毛髪の健康 デトックス

頭部からのデトックス

頭部からのデトックスと言う場合は髪からと地肌からのデトックスがあります。
一度概要としてまとめてみます。

 

1.髪からのデトックス
 髪が健康にすくすくと育ち、ヘアサイクルに従って抜け落ちる場合、毛髪自体に含まれる有害金属も体から排出されることになります。
 言うまでもなく、健康ですくすく育つ髪の育成が必要です。

 

2.地肌からのデトックス
 地肌からのデトックスには汗からのデトックスと皮脂腺からのデトックス及び垢としてのデトックスがあります。

 

2.1 汗からのデトックス
  汗にはアポクリン汗とエクリン汗があります。
 ①アポクリン汗
 アポクリン腺からの汗です。
アポクリン腺は、かつて人間が全身に持っていた汗腺で、単純な体温調節とともに、異性を魅きつけるフェロモンのような役割をしていたと考えられています。
今ではわきがの匂いなどの原因でむしろ嫌われものです。
アポクリン腺からの汗は毛穴に開口し、成分が水分、タンパク質、脂質、アンモニア、色素などを含む汗で、少し粘り気があり、ベトベトした汗です。
特に多く分布しているのが腋の下、外耳道、乳首の周辺、肛門近辺瞼、鼻等です。
もちろん頭部の地肌にもあります。
アポクリン汗腺は温度調節の他、ストレスによるホルモンバランスの乱れからも発汗が促進されますが、発汗によるデトックスとしては温度調節の方での一般的な発汗促進を考えればいいと思います。

 

 ②エクリン汗
人間が出す汗の殆どはこのエクリン腺からの汗です。
エクリン汗の成分はアポクリン汗に比べて薄く、ごく少量の塩分を含んでいますが、99%以上が水分なので、サラサラとした汗です。

 

 

汗の出る理由区分で分けると
・温熱性発汗
 暑い時(夏)や、運動した時に出る汗は、殆どがエクリン腺から出る汗なのでサラッとしています。
・精神性発汗
 緊張した時などに手の平やワキの下など局部的にかく汗を言います。
・味覚性発汗
 辛い物を食べた時などに出る汗を言います。
デトックス的にはやはり、体を暖めた時の温度調節、発汗による蒸発熱を奪うことによる体温維持がいいわけです。

 

2.2皮脂腺からのデトックス
 皮脂腺の活動を促進することは逆にべたべた地肌や毛根のつまりの原因になるマイナス要因が出てきます。
シャンプーのやり過ぎ等の時に、皮脂のとり過ぎの防衛として皮脂分泌を増やす等が副作用の多い例です。
いい方と考えられているのが岩盤浴で皮脂分泌が増えると言うのがあります。

 

2.3垢からのデトックス
 これは新陳代謝を良くしていくことが大切で、頭部だけでなく全身の健康状態の向上が結果として新陳代謝をよくします。
いろいろな健康法を吟味、自分に合った健康法をやりましょう。

 

 

いろいろ検討すると頭部からのデトックスと言っても、結局全身からのデトックスになると思います。
全身性と言うと腎臓、肝臓などデトックス関係の臓器の活動促進も含めての養生になってきますがここはもう少し絞って汗を如何にかくかにスポットを当てたいと思います。

 

発汗の制御は視床下部の中枢部の温度変化検知によって行われています。と言うことは中枢部を通る血流の温度変化をとらえてコントロールしているということです。
そのため、発汗を促進する方法の原則は体温を外的、内的方法によってあげることです。

 

外的方法
・季節の温度変動を出来るだけそのまま受け止めた生活をする。
 エアコンの使い過ぎは暑さ寒さに対する感受性を弱め、関連の機能を劣化させます。
 例えば、暑い時に汗をかかないでいいようにクーラーを使いすぎると汗腺機能が劣化し、休眠状態になるそうです。
いざと言う時に汗が出ないことになってしまいます。
2010年の熱中症の死亡者が多かったのは、猛暑だったほかに、汗腺機能の劣化が大きい要因だったのではと思います。
・入浴
 気持ちいい入浴は発汗デトックスに最適です。
お風呂、温泉、サウナ、岩盤浴等で汗をかく工夫をしていきましょう。
原則はそれなりの入浴時間が必要だと言うことだと思います。
血液が体をひとめぐりするのに約1分かかると言います。
半身浴で20~30分、サウナは一回5分以内とか標準的な数値があるのでそれで汗が十分出るような体つくりが必要かもしれません。
シャワーでは発汗に関してはだめ。

 

内的条件
・運動
 何といっても運動して汗をかくのが一番です。
 これもやり過ぎは禁物ですが、自分に合った運動を探して継続してやりましょう。
 継続することにより新陳代謝も促進され、汗腺機能を増進、冬眠汗腺も起こしましょう。
・体質改善
代謝が低い体質、冷え症を改善する
 運動不足は最も代謝を低下させる原因ですが、まず代謝とは何かについて知って、対策を考えましょう。
体温と基礎代謝の短期アップ法等も参考に改善を図りましょう。
自分の体質を調べてみて、そこからスタートするのもお勧めです。

 

最後に一つ、汗をかく時は必ず脱水症状にならないようにこまめな水分補給をしましょう。