レーザー脱毛後に肌を見てみたら、赤くブツブツになってしまいました。このまま治らなかったらと思うと不安になります。どうしたら良いのでしょう。
掲示板などを見ると、こういった悩みを抱えている女性が数多くいることに気づきます。せっかく脱毛してきれいなお肌を手に入れようと思っていたのに、痕になってしまったらショックですよね。
でも、心配いりません。脱毛後の赤いブツブツや黒いブツブツは、ちゃんとケアしてあげればすぐ元通りになります。
それでは、なぜブツブツになってしまうのでしょうか。それは、お肌を守るための機能と深く関係があります。そのことを知ってもらえれば、お肌にぶつぶつができてしまっても安心して対処してもらえると思います。
そういった問題を解決するために今回の記事では、
- ブツブツの正体
- ブツブツの原因
- ブツブツの対処法
- ブツブツの治るまでの期間
について調べてみました。次回も安心して脱毛できるように、しっかりお肌をケアしていきましょうね。
レーザー脱毛後のブツブツはなぜできるの?
レーザー脱毛後のお肌にできるブツブツには、大きく分けて2種類のブツブツがあります。1つは赤いブツブツ、もう1つは黒いブツブツです。赤いぶつぶつと黒いぶつぶつは色が違うだけでなく、原因もその正体も全然違います。当然、対処法も違うわけですから、まずは自分のお肌に何が起きているのか見極める必要があります。
赤いぶつぶつと黒いぶつぶつがある
レーザー脱毛で起きてしまうお肌のぶつぶつには、炎症を起こしてしまったお肌に起きるブツブツと、毛が埋まってしまって黒く見えるブツブツの2種類があります。炎症を起こしてしまったぶつぶつが赤いブツブツで、毛が埋まってしまっているぶつぶつが黒いブツブツです。それぞれ、ぶつぶつになってしまうまでの過程が違いますので、1つずつ確認していきましょう。
赤いぶつぶつの正体
赤いブツブツの正体は、お肌の防衛機能です。人間の身体は、外敵から身を守るために様々な機能が備わっています。
例えば、インフルエンザウイルスなどが体に侵入してきてしまった時の反応として、高熱が出ますよね。お肌の表面にばい菌が入ってしまった時も同じで、レーザー脱毛後の弱ったお肌についてしまったばい菌を追い出そうとしているのです。
普段はお肌が元気なので、空気中にいるばい菌を体内に侵入させることはありませんが、レーザー脱毛後はお肌のバリアが弱まり、ばい菌が侵入しやすくなっています。
赤いぶつぶつの原因
赤いブツブツができてしまうのは、お肌へのダメージがいつもより大きくなってしまうからです。脱毛後に多少お肌が赤みを持つのは正常な反応ですが、ブツブツしてしまうのは、お肌のケアが行き届いていないからです。保湿や清潔に保つなどの対策をすることで、ブツブツは予防することができます。
また、十分にケアしていても、ブツブツになってしまうこともあります。その場合はレーザー脱毛の出力が強すぎてお肌に過大なダメージを与えてしまっているので、クリニックに相談するようにしましょう。そのまま放っておくと悪化して、痕が残ってしまうこともあります。
大手クリニックでは脱毛後のトラブルについては無料で治療をしてくれる保証サービスがあります。自分で判断できずに迷ってしまった場合は、必ず問い合わせをして再来院し、症状をチェックしてもらいましょう。
赤いぶつぶつが悪化すると
赤いブツブツが悪化してしまうと、ひどい皮膚炎になってしまうこともあります。
毛嚢炎(もうのうえん)
毛嚢炎は、毛包にブドウ球菌が感染することで起こる炎症です。ブドウ球菌はいつも皮膚にいるのですが、肌にダメージがかかってしまったときに内部に侵入して、炎症を起こします。
毛嚢炎はニキビのような見た目で、ニキビと見分けるのは難しいです。毛嚢炎とニキビの違いは、原因となる細菌です。毛嚢炎はブドウ球菌ですが、ニキビは毛穴にたまった皮脂に繁殖しているアクネ菌です。
毛嚢炎はニキビと見分けることが困難なので、間違ってニキビケアを続けていたら悪化してしまった、という事例もあります。脱毛後にニキビができてしまったら毛嚢炎かもしれないということを念頭に置いておいてください。
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)
毛孔性苔癬は、皮膚にできる吹き出物です。皮膚が角質化する疾患の一種であり、毛孔角化症ともいわれます。症状は、多数のブツブツが広い範囲に生じ、赤または赤褐色の色をしています。
毛孔性苔癬の一番の原因は遺伝ですが、乾燥や肌のダメージでも発症することがあります。脱毛後のお肌も乾燥やダメージが大きいので、ケアを怠ると発症してしまいます。特に、二の腕や背中にできやすい傾向にあります。
脱毛がきれいにできても、二の腕がブツブツしてしまっていたらきれいにみえませんよね。そうならないためにも、脱毛後のケアはとても重要です。
黒いぶつぶつの正体
黒いブツブツは、レーザーで死滅させた毛の燃えカスが毛穴に残ってしまったことで起きる現象で、お肌への影響は特にないです。しかし、ノースリーブなど、肌の露出が多い洋服を着る時に目立ってしまうのでケアは大切にしたいところです。
また、自己処理でできてしまった埋没毛がレーザー脱毛後も体外に代謝されないために、黒いブツブツとなって目立ってしまっていることもあります。
自己処理をするときは、しっかり保湿をして肌にかかるダメージを最小限にとどめることを意識しましょう。
黒いぶつぶつの原因
黒いブツブツの正体が埋没毛であることはお分かりいただけたと思いますが、どのようにして埋没毛ができてしまうのでしょうか。
レーザー脱毛は毛にレーザー光線を当て、その熱で毛根を破壊する仕組みです。この時、処理された毛が外に排泄されずに残ってしまった時、黒いポツポツが表面に見えてしまうのです。
レーザー脱毛で赤いブツブツができてしまった時の対処法
レーザー脱毛をしてできてしまった赤いブツブツは、間違ったケアをすると痕が残ったり、痛みが長続きしてしまったりします。きちんとしたケアを知って、1日でも早くツルツルのきれいな肌を手に入れましょうね。
放っておいても1週間程度で治る
レーザー脱毛後の赤いブツブツはばい菌が入り込んでしまっているためだとお伝えしました。これはお肌がレーザーによって一時的に弱まってしまったからであり、本来の保護効果を取り戻せば治ります。
お肌が正常な免疫力に回復するまでの期間は個人差もありますが、大体1週間程度と言われています。それくらいの期間が経てば自然と元通りになるので心配はいりません。
早く治したいならやっておくべきケア
レーザー脱毛後の赤いポツポツは1週間程度で治りますが、早く治したいのであれば気を付けることがいくつかあります。冬場であれば多少肌が荒れていても気にならないと思いますが、夏場は露出が多いのでできるだけ早く治したいですよね。
そんなときに絶対に気を付けてほしい注意事項をお伝えします。
クリニックで処方された薬をかかさず塗る
レーザー脱毛後のぶつぶつを治したいのであれば、クリニックの塗り薬を欠かさずに塗ることが大切です。クリニックの薬は医師が個人の体質に合わせてベストなものを選んでいるので、市販の薬よりも効き目があり安全性も高いです。お風呂上りや寝る前など、指示された時間に塗るようにしましょう。
また、クリニックで薬が支給されなかったり使い切ってしまったりしてしまった際には、施術したクリニックで症状を話して処方してもらいましょう。湘南美容外科クリニックやリゼクリニックなどの大手クリニックでは無料で支給してくれるか、または少額で提供してくてるようになっています。
クリニックに問い合わせてみた!
アリシアクリニックの場合
初回の脱毛後に、赤みを予防する軟膏を無料で処方します。
※「デキサンVG軟膏0.12%」という軟膏が処方されるとのことです。実際の脱毛後にも赤みの予防のために塗っており、帰宅後に赤みが出た場合に塗るように指示されることがあります。もしこの軟膏で改善されない場合は別の効力が高い軟膏を処方してもらえます。
(アリシアクリニックカスタマーより回答)
リゼクリニックの場合
施術後に軟膏を塗らせていただいております。赤みが出た場合はお渡しする軟膏を塗ってください。それでも赤みが引かない場合はクリニックに事前にご連絡の上御来院いただければ無料で診察をし、お薬を処方させていただきます。
(リゼクリニック新宿院より回答)
湘南美容外科の場合
赤みを予防するために施術後に軟膏を塗らせていただきます。また、同じく炎症を予防するために軟膏を処方いたしますので、容量用法を守ってお使いいただければ赤みを早く改善することが可能です。
(湘南美容外科新宿院より回答)
クレアクリニックの場合
当院では施術後のアフターケアとして軟膏ではなく皮膚の保湿に優れているアーユルヴェーダオイルを使用しています。こちらは料金の中に含まれておりますのでご安心ください。また、炎症止めの薬の処方も必ず行っておりますので赤みが見られた場合はお使いください。もし毛嚢炎や火傷などの症状が見られた場合は無料で診察・薬の処方を致します。
(クレアクリニック新宿院より回答)
KMクリニックの場合
肌へのダメージが少ない機器を使用しているため、アフターケアで軟膏を塗る必要はありません。ただし必要に応じて炎症予防の軟膏を処方する場合があります。処方された場合は、しっかりと使用するようにしてください。
(KMクリニック新宿院より回答)
患部を清潔に保つ
レーザー脱毛後の赤いポツポツはばい菌が侵入してしまったことに対する免疫反応です。中に入ったばい菌は徐々に死滅していきますが、次々と侵入してきてしまう状況であれば炎症は改善されません。
少し治ってきたと思ってもお肌は通常より弱っている状態ですので、清潔に保つように心がけましょう。特に、浴槽やプールなどの水に浸かると、空気中よりも多くのばい菌が潜んでいるため、症状を悪化させてしまう原因となります。施術後1週間程度は、シャワーだけ浴びるようにして、プールや海にも入らないようにしてください。
毛嚢炎になってしまったら
毛嚢炎に関しても、軽い症状の場合は1週間程度時間が経てば完治するので心配はいりません。軟膏を塗って清潔に保ちましょう。おすすめの軟膏はオロナインH軟膏です。主成分のクロルヘキシジングルコン酸塩水は、毛嚢炎の原因となる黄色ブドウ球菌に対して効果があるとされています。
しかし、毛嚢炎が深いところで炎症を起こしてしまうと軟膏を塗っても治らないことがあります。
皮膚の深い部分での炎症の場合、強く腫れて赤みも拡大し、痛みを伴うこともあります。そうなると、抗生物質を内服薬として処方してもらうことが必要になってきます。
なかなか治らないな、と思ったらすぐにクリニックに連絡してください。
毛孔性苔癬になってしまったら
毛孔性苔癬になってしまった時の対処法として、尿素配合の市販薬を塗ることが挙げられます。例えば、ケラチナミンやメンソレータムのクリームです。こういった薬を継続して塗ることで、ぶつぶつがだんだんと薄くなっていきます。
その際も肌を乾燥させないように気をつけ、ぶつぶつをこするなどの悪化を助長するような行為はやめてください。
レーザー脱毛で黒いポツポツができてしまった時の対処法
黒いポツポツはレーザー脱毛が表面の毛以外にも効果を発揮したときにおこる症状です。多くの場合は一時的なため、問題はないです。
しかし夏場の露出が多い時期に埋没毛のような黒いポツポツがあるのは恥ずかしいと思う人には、肌の代謝を高めるケアをすることをおすすめします。
ほとんどの場合は1週間程度で自然に治る
黒いポツポツも赤いポツポツと同様に、時間が経てば自然となくなります。加えて、黒いポツポツは炎症ではなく毛が出てきていないだけなので、健康上の問題もないです。
ただし、軟膏などを塗っても肌が自分で排出しない限り埋まったままなので、早く治したい人には厄介な症状です。
早く治したい人におすすめのケア
早く治すためには体の代謝機能を活発にする必要があります。代謝をよくするにはいろいろな方法がありますが、お肌の代謝を良くして黒いポツポツを治すのに必要なことをピックアップしてみました。
規則正しい生活をする
お肌の代謝、すなわちターンオーバーを促すには規則正しい生活が必要です。
具体的には、十分な睡眠とバランスの良い食事です。この2つが守られていないと、新しいお肌はなかなか作り出されません。できるだけ早く睡眠をとり、たんぱく質やA・C・E・B群といった各種ビタミン、亜鉛を含む食品を積極的に摂取しましょう。
入浴で血流を促進する
食事で摂った栄養素をしっかりお肌まで届けることも大切です。吸収された栄養は、血液に乗って全身に供給されます。この時、血行が悪いと栄養が行き届かなくなってしまいます。冷え性の人はこの傾向が強いです。
血行の改善には入浴が良いです。中でもおすすめなのが、ぬるま湯にゆっくり浸かる入浴方法です。体を芯から温めるためには、37~39℃のお湯に15分以上浸かるようにしてください。
また、湯船に浸かっている時間が長いほど、血液が末梢の毛細血管まで行き届くので、冷え性の改善にも効果が期待できます。
ボディローションなどで保湿する
肌が乾燥していると、乾燥した表面が邪魔になって毛が外に排出できなくなってしまいます。ローションや保湿クリームなどで保湿して、毛が出てきやすいような状況を作り出してあげることも大切です。
また、保湿は代謝を高める手助けにもなるので、そういった観点からも効果が期待できます。
レーザー脱毛後のブツブツはアフターケアで治まる
レーザー脱毛後の赤いブツブツや黒いポツポツは、施術後の正常な反応なので、1週間もすればきれいに治ります。レーザー脱毛はエステ脱毛よりも高いエネルギーを照射しているので、赤くなっていたりすると失敗したのかと心配する気持ちもわかりますが、正しいケアを続けていれば痕は残らないので安心してください。
ケア方法としては、どちらの症状も保湿ケアと患部を清潔に保つことが挙げられます。ローションや軟膏を塗り、お風呂は控えるようにして少しでも早く治るようにがんばりましょうね。
また、ポツポツと一緒に生じることもある、お肌の赤みに関しては別の記事にまとめてありますので参考にしてみてください。