大人ニキビは、肌のターンオーバーの乱れや活性酸素、乾燥、ストレスなど、様々な原因が重なって起こります。当てはまるものはひとつずつ改善して、ニキビのできにくい美肌を目指しましょう。

仕事や人間関係などの日々のストレス、生理、妊娠・出産などにより、ホルモンバランスが崩れ、皮脂分泌が過剰に。結果として毛穴を詰まらせ、大人ニキビの原因になってしまいます。

日々のストレス 生理、妊娠・出産
人間はストレスを感じるとストレスに抵抗するために男性ホルモンが多く放出されます。 男性ホルモンが必要以上に分泌されることで皮脂分泌が過剰になります。 女性には卵胞ホルモンと黄体ホルモンがあり、生理前や妊娠中には黄体ホルモンが増えます。黄体ホルモンはニキビを作りやすくする男性ホルモンに似た働きをするため、ニキビができやすくなるのです。
また、出産後は卵胞ホルモンが活発化するためホルモンバランスが乱れてニキビができやすくなります。

ストレスが原因の場合には、ため込まずにこまめに発散できる方法を探しましょう。暴飲暴食や不規則な生活習慣ではさらにニキビを悪化させる原因になります。肌にストレスを与えないように、規則正しい生活をこころがけましょう。

また、皮脂分泌が過剰になり毛穴が詰まりやすくなることで大人ニキビが起こりますので、皮脂をしっかり取り除けるような洗顔をしましょう。

肌は乾燥していると角質が硬くなり、毛穴のなかにある皮脂が外に排出されにくくなりニキビができてしまいます。大人ニキビができている肌はバリア機能が低下しているため、余計に水分を蒸散しやすい状態。さらに乾燥を招き、ニキビが悪化しやすくなります。

硬くなった肌を柔軟にするために、保湿をたっぷりしましょう。肌表面にのみ水分を与えても意味はありません。肌奥深くまで水分を浸透させる美容成分や、水分を逃がさない保水力のある美容成分を配合した基礎化粧品を選びましょう。たっぷりと潤った肌はニキビができにくくなり、肌機能の低下も防ぎます。

肌細胞は常に分裂を繰り返し、古い角質から新しい角質へと生まれ変わっています。この肌の新陳代謝のことを「ターンオーバー」と言い、通常28日周期で行われます。

しかし、ストレスや不規則な生活習慣、加齢などによってターンオーバーが正常に行われないと、古い角質層が皮膚表面に残り厚い層を作ってしまいます。すると、ニキビの原因となるアクネ菌が毛穴の奥に溜まった皮脂を栄養にして異常繁殖し、ニキビを作ります。

皮膚表面にいつまでも古い角質層が居座っていると、肌のターンオーバーは正常に行われません。古い角質層を取り除くには、ピーリング洗顔がおすすめです。古い角質を取り除き新しい角質に生まれ変わることで、潤いやハリ・弾力など肌本来の美しさを保つことができるようになります。

紫外線を浴びると肌はバリア機能が働いて角質が硬く厚くなります。バリア機能が低下すると肌は水分を保持する力がなくなり、乾燥状態に。肌が硬くなって乾燥すると、皮脂は閉じ込められ大人ニキビができやすくなってしまうのです。また、紫外線を浴びることでメラニンが形成され、ニキビ跡に黒いシミができてしまうことも。

紫外線は1年中降り注いでいるため、年間を通しての紫外線対策が重要です。日焼け止めに加え、日傘や帽子などで紫外線をカットしましょう。特にニキビ跡に紫外線が当たると、色素沈着が起こりやすくなるので要注意。

仕事や家事・育児などで忙しい現在において、生活習慣は乱れがち。しかし、不規則な生活習慣は肌のバリア機能を低下させ、アクネ菌が繁殖しやすい肌状態になります。

【肌にNGな生活習慣】

  • 脂っこい物、甘い物、極端に香辛料の強い物を頻繁に食べている
  • アルコールを飲む機会が多い
  • 食事時間が不規則
  • タバコを吸う
  • ビタミンが不足している
  • 睡眠不足
  • 化粧を落とさないで寝てしまう
  • 二キビを隠すために髪で顔を覆う

大人二キビは食事や睡眠などの生活習慣と密接に関係しています。現在の食生活や生活習慣を見直して、肌の抵抗力を高めましょう。

【食事】

緑黄色野菜を中心に、規則正しい時間にバランスよい食事を心がけましょう。

ビタミンA ニンジン、ほうれんそう、かぼちゃ、レバー お肌のターンオーバーを促します。
ビタミンB2・B6 卵、乳製品、海藻類、まぐろ、かつお、鶏ささみ 皮脂の分泌を抑制します。
ビタミンC サツマイモ、じゃがいも、赤ピーマン、アボカド、フルーツ、モロヘイヤ
コラーゲンの生成促進、抗酸化作用でニキビを防ぎます。
ミネラル 乳製品、キャベツ、穀物、カキ ホルモンバランスを整えます。
食物繊維 サツマイモ、ごぼう、きのこ、豆 便秘を解消し、脂質代謝を調整します。

【睡眠】

睡眠が不足すると自律神経が乱れ、皮脂分泌が増加します。肌の新陳代謝を促す成長ホルモンの分泌は夜10時~深夜2時の間に増えるので、この時間に眠り7時間以上の睡眠を心がけましょう。