結論から申しますと、良く噛んで食べることでワキガが治る訳ではありません。しかし、よく噛むことによってワキガ改善につながるたくさんの効果を得ることができるのです。


さらにそれはワキガだけではなく、美容と健康にもつながりますので是非、実践して頂ければと思います。それでは「よく噛んで食べること」がなぜ良いのかについて解説していきます。


「噛んで食べること」を咀嚼(そしゃく)と言います。咀嚼には様々な役割があります。



咀嚼の役割



① 食べ物を細かく噛み砕いて、消化吸収しやすくする。


② だ液の分泌を促進します。だ液の消化酵素が食物を分解し、口に入ってきた雑菌やウイルスを殺菌し口の中を清潔に保ちます
  だ液が少ないとう消化の効率が下がり、口臭が出たり虫歯になりやすくなります。


③ 咀嚼運動により、脳内の血流が増加し、覚醒効果やリラックス効果を生みます。


④ 顎の筋肉を使いますので、顔が引き締まり、小顔効果やシワやたるみの改善につながります。


⑤ 咀嚼回数を増やすことにより、脳の満腹中枢神経を刺激するので、少ない食事で満腹感を得られるので、食べすぎを抑え
  ダイエット効果も期待できます。



「よく噛んで食べること」がなぜワキガ改善につながるか?



① 食べ物がしっかりと消化・吸収されればワキガ臭のもとになる老廃物や腐敗物が発生しない

ワキガの原因であるアポクリン汗腺から出る汗のもとは胃腸や肝臓で消化、吸収されなかった老廃物です。咀嚼の回数を増やして、だ液をたっぷり出しながら噛むことで食物の消化吸収率は飛躍に上がります。食べたものがしっかりと消化・分解・吸収されれば余剰な老廃物が出ないため、体内で酸化や腐敗が起こりにくくなり、クリーンな状態を保つことができます。したがってワキガ臭のもとになる材料(老廃物)がなくなるので、アポクリン汗腺も汗をつくり出せなくなる訳です。



② 噛むことで体全体の消化酵素の使う量を節約できる。あまった酵素は他の代謝活動に使用され体内の好循環が生まれる。

人間のすべての生命活動には酵素が関わっています。消化、吸収、輸送、排泄、いわゆる「代謝」は酵素が無ければ成り立ちません。体内の酵素量には限りがあります。良く噛んで食べないと食物の消化がしにくくなるので、体は何とか消化しようと大量の酵素を消化の為だけに投入します。そうすると消化にばかり酵素を使われ、他の活動が制限されてしいます。例えば、肝臓の分解機能が制限されれば体内の解毒が進まなくなり、老廃物が溜まりそれが血液中に溶け出し、アポクリン汗腺から分泌されワキガ臭となるのです。



③ よく噛む事で脳内の血流が増え精神的に安定してストレスを軽減でき、精神性発汗の低減にもつながる

ストレスは万病の元です。いかに耐ストレス性を高めるかが健康へつながります。咀嚼運動は顎まわりの筋肉を使うので、筋肉がポンプの役割を果たし、脳へ血液を送り込むのです。血流が良くなった脳は活発に働き、精神的に安定してストレスを遠ざけてくれます。ストレスにより代謝が悪くなりドロドロ血や汚れた腸内環境を作ってしまえばワキガの温床になります。それを防ぐためにも咀嚼して脳の血流を確保することが大事です。また精神的に安定しれば脇の下の精神発汗を抑制できます。余分な汗はワキガを助長するだです。この「耐ストレス」と「精神発汗抑制」の2つの効果を得るためにも咀嚼はとても重要です。



③ 咀嚼は満腹中枢を刺激し腹八分目を実践しやすくなる。

ワキガの原因は食べ物です。究極を言うと食べなければワキガ臭は発生しません。しかし、食べなければ生きていません。そこで大事なのがいかに食べすぎを防ぐかと言う事です。医学的にも腹八分目、いや腹六分目をすすめる先生もいます。ワキガ臭の材料になる老廃物質が多く発生する最大の要因は食べすぎです。胃腸や肝臓などで消化・分解・吸収しきれなかったものが老廃物になります。人間食いだめはできません。一度に吸収できる量はたかが決まっています。吸収量を上回る量を食べればそのまま老廃物が増えるだけです。ですので咀嚼回数を増やして脳が少しの食事で満腹感を得られるように、ゆっくり時間を変えて何度も噛みましょう。



厚生労働省では、一口30回以上噛んで食べることを目標とする「噛みんぐ30」(カミング30)を提唱しています。でも実際にやってみると30回噛むのはけっこう大変です。


しかし、「ワキガ改善と美と健康」が手に入りますので習慣化する価値は大きいと思います。

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