夏こそ危険!実は、女性の8割が水を飲み過ぎて「水毒症」になる…?


も本番を迎え、外にいるだけでも汗が滴り落ちるような季節になってきました。「もうドリンクが手放せない!」という方も多いのではないでしょうか。熱中症対策のためにも、十分に水分補給をしていきたいところですよね。

しかし、実は水の飲み過ぎには危険が潜んでいることをご存知でしょうか?水分は、摂れば摂るほどよいというわけではありません。飲み過ぎると、水毒症を招いてしまうかもしれないのです……。そしてこの水毒症、なんと女性の8割以上が該当するとも言われています。今回は、あまり知られていないこの恐ろしい症状についてご紹介しましょう。

「水毒症」とは?

水分の過剰摂取により、体内に余分な水分がたまってしまうことを「水毒症」と言います。水分を十分に排出できずに、血液中のナトリウムイオン濃度が低下し、結果として体に様々な不調をもたらすのです。

特に女性はもともと男性より体が冷えやすく、水分を全身に送る「ポンプ」の役割を果たす筋肉の量が少ないため、水毒症になりやすいのだとか。美容や健康のために1日2リットル以上の水を飲む人も、実はかえって体に負担をかけている可能性があります。水分補給はもちろん大切ですが、自分の体に合った水分量でなければ、意味がないのです。

むくみ、冷え、ポッコリお腹…さまざまな症状


水毒症になると、以下のような症状が表れます。

■むくみ
■下半身太り
■ポッコリお腹
■手足の冷え
■頭が重い
■疲労感
■舌苔(ぜったい)が厚くなり、口の中がネバネバする

この中でも、女性に特に多いのが「むくみ」です。水分を多く摂り過ぎると、顔やまぶたがむくみがちに。また、脚もむくみやすくなり、それが下半身太りにつながります。ちなみに、朝起きたときに顔などがむくんでいる場合、就寝前の飲食が原因。夕方に手足がむくんで靴がきつくなったりするのは、昼間の水分の摂り過ぎが原因です。

また、適度な水分補給には口臭予防効果が期待できますが、水を飲み過ぎると、自律神経失調症やドライマウスなどを引き起こし、かえって口の中がネバネバして逆効果になる可能性があります。さらに、常に水分を口に含んでいることで、唾液の分泌量が減少します。唾液が少なくなると口内環境が悪化し、虫歯歯周病にもなりやすくなるので注意が必要です。

「美容法」か「水毒」か。すべては水分の摂り方次第?


人間の体は60%が水でできています。水分は、生きるためには必要不可欠です。また、水を飲むことで老廃物が流れたり、代謝がアップしたり、肌がキレイになったりと、美容面でもプラスの効果があると言われています。ただし、必要以上に摂り過ぎると、上記で紹介したようなマイナス効果が噴出することに…。美容法として機能するか、水毒症になるかは、水分の摂り方次第なのです。

水分補給をする際は、以下の2点に気をつけましょう。

1.一気にたくさんはNG

たとえ美容や健康によいと言われるミネラルウォーターでも、ペットボトルを一気に飲み干すような飲み方は、効率のよい水分補給とは言えません。むしろ、胃腸に大きく負担をかけることになります。1回の摂取量は、コップ1杯くらい(200ml以下)に抑えましょう。また、「喉が渇いた」と思う前に飲む、トイレを我慢せずにきちんと排出する、といったことも大切です。

2.水は常温が理想

夏になると、ついキンキンに冷えたお酒やジュースが飲みたくなるもの。しかし、冷たい飲み物は体を急激に冷やす上に、体内で吸収されにくいというデメリットがあります。水分は、できるだけ常温のものを口にしましょう。目安としては、15℃くらいがベスト。真夏なら、冷蔵庫から取り出して5分置いておくだけで、すぐに適温になります。

体の「水はけ」を良くする方法は?


水毒症の予防には、体に余分な水分をためないことが一番です。半身浴やサウナで汗をかいたり、汗をよく吸収する下着をつけたりして、水分を排出しやすい体づくりを心がけましょう。また、運動は汗をかいて筋力もつくので、巡りのいい体をつくるのに一石二鳥です。

さらに、体の「水はけ」を良くするには、代謝をアップさせる食事も重要です。基本的に、根菜類や暖色の食材は体を温めやすいと言われます。代表的なものは、生姜・玉ねぎ・にんじん・かぼちゃ・さつまいもなど。飲み物では、紅茶・ほうじ茶などがおすすめです。特に、生姜と紅茶の組み合わせは代謝アップに最適。ちなみに、お酒を飲むなら、体が温まる赤ワイン日本酒をチョイスするといいでしょう。

おわりに


暑い夏は、どうしても冷房の効いた空間に閉じこもってしまいがち。また、つい冷たいドリンクアイスなどが欲しくなります。しかし、暑いからといって、体を冷やそうとするばかりではいけません。食事には意識的に体を温める食材を取り入れ、外で汗をかく機会も大切にしましょう。時間に余裕があれば、たまには岩盤浴や温泉でゆっくりするのもおすすめです。

水毒症は、私たちのすぐ身近に潜んでいる危険の1つ。正しい水分摂取方法で水を味方につけて、健康で美しい体をつくりましょう

 


ホワイトエッセンス2015年7月27日