髪のカラーリングをして、おしゃれを楽しんでいる方は少なくありません。
中には薄毛を目立たせないために明るい色に染めている…なんていう方も。
しかしながら、カラーリングは髪や頭皮に少なからずダメージを与えるため、薄毛や抜け毛の原因になるおそれもあります。
この記事では、カラーリング剤が与えるダメージについてた、カラーリング後の髪や頭皮のケア方法などについて解説します。
カラーリング剤が与える髪と頭皮への影響
カラーリング剤の種類には、ヘアカラー、ヘアマニキュア、一時染毛料(ヘアマスカラ・ヘアスプレー)などがあります。
髪の構造とカラーリング剤との関係、カラーリングの特徴と髪や頭皮へのダメージは以下の図の通りです。
髪へのダメージ
カラーリング剤の髪へのダメージは、毛髪の内部にカラーリング剤が侵入して作用するかで決まります。
髪自体へのダメージは毛髪の内部構造であるコルテックス(毛皮質:もうひしつ)やキューティクル(毛表皮:もうひょうひ)に作用するタイプであるかによって決まります。
コルテックスやキューティクルのヘアカラーを行うカラーリング剤は持続力はあるものの、髪に内部から影響を与えてしまうため、髪のダメージは大きくなります。
「ブリーチ(脱毛剤)」「ヘアカラー(永久脱毛剤)」は、コルテックスを染めるため、髪へのダメージが大きくなっています。
いっぽう「ヘアマニキュア」はキューティクルを着色します。キューティクルへのダメージはあるものの、コルテックスへの影響は少なめなので、ブリーチやヘアカラーよりは髪へのダメージを起こしにくいタイプといえます。
この時、髪の毛はダメージを受けていますが、髪の毛のダメージは毛根には関係ないため、抜け毛に直接関係性はありません。
頭皮へのダメージ
頭皮へのダメージは、カラーリング剤の刺激が強さによって染色の際に一時的に発生するダメージと、カラーリング剤が頭皮に付着することで頭皮の角質を溶かして炎症や荒れの原因になったり、毛穴をふさいだり不衛生になることによるダメージで決まります。
頭皮にダメージを与えないようにするポイントは、頭皮にカラーリング剤が直接付着しないように気をつけるということです。
カラーリング剤にアレルギーを持っていたり、頭皮の敏感肌やもともと肌荒れが起きている方は別ですが、カラーリングはそれほど頭皮にダメージを与えるものではありません。
基本的には、洗髪でカラーリング剤をしっかり落とせば、ダメージは一時的なものです。
とはいえ、「ブリーチ」「ヘアカラー」はカラーリング時に頭皮に付着すると一時的に頭皮にダメージを起こしがちです。
また、「ヘアマニキュア」も頭皮に付着するとなかなか取れず、影響が出ることがあります。
カラーリングの際の注意点
美容室・ヘアサロンの利用がおすすめ
カラーリングによるダメージを避けるためには、自分の髪の状況に合ったカラーリング剤を選ぶことが大切です。さらに、頭皮につかないように気をつけながら、カラーリングを行う必要があります。
自分でカラーリングすると、どうしてもカラーリング剤が頭皮に付着したり、染色の時間が長すぎて髪へのダメージが大きくなりがちです。
「ヘアケアも含めて適したカラーリング剤を選択すること」と「頭皮に付着せず綺麗にカラーリングを行うテクニック」といった観点からすると、美容室・ヘアサロンで美容師さんと相談しながらカラーリングするのがおすすめといえます。
頭皮が敏感な時期はカラーリングを見送る
カラーリング剤による頭皮への影響は一時的なことが多いですが、それでも頭皮が敏感な時期や肌荒れを起こしている時期は避けた方が無難です。
頭皮の状況も含めて、なんとなく体調が悪いと感じる日は、いったんカラーリングを見送って後日また実施しましょう。
また、普段から頭皮ケア用のエッセンスなどを使い、頭皮の環境を整えておくとよいでしょう。
カラーリング後のヘアケアについて
ヘアカラーをした後は、ヘアケアを念入りに行いましょう。
ポイントは「頭皮に優しくカラーリングを長持ちさせやすいシャンプー」と「ヘアカラー用のトリートメントを使用し毛髪に栄養を届ける」ことです。
洗浄力が強いシャンプーはせっかくのカラーリングが色落ちしやすくなるだけでなく、頭皮が乾燥しやすくなりカラーリング後には向きません。
カラーリング後に向かない洗浄力の強いシャンプーの成分としては「硫酸系」の成分が挙げられます。
硫酸系の代表的な成分には次のようなものがあります。
・テトラデセンスルホン酸Na
・パレス‐3硫酸Na
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸Na
・ラウリル硫酸Na
・ラウリル硫酸TEA
髪を洗うときは、髪を濡らしてから、手のひらでシャンプーをよく泡立て、泡で髪と頭皮を優しくもみ洗いしましょう。
おわりに
今回は、カラーリングが髪や頭皮に与える影響について紹介しました。
ダメージを少しでも減らして、カラーリングを楽しみましょう。