が本格的に人々の間で話題となったのは今から『20年』近い前の話となっているのだ。日本も大概後進に位置しているが、ヨーロッパではそれに等しいくらいに文化的な意味でも、脱毛にそこまで注力していないと言われている。

アメリカの脱毛事情

さて、そんな脱毛事情においてアメリカの事情というものを探ってみると、それはもはや社会のシステムとして老若男女問わず誰もがやるべきマナー行為であると言われている。この時点で物凄い面倒くさそうと感じる人もいるだろう、実際にアメリカでは体毛処理をしていない人がいると逆にマナー違反として糾弾されてしまうという。処理というのも脇や脛はもちろん、アンダーヘアに至るまで処理していなければ逆に軽蔑の対象として見なされてしまうというのだ。そう言われてみると、確かに男性にしても女性にしても、恐ろしいくらいに全身のあらゆる毛を処理しているという印象がある。局部についてもある種の性的シンボルとして利用するために、有効活用しているといったところか。

こうしたアメリカの脱毛事情が盛んになったのは1915年のアメリカのファッション誌が始まりと言われている。それまではアメリカでも大多数の人々が脱毛するとは考えられてはいなかったようで、きっかけとなったその雑誌を元に各地で脇を始めとした処理が一般的になっていったという。さらにこの国では脱毛ワックス専用サロンといった店があちこちに存在しているため、誰かしら行きつけのお店があるといっても過言ではない。

ここで脱毛とは無縁の日本人がとある事情から米に滞在するとなった際、やはり周囲のムダ毛というものの処理に対して放置していると、それを気に軽視される対象として扱われてしまうかもしれないという。そして脱毛なんてしたこと無いのに、やらなければならないといった雰囲気に後押しされるだろう。日本人の、特に脱毛に興味が無い人は一度アメリカに行ってみるとそういう意味で迫力されてしまうだろう。

ヨーロッパの場合

次いでヨーロッパの脱毛については軽く述べたが、とても緩いというよりは関心が低いといっていいかもしれない。ここでイギリス出身の男性とアメリカ出身の男性を見比べてみたとする、やはり全身の体毛という意味では男同士でさえはっきりと浮き彫りになる。女性についてもそれは例外ではない、もちろんヨーロッパ在住の女性たちも対象となっているがモデルを始めとした芸能人に関して言えば、身だしなみを綺麗にするという意味で必須となっている。

全く処理する機会がないというわけではない、処理するときにはドレスコードを着る機会においては処理という手入れをするという。それ以外では大半の人が無頓着だと言われており、熱心に脱毛していると逆に浮いてしまうようだ。

気にしない理由

どうしてヨーロッパの人たちはそこまで体毛を気にしないのかという点についてだが、元々こちらに住んでいる人々は髪の色素が薄いという特徴がある。そのため、脱毛というよりは脱色をするだけで十分目立たなくなるため、わざわざ脱毛をする必要性がないのが一番大きな要因となっている。

羨ましい限りだ、確かに黒以外のブロンドヘアだった場合には体に生えてくる体毛もそれに近い色となっている。そういう話の流れから何となく気になるのは、アンダーヘアの色というのも気になってしまうが、その話はまた別の機会で。