メイク汚れを無理なく浮かせるクレンジング法
メイクというのは、日中は「肌を美しく見せる存在」として活躍してくれますが、その反面、メイクは「ガンコな油汚れ」という側面も持っています。メイク汚れをきちんと落とさなければ、その汚れ残りがくすんで見えてしまうだけでなく、参加して汚れた油分が肌にダメージを与え、さらにはスキンケア用品の有効成分の浸透にまで悪影響を与えてしまいます。
つまり、くすみ改善のためには、メイク汚れをきれいに落とすことが不可欠なのです。
そのために大きな役割を果たすのが、メイク汚れを浮かせるためのクレンジング。
そのクレンジングの正しいやり方を、ここでご紹介しましょう!
まずは「強すぎないクレンジング」の力加減をマスターしよう
ではまず、実際にクレンジングを始める前に、「肌に負担をかけすぎないための、強すぎないクレンジング」の力加減がどのくらいなのかを覚えていきましょう。
実は、ほとんどの人はクレンジングを、必要以上に強い力でやりすぎています。「クレンジングは肌に悪い」とよく言われるのは、クレンジングの強力な界面活性剤を、強すぎる力で必要以上に肌にすりこんでしまうからなんですよ。
強すぎるクレンジングは、メイク汚れを浮かせるだけでなく必要なうるおいまで奪い、くすみの原因のひとつである「肌の乾燥」を発生させてしまいます。
では。クレンジングのために適度な力はどのくらいなのかというと・・・「ティッシュの上を指の腹で何度も往復させてこすっても、ヨレたり破れたり毛羽立ったりしないレベルの力」です。
試しに、テーブルの上にティッシュを置いて、目薬などの軽いものでティッシュの両端を押さえ、その状態でいつものクレンジングと同じくらいの力で、指の腹でティッシュをこすってみて下さい。
多分、何度か指を往復させるだけで、ティッシュのヨレや表面の毛羽立ちが出てくると思います。この状態では「クレンジングの力が強すぎる状態」と言えるので、まずは「指の腹を数十往復させても、ヨレも破れも毛羽立ちも出ない力加減」を覚えるように練習していきましょう!
無理なくメイク汚れを浮かせるクレンジングの手順
クレンジングの「力加減」をマスターしたらいよいよ、本格的にクレンジングを開始していきましょう!
クレンジングを始める前に、まずはメイク汚れを「浮きやすくやわらかい状態」にしておきましょう。そのために有効なのが蒸しタオルです。水にぬらして絞ったタオルをビニール袋に入れ、500ワットで1分ほどレンジでチンしたものを広げ、これで顔を包むようにします。さらにその上から、手のひらで顔を覆うようにしましょう!
こうすることによって、蒸しタオルの温熱効果は顔だけでなく、手のひら全体にも行き渡ります。こうすると、あとで手のひらに乗せるクレンジング剤もやわらかく肌になじみやすくなるので、一石二鳥なんですよ。
蒸しタオルで顔と手を温めたら、いよいよクレンジング開始です。
クレンジング剤は、界面活性剤が強すぎるオイルタイプや、メイク汚れを浮かせる力が弱いジェルタイプよりも、比較的マイルドでしかもメイク汚れを浮かせる力もしっかり持っているクリームタイプがおすすめ。
クレンジングクリームを使う量は「親指の第一関節と同じくらいの量」です。かなり多い量だと感じるでしょうが、肌をこすりすぎることなく、クレンジング剤を手早く行き渡らせるためには、多めの量を使うほうがおすすめなんですよ。
そして、手に取ったクレンジングクリームを、額・鼻の上・あご・両頬につけていき、まずは「メイク汚れと皮脂汚れの両方が多いTゾーンとあごから、くるくると円を描くように指の腹を動かして、メイク汚れとなじませていきます。「くるくる」の回転の方向は、「内から外に円を描くように」という形でやるのがおすすめですよ。
そして次は、頬や口元、目の周りなどを、メイク汚れとなじませていきましょう。
これらの箇所も「指の腹でくるくると」というなじませ方が基本ですが、目の周りだけは、あまり大きくくるくる動かさず、そっとなでるようにやさしくクレンジングしましょう。
クレンジングが行き渡ったかな、と思ったら、今度は手のひらで顔をごく軽く包むようにして、手を小刻みに動かすようにして、「メイク汚れとクレンジングのなじませ作業」の仕上げをします。
クレンジング剤を肌につけてから、しっかりと全体になじませるまでの作業は、できるだけ40秒程度までで終えましょう。長時間クレンジングをしていると、クレンジングの成分が肌にダメージを与えるリスクを高めてしまいます。
あとはクレンジング剤を、ぬるま湯でやさしくすすいで下さい!
一見、すすいだ後もメイク汚れが残っているように見えるかもしれませんが、実際はもう、ここまでやれば、メイク汚れは肌からしっかりと浮いた状態になっているはず。このあと洗顔をすればきれいに落とせますので、クレンジングを流す段階で無理にゴシゴシこすって洗い落とそうとしないで下さいね。