美容皮膚科・外科専門ドクターによる”お悩み解決 ”ビューティー トーク
太股や脚にぶつぶつができる原因と治療法
その1. 太股や脚のぶつぶつの原因とは?
太股や脚にできるぶつぶつの症状は、大きく分けて2つの原因が考えられます。それぞれの原因について説明いたしますので、思い当たる行動や特徴などについて確認してみましょう。
間違ったムダ毛処理
多くの女性は、脚のムダ毛をカミソリや毛抜きなどで処理しているのではないでしょうか。実は、誤った処理方法によって肌が傷ついてしまうことも多いため、注意が必要です。
カミソリを誤って使用することで、肌にダメージを与えてしまうと、毛穴から細菌が侵入して炎症を引き起こす可能性があります。さらに、皮膚に炎症が起こることで色素沈着につながり、ぶつぶつや赤み、黒ずみなどの肌荒れ状態へと進行することが考えられます。
また、毛抜きなどで毛穴を傷めることで、出血や炎症、毛の埋没が発生して毛穴周辺が盛り上がってしまうこともあり、これらのトラブルがくり返されることで色素沈着につながる傾向があります。
毛孔性苔癬
毛孔性苔癬とは、古い角質が毛穴周辺に溜まって角質層が肥厚し、角栓が毛穴をふさいでぶつぶつとした症状になる皮膚疾患です。ニキビと似ていますが、細菌の繁殖によって炎症が起きているわけではないため、痛みやかゆみはなく、長く症状が出るところが違います。太ももの他、二の腕や背中、お尻に発症し、若い世代や肥満気味の方、敏感肌の方に多く見られます。
遺伝性が強く、両親の片方に症状があると、子どもに遺伝する率が高くなります。10代では50%と高い発生率で、年齢とともに治る傾向があります。また、妊娠や出産を機に発症することもあり、ホルモンバランスが関連しているとも考えられます。
その2. 心がけたい太股や脚のぶつぶつ対策
太股や脚にぶつぶつができてしまったら、以下のような対策を心がけるようにしましょう。
肌に負担をかけない
ムダ毛処理の際、毛の根元や皮膚を傷つけて炎症を招きやすいため、毛抜きはおすすめできません。また、カミソリを使用する場合も、皮膚に刺激を与えたり傷つける要因となるため、回数を減らしたり毛の流れに沿って剃るなど肌へ負担をかけないための工夫が必要です。
ただ、体毛が濃くムダ毛処理が欠かせないような方には、ご自宅でのケアではなく「レーザー脱毛」による治療がおすすめです。光脱毛に比べて1回の治療効果が高く、1ヶ月半~2ヶ月間隔で治療を続ければ1年ほどでかなり毛は薄くなるので、結果的にムダ毛処理をする必要がなくなり肌への負担を減らすことができます。
十分な保湿ケア
ムダ毛処理後は、しっかり保湿することが大切です。カミソリで剃ると、肌表面の角質も取ってしまうため、本来備わっている保湿機能が損なわれ、乾燥しがちな状態になるためです。
入浴後やムダ毛処理後には、ローションなどで水分を補給し、乳液やクリームを塗るなど、十分な保湿を心がけましょう。
その3. 太股や脚のぶつぶつが治らない方は「毛孔性苔癬」かも
上記の対策を行っても症状の改善が見られない場合や、ずっとぶつぶつが治らないという方は「毛孔性苔癬」の可能性があります。
毛孔性苔癬ならレーザー治療
毛孔性苔癬は、毛穴の中に及ぶ皮膚トラブルであり、肌深層に症状が及んでいます。そのため、ピーリングなどの表面ケアでは根本からの治療が困難です。
当院では、肌の深部に作用して、ぶつぶつができた皮膚を生まれたてのすべすべ肌に入れ替えることができる『フラクセル』を使ったレーザー治療をおすすめしています。
1回の施術で5~15%程度の皮膚を入れ替えることが可能なので、少ない回数で肌が滑らかに変化していく効果が見られます。さらに、コラーゲン生成が促されるため、美肌効果も期待できます。
継続的に治療することで、ぶつぶつや色素沈着の改善に加え、美しく透明感のある肌が実現できます。
「脱毛×毛孔性苔癬」のダブル治療で理想の美肌へ
より美しい太股や脚を目指すなら『レーザー脱毛』の治療後に『フラクセル』で毛孔性苔癬治療を受けられると大変効果的です。
まず、『レーザー脱毛』で毛を薄くしてあげることで、毛穴周辺の肥厚した皮膚をやわらげ、毛穴の開きを改善します。その後、『フラクセル』によるレーザー治療で肌を入れ替えを行い、肥厚して硬くなった毛穴周辺の皮膚を根本から解消することで、触りたくなるような滑らかな美肌へ改善することができます。
太股や脚のぶつぶつは改善が可能です。
ご自宅での適切なボディケアや過ごし方についても丁寧にご説明しますので、どのようなことでもお気軽にご相談ください。