ダイエット大作戦
我が家の自閉症児達はみんな太り気味、いや太りすぎです。末っ子でまだ5歳のアオはまだまだ標準プラスの域を出ませんが、長男ユウと長女アイは完全に体重超過です。
ちょっと前にも書きましたが、私は8キロの減量に成功しました。
「もうやめようよ~年取ってからあんまり痩せると貧相だよ~。」
と、とーちゃんはダメだしをしています。この姿が見慣れないせいもあるのでしょうが、確かに我ながら顔のシワは増えたように思います。
私がこのような過激なダイエットを強行したのにはいくつか理由があります。健康診断にひっかかりたくない一念であったり、自家中毒でゲーゲー吐いているユウに付き合って一緒に吐いていたり・・・。しかし、ここにもう一つ理由があります。
長女のアイは17歳。前々から書いていますが、男前な性格が災いしていっこうに女子高校生らしくなりません。だから自分の体型にも無頓着で相当太ってしまいました。
高校に入ってから少しは痩せたのですが、一進一退。ちょっと気を抜くとあっという間に逆戻り。
アイは3人の中で1番味覚過敏が厳しい子です。辛いのはもちろん、苦いのも炭酸もすっぱいのも脂っこいのも魚くさいのもみんなだめ。末っ子のアオが焼き魚とかすっぱいもの好きでカラシ酢味噌とかグレープフルーツを好んで食べるのとは対照的に、アイはダメなものはダメ、と我が道を突き進んでおります。そのため、極端に食べれる物の範囲が狭まってしまい、学校給食にさえ苦戦している有様です。
偏食はダイエットの大敵です。それより何より、まずは
「ちっとは痩せねばならん!」
と言う意気込みを本人に植え付けなくてはなりません。重度障害のユウは痩せないといけないという概念どころか、痩せるとはなんぞや、と言うことからして理解の範疇外です。でも、IQ70はあってプライドも高いアイならもしかすると自力で痩せなくてはならないと言うことがわかってくれるかもしれないと、私はそこに賭けてまず自分がダイエットをして見せようじゃないかと腹を括ったのです。
私の体重が落ちだして明らかに体型が変わってきても、アイは
「そうか~?」
と言う感じでちっとも相手にしてくれませんでした。私は挫折しそうになる心に鞭打ってひたすらアイの目から見てもわかるようになってやろうと自分を励ましました。そうこうする内に自分が食べても吐いてしまうようになり、ダイエットはわずか一月半あまりで8キロを落とすと言う大変体に悪い結果になってしまいました。これでは拒食症になってしまいます。
しかし、苦労の甲斐あってとうとう
「どうだ、ちっとは痩せたでしょう?」
と言う私の問いにアイがうんとうなずいた日がありました。やった!私の勝ちだ!ダイエット終了です。
それから、私はダブダブになって着れなくなった服をどんどんアイにあげてしまいました。
「もう着れないから。」
そして、体型の出るような服を次々買っては
「どうだ!」
とアイに見せてやったのです。それでもアイは我関せず、と言う風だったのですが、ここに来て食に変化が現れました。
あんなに野菜嫌いだったアイが、食事の時に必ず出す蒸し野菜を中心に食べるようになったのです。そして、盛ったご飯も多ければ残すようになりました。その内大好きな肉料理も手を出さない日が出てきたのです。外食時も考えて食べているようで、外で食べて帰ってきても体重が増えなくなりました。甘いものはかわいそうなので制限していません。
毎朝の体重計測はユウとアイの日課になっていますが、そんな感じでアイは自分で努力するようになってきたので当然体重が落ちてきました。そうなればしめたもんで、コソコソしていた体重測定も、毎朝少しでも減っていれば誇らしげに私に見せるようになってきたのです。
それから、私はどんどんあげていた服のサイズを少しづつ下げてみました。
「これが入ったら大きいサイズ売り場じゃなくて、普通の売り場で服が買えるよ!」
と励ましながら、入ったら大げさなぐらい褒めてやるのです。そうやって目に見える成果を示してやって、初めて自閉傾向のある子供は実感がわくのです。もらった服が入れば嬉々として着て出かけるし、入らなければ
「もうちょっとがんばる!」
と言うように本人が変わってきたのです。なんでも口うるさく言うばかりではなく、目で見れるように示してやらないと理解しづらいのが自閉症スペクトラム。
しかし、今回のダイエット作戦は自身の身を切るようなやり方をしたので成果は事のほか嬉しくてたまらないのです。子供に痩せろと言って自分が太ってるなんて言語道断です。
しかし、この後リバウンドだけはせんようにと自分も毎日ハラハラしながら体重測定をしている母なのでした。
我が家の自閉症児達はみんな太り気味、いや太りすぎです。末っ子でまだ5歳のアオはまだまだ標準プラスの域を出ませんが、長男ユウと長女アイは完全に体重超過です。
ちょっと前にも書きましたが、私は8キロの減量に成功しました。
「もうやめようよ~年取ってからあんまり痩せると貧相だよ~。」
と、とーちゃんはダメだしをしています。この姿が見慣れないせいもあるのでしょうが、確かに我ながら顔のシワは増えたように思います。
私がこのような過激なダイエットを強行したのにはいくつか理由があります。健康診断にひっかかりたくない一念であったり、自家中毒でゲーゲー吐いているユウに付き合って一緒に吐いていたり・・・。しかし、ここにもう一つ理由があります。
長女のアイは17歳。前々から書いていますが、男前な性格が災いしていっこうに女子高校生らしくなりません。だから自分の体型にも無頓着で相当太ってしまいました。
高校に入ってから少しは痩せたのですが、一進一退。ちょっと気を抜くとあっという間に逆戻り。
アイは3人の中で1番味覚過敏が厳しい子です。辛いのはもちろん、苦いのも炭酸もすっぱいのも脂っこいのも魚くさいのもみんなだめ。末っ子のアオが焼き魚とかすっぱいもの好きでカラシ酢味噌とかグレープフルーツを好んで食べるのとは対照的に、アイはダメなものはダメ、と我が道を突き進んでおります。そのため、極端に食べれる物の範囲が狭まってしまい、学校給食にさえ苦戦している有様です。
偏食はダイエットの大敵です。それより何より、まずは
「ちっとは痩せねばならん!」
と言う意気込みを本人に植え付けなくてはなりません。重度障害のユウは痩せないといけないという概念どころか、痩せるとはなんぞや、と言うことからして理解の範疇外です。でも、IQ70はあってプライドも高いアイならもしかすると自力で痩せなくてはならないと言うことがわかってくれるかもしれないと、私はそこに賭けてまず自分がダイエットをして見せようじゃないかと腹を括ったのです。
私の体重が落ちだして明らかに体型が変わってきても、アイは
「そうか~?」
と言う感じでちっとも相手にしてくれませんでした。私は挫折しそうになる心に鞭打ってひたすらアイの目から見てもわかるようになってやろうと自分を励ましました。そうこうする内に自分が食べても吐いてしまうようになり、ダイエットはわずか一月半あまりで8キロを落とすと言う大変体に悪い結果になってしまいました。これでは拒食症になってしまいます。
しかし、苦労の甲斐あってとうとう
「どうだ、ちっとは痩せたでしょう?」
と言う私の問いにアイがうんとうなずいた日がありました。やった!私の勝ちだ!ダイエット終了です。
それから、私はダブダブになって着れなくなった服をどんどんアイにあげてしまいました。
「もう着れないから。」
そして、体型の出るような服を次々買っては
「どうだ!」
とアイに見せてやったのです。それでもアイは我関せず、と言う風だったのですが、ここに来て食に変化が現れました。
あんなに野菜嫌いだったアイが、食事の時に必ず出す蒸し野菜を中心に食べるようになったのです。そして、盛ったご飯も多ければ残すようになりました。その内大好きな肉料理も手を出さない日が出てきたのです。外食時も考えて食べているようで、外で食べて帰ってきても体重が増えなくなりました。甘いものはかわいそうなので制限していません。
毎朝の体重計測はユウとアイの日課になっていますが、そんな感じでアイは自分で努力するようになってきたので当然体重が落ちてきました。そうなればしめたもんで、コソコソしていた体重測定も、毎朝少しでも減っていれば誇らしげに私に見せるようになってきたのです。
それから、私はどんどんあげていた服のサイズを少しづつ下げてみました。
「これが入ったら大きいサイズ売り場じゃなくて、普通の売り場で服が買えるよ!」
と励ましながら、入ったら大げさなぐらい褒めてやるのです。そうやって目に見える成果を示してやって、初めて自閉傾向のある子供は実感がわくのです。もらった服が入れば嬉々として着て出かけるし、入らなければ
「もうちょっとがんばる!」
と言うように本人が変わってきたのです。なんでも口うるさく言うばかりではなく、目で見れるように示してやらないと理解しづらいのが自閉症スペクトラム。
しかし、今回のダイエット作戦は自身の身を切るようなやり方をしたので成果は事のほか嬉しくてたまらないのです。子供に痩せろと言って自分が太ってるなんて言語道断です。
しかし、この後リバウンドだけはせんようにと自分も毎日ハラハラしながら体重測定をしている母なのでした。
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